2017年8月22日火曜日

アルバムとか関係なく、全部シャッフルして聴くという斬新なスタイルだから、音楽の未来が来たと思ったんだ - iPod shuffle (第四世代・Apple)

iPod shuffle (左:第二世代、右:第四世代)

携帯MP3プレイヤーが、CDやMDに取って代わったのは、ふた昔も前のことです。
中でも、アップルのiPodは、その存在感が、アイテムそのものの代名詞でした。

自分も、第一世代のシャッフルを永らく使いましたが、途中でタッチに換えました。
その時は、第四世代で32GBという容量の大きさに惹かれてしまったからです。

加えて、フルアルバムのデータ量を読み込んで再生できるCPUのパワーが欲しい。
シャッフルは、一曲一曲のデータをアップロードするのが、どうも原則みたいです。

だって、シャッフルの命名自体、曲をランダムに再生する機能から名づけられたもの。
だから、フルアルバムの大きなデータは、読み込みにすごい時間が掛かってしまう。

あの頃は、ジャズやロックのアーティストを尊重して、アルバム全体が聞きたかった。
このため、アルバム全曲で聞き続けて来たのですが、少し食傷気味になりました。

中には駄作っぽい曲もあるわけで、素直にアルバム全部で聞いていいのかどうか。
逡巡とする中、Jポップも掻い摘んで聞きたくなりまして、シャッフルに出戻りです。

それで、一曲一曲の音楽ファイルをかき集めて、百五十曲をアップロードしました。
最近の曲はほとんどないし、70~90年代にヒットした曲を中心にまとめております。

もちろん、道産子ゆえ、松山千春、中島みゆき、ドリカム等は絶対に外しません。
フォークデュオ”ふきのとう”のスマッシュヒット「白い雪」も、ようつべから落としました。

    
こうして、曲数がこの程度で繰り返し聞くと、飽きが来るのも早いような感じです。
やっぱり、携帯性を考えつつ、2GBの容量があれば良いかなとも、考え出しました。

まあ、これだと数百曲を取り込めるはずで、聞き込んでも飽きが来ないはずなのだ。
こうして、シャッフルを買い換えようと、ネットで調べたら、驚きの事実が分かりました。

なんと、去る七月末で、シャッフルもナノも販売中止だったのを、知りませんでした。
アップルのサイトでも、取り扱い製品自体の一覧から、見事に消えさっております。

ヨドバシの通販サイトでも販売終了だし、逆にアマゾンではプレミアが付いて高価。
どこか、在庫一掃セールはないものかと探しに探して、ビックカメラに行き着きました。

まだ、在庫僅少で残っていて、新潟とか地方の出店では、未だ残されております。
ラッキーと思って注文を入れましたけど、カラーも在庫に限りがあって青を選びます。

そんなシャッフルも、最近は、iPhoneやiPod touchの存在で影が薄くなっていました。
最後のアップデートは、シャッフルが数年前で、引退することは既定路線だったのか。

付属イヤフォン(上:シャッフル、下:iPod touch)

ただ、シャッフル自体は、ジョギングやウォーキングなど運動にもってこいのアイテム。
軽くて小型、クリップが一体化されたデザインで、ウエアに簡単に取り付けられました。

それに、値段もそんなに張らないし、もう一個ぐらい持っていても負担にはなりません。
というわけで、iPodシリーズは、やがては消え去るのかもしれないと思い始めました。

やはり、時代はスマホに機能が集約化されていくのかと思いつつ、スマホで音楽を聴きながらスポーツをするようなら、かさばって邪魔だけだろうし、ここはクリップつきのアイテムと言う便利さを見直しつつ、曲をシャッフルしながら聞くことのできた画期的なプレイヤーには、もう一度、目を向けてもらいたかったものだと思うのでありました。



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