2015年11月29日日曜日

暖冬は結構嘘っぱちで、人口雪だろうが、オープンしたゲレンデはこんなにある - 全国各地で営業中のスキー場

11月にしてはかなり強い冬型高気圧

これは、11月24日の天気図ですが、シベリア高気圧の張り出しは冬型です。
しかも、気圧が1046ミリヘクトパスカルと大型で自然と寒気を伴いました。

このため、これから数日間、全国の山間部では積雪を伴う天候になりました。
今までは、暖冬かもしれないと思っていたのですが、これで急転直下です。

平年並みの冬の季節がやってくるかもしれないと、改めて感じ始めました。
こうなると、ゲレンデをオープンしたスキー場もそろそろ出始めてほしいものです。

それで、ネットのゲレンデ情報サイトを漁ってみたところ、次のような状況です。
気温が急に下がったこともあって、スノーマシンを動かせたゲレンデが増えました。

<北海道>
ルスツリゾート 2015/11/26 予定通り
富良野 2015/11/28 予定通り
ぬかびら源泉郷 2015/12/1 合宿用コース予定
ニセコマウンテンリゾートグラン・ヒラフ 2015/11/28 順延・降雪次第
ニセコビレッジスキーリゾート 2015/12/1 予定?
ニセコアンヌプリ国際 2015/11/28 順延
中山峠 降雪次第 2015/11/25より開始
大雪山黒岳 降雪次第 2015/11/25より開始
スノークルーズ・オーンズ 2015/11/20 予定通り
サホロリゾート 2015/12/1 予定通り
サッポロテイネ 2015/11/26 予定通り
札幌国際 2015/11/26 予定通り
キロロスノーワールド 2015/11/28 予定通り
かもい岳国際 2015/11/28 順延・降雪次第
カムイスキーリンクス 2015/12/1 順延・降雪次第
アルファリゾート・トマム 2015/11/28 予定通り
<東北>
箕輪 2015/11/30 予定通り
グランデコスノーリゾート 2015/11/28 11/30・オープン
天元台高原 2015/11/29 予定通り
山形蔵王温泉 降雪次第
みやぎ蔵王えぼし 2015/12/1 予定通りなるか?
秋田八幡平 降雪次第
八甲田国際 降雪次第 11/29オープン
<関東>
狭山 2015/10/23 予定通り
※11/26より12/4まで臨時休業
鹿沢スノーエリア 2015/11/29 予定通り
ハンターマウンテン塩原 2015/11/28 順延
たんばらスキーパーク 2015/11/28 11/29オープン
<中部地方>
軽井沢プリンスホテル 2015/10/31 予定通り
アサマ2000パーク 2015/11/28 12月1日(火)へ順延
白馬八方尾根 2015/11/28 土日のみ限定オープン
湯の丸 2015/11/29 予定通り
竜王スノーパーク 2015/11/28 順延
野沢温泉 2015/11/28 順延・降雪次第
Hakuba47ウインタースポーツパーク 2015/11/29 予定通り
栂池高原 2015/11/28 予定通り
白馬五竜 2015/11/28 2015/11/29オープン
スノータウンYeti 2015/10/16 予定通り
ウイングヒルズ白鳥リゾート 2015/10/30 予定通り
スノーウェーブパーク白鳥高原 2015/11/21 予定通り
ホワイトピアたかす 2015/11/7 予定通り
※全長約1,000メートル、幅10~12mのアイスクラッシュゲレンデが滑走可能。
鷲ヶ岳 2015/10/30 前倒し10/1より
※アイスクラッシュゲレンデで滑走可能。

参考:スノーボーダーのための総合情報サイト  SNOWSTEEZ


というわけで、四国・九州地方でも、それぞれスキー場がオープンしておりました。
一方、マスコミは今年は暖冬だと言って、それが気候温暖化のせいとはやし立てます。

どうも、国連気候変動枠組条約(COP20)の話題作りで、仕込みそうな感じでしょう。
そんなことより、スキーヤー、ボーダーにとっては、”そんなの関係ねぇ!”と小島よしお風に叫びながら、天然だろうが人口だろうが、早く雪よ来いと、待ち焦がれるだけなのでした。



     

2015年11月26日木曜日

健康診断で呼び出されるたびに、サトちゃんに会うのを楽しみにしているのだ - 小西三誠堂薬局(東京都千代田区)

サトちゃん
(H27年11月26日撮影)

まあ、尿酸値が高かったり、レントゲンに変な影があったりすると呼び出しがあります。
ご存知のとおり、勤め人なら、年に一回の健康診断は、会社で必ず受けるわけです。

それで、検査が少しでも外れていると、指定の診療所で再検査を受けねばなりません。
会社の健康保険組合は、計機健康保険組合といいますが、診療所は東京にあります。

しかも、皇居が目の前の千代田区麹町なので、自宅の横浜からわざわざ出かけます。
このため、一日有給を取って出かける段取りですが、ちょっとした旅行なんですね。

こうなると、めったに訪れない東京見物を楽しんだりしますが、お目当ては秋葉原です。
趣味の電子工作で必要なパーツを買い揃えたり、登山用品店のニッピンを訪ねます。

いつもは、JR四谷駅から診療所まで歩きますが、ここから秋葉原駅へは乗り換えなし。
そんなかんだで、再検査の結果が悪かったらどうするか、なんていうのは気にしません。

だから、帰りは立ち寄って買物をするんですが、他にも大事な楽しみが一つありました。
それは、四ッ谷駅から診療所まで新宿通りを歩く途中で、通り過ぎる薬局なのでした。

名前は小西三誠堂薬局といって、江戸時代創業の老舗だとネットで紹介がありました。
ここでは、サトちゃん・サトコちゃんのマスコットキャラクターが店頭で待ち受けています。

これは、佐藤製薬の小象キャラクターなんですが、会社は家庭向け医薬品で有名です。
特に、テレビCMでもおなじみの栄養ドリンク”ユンケル”は、よく知られた商品でしょう。



ところで、自分が見かけるときは、二人でペアルックになっている場合が多いのです。
四季折々にちゃんと衣替えをしてくれているところが、実にかわいいのでありました。

また、グーグルマップから拝借したお店の写真は、撮影が夏らしい感じがします。
ペアルックではありませんが、サトコちゃんの半そでワンピースが似合っていますね。

それで、自分が訪れる時期は、いつも秋から冬のことで、夏服を見たことがありません。
残念なのですが、記念に撮影したコレクションを紹介しておこうかと思います。




”S”のワンポイントをあしらったセーターを着込んだ服装を見たのは、だいぶ昔でした。
サトちゃんは、男の子らしくブルーの地で、サトコちゃんは女の子らしく、赤い色でした。

それから、二年くらい経って、ダッフルコートのバージョンを見たのですが、お洒落です。
しかも、サトコちゃんは、イエローのマフラーを首に巻いているのですが、かわいらしい。

というわけで、診療所の関係者が、マスコットの存在を知らなかったので驚きました。
このため、前回の再検査の時には、ここを訪ねる楽しみが別にあるのだといって紹介したら、みなさん興味を持ってくれた分けでして、急に寒気が入り込んで一気に冬のスキーシーズンに入ってしまったこの寒さでは、サトちゃん・サトコチャンも、ダッフルコートに急いで着替えなくちゃと、つい思ってしまうのでありました。


おまけ:
薬局の位置
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2015年11月23日月曜日

冬が来れば、雪国は身動きがままならないので、来年のお楽しみを紹介するね - 十日町市(新潟県)

グーグルドライブはこちらから
抜粋でページをご覧ください

これまで、色々なゲレンデを紹介した中には、手落ちがあったりしています。
つまり、関連するパンフレットが、後からごっそり見つかったりするのです。

紙袋に雑然としまいこんであって、ちゃんと整理しているわけでもありません。
このため、自分の記憶だけで、そういえばあったかなとか思い出して探します。

今回は、スキー行に関わる日帰り温泉のパンフを、大々的に探しなおしました。
見つかった資料を見直しますが、スキーとはあまり関係ない場所も訪れています。

それが意外に多かったりして驚いたのですが、よく出かけたもんだと思いました。
まあ、これまでは近場にゲレンデがあれば、ネタに引っ掛けて紹介して来ました。

このため、上越国際当間スキー場のある十日町市には、国宝と芸術を絡めました。
この都市は、特色のある美術館があったり、国宝を陳列する博物館が存在します。

ただ、投稿ではその施設に軽く触れただけで、パンフも未だ紹介していません。
実際には、確かあったかも知れないなーと思うだけで、探しきれませんでした。

だから、今回の整理は、自分的な十日町市の大発見につながったわけなのです。
冒頭は、自治体の観光パンフですが、ネタ絡みの場所がちゃんと紹介されています。

そして、十日町市博物館、星と森の詩美術館のパンフも見つかってまいりました。
こういった資料を改めて見直すと、展示収蔵品のことが鮮明に思い出されます。

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しかも、平成十六年の新潟中越地震では、貴重な文化財も大きく被害を受けました。
国宝の火焔土器をはじめとする縄文式土器は、ほとんどが破損してしまったのです。

展示棚から落下してしまったみたいで、現在は、何年か掛けて修復されています。
ただ、文化庁の指導もあって、三分の一程度しか展示されていないとありました。

これまでは、「笹山遺跡出土品」(国宝)が一括して展示の方針だったようです。
それが、地震の被害が甚大だったから、文化財保護が優先されたのかもしれない。

そんな風にも思えるのですが、他方、星と森の詩美術館は被害が軽くてすみました。
屋外彫刻などに多少のずれが生じたり、石垣が崩れただけなようで、ほっとします。

ネットでは、こういった白井克也さんが被害状況をまとめていて、参考にしました。
さて、この美術館ですが、私が訪ねた当時、栗原信秀の日本刀を展示していました。

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この刀工は、ウイキペディアの日本刀の欄でも、少しですが紹介されておりました。
幕末の名工、源清麿(みなもとのきよまろ)の弟子筋で、清麿なら知っております。

時代小説の鬼才、隆慶一郎が「鬼麿斬人剣」で紹介して、つとに名が知られました。
自分も読みましたが、この清麿に師事した巨躯の野人・鬼麿が主人公で活躍します。

伊賀組との死闘が、八番勝負となってあらすじが展開されますが、実に痛快なのだ。
まあ、このネタを書く上で調べて分かったのですが、見た当時は深くは知りません。

そして、清麿が名工であったのも、その後に別の新書を通じて知ることになりました。
それは、小説家、牧 秀彦が「剣豪 その流派と名刀」で本人を紹介していたからです。

その弟子の作品を、ここで鑑賞したわけですが、刀剣は収蔵品の一部でもありました。
上に挙げた説明資料では、刀剣の美しさも、手が行き届いて丁寧に解説しています。

白黒の印刷でも、入館者へ理解を促す力のこもった配布資料だったんじゃないのか。
というわけで、そんな風に思い出しながら、最後に残ったミティラー美術館のことです。

これは、冒頭の十日町市の観光パンフに多少ですが載っていまして、参考になります。
こうして、ゲレンデネタで紹介した博物館・美術館については、改めて紹介し直すことができたことになり、地域振興のためになってくれればとも思うのでした。


おまけ:日本刀の美への手引き
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2015年11月20日金曜日

スキーシーズンまで、もう一息だから、寄り道話にでも花を咲かせようか - 各地の日帰り温泉施設(その2)

<クアハウス津南 (新潟県津南町)>
  
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色々調べてみると、近隣の観光物産館には”なごみの湯”がありました。
ただ、東北大震災の翌日に起きた地震が原因で、既に閉館してしまったようです。

規模もマグニチュードが6.7、最大震度6強と大きく、かなり揺れたようです。
このため、長野県北部地震と名づけられたくらいで、大震災の連鎖反応なのか。

その後、代わりの日帰り施設として、このクアハウスに内湯が新設されました。
そうなると、自分が浸かった湯船は、なごみの湯の方なんだと思いますね。

まあ、こちらの湯船に浸かったのか、今となってははっきり思い出せません。
ただ、このクアハウスのパンフレットだけは、しっかり持ち帰って来ました。

ところで、このクアハウスの近くには、マウンテンパークスキー場もあります。
昔は、マウントパーク津南だったのですが、個人的には昔の名前が好きなのです。

あの頃は、マスコットキャラクターが空飛ぶ”ももんが”でして、特徴的でした。
晴れた日には、ゲレンデからふもとを流れる信濃川の河岸段丘が見渡せます。

その眺めは圧巻でして、河岸段丘のお見本みたいな地形になっておりました。
もちろん、ももんが河岸段丘も、ネタで投稿させていただいております。

ところで、このクアハウス津南は、新潟県津南町にある公営の温泉施設です。
本当は、水着の必要な入浴用バーデゾーンや室内プールがメインの施設みたい。

ただ、前にも述べたように、すっぽんぽんで入浴する浴室も併設されています。
国道117号線沿いに立地していますので、当時も結構混み合っていました。
    
<河原温泉河原の湯(長野県茅野市)
  
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なんとなく温泉施設の道しるべを見つけて、運転しながらたどり着いた感じです。
日帰りの温泉施設としてはありふれていますが、八ヶ岳山麓の高原が気持ちよい。

確か、近くにある尖石縄文考古館を訪れた帰りだったんじゃないかと、思いますね。
ここには、国宝の”縄文のビーナス”と呼ばれる土偶が展示されていました。

もう一点、国宝の”仮面の女神”もありますが、見たかどうかは思い出せません。
それよりも、実物大の竪穴式住居が復元されていて、中に入ることができました。

意外と室内は広くて、これなら大家族でも暮らせたんじゃないかと思ったほどです
ただ、窓が無いので、入り口から差し込む光だけが頼りで、非常に薄暗かった。

そんな印象がありましたが、一方、自分がぜひ見たかったのは、黒曜石の石器です。
縄文時代の頃には、金属を溶かして鋳込んだりする知識は、未だありません。

代わりに、割れば鋭利になる、この石を使って、刃物がこの周辺で作られました。
そして、この尖石の石器が全国へ伝わっていったと、学校で習った分けです。

黒曜石の矢じり

北海道の遺跡でも発掘で明らかになっていて、実に広大なネットワークです。
不便な時代にどうやって流通していったのか、ちょっとロマンを感じました。

そんな、茅野市にある温泉ですが、ここは元来スキー場が集中したエリアです。
車山高原、エコーバレイなどが代表的ですが、この温泉は少し離れています。

このため、スキーシーズンには、帰り道に立ち寄るのがいいかもしれません。
寒い冬に、わざわざ野外の竪穴住居に入る、奇特な御仁はおりますまいて。

というわけで、今回はこの二つの日帰り温泉施設を紹介させていただきました。
これから、どんどん紹介していくつもりですが、立ち寄った季節が冬だけとは限らず、夏だったり秋だったりとバラバラだとしても、重複して近辺をスキーに滑りに行ったりしていますので、ブログの趣旨には適うつもりと、思ったのでした。


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2015年11月17日火曜日

スキーシーズンまで、もう一息だから、寄り道話にでも花を咲かせようか - 各地の日帰り温泉施設

正直に言いますが、ゲレンデのネタは、結構ストックを持っているのですよ。
でも、紅葉シーズンが里にやっと降りて来たくらいで、冬はこれからなのだ。

未だあったかくて、一生懸命に書いても、ちょっと気乗りしてきませんなー。
こうなりゃ、何かスキーにまつわる与太話でもして、少し寄り道しましょうか。

そういえば、若い頃は道の駅で車中泊しながら、滑りに出かけていました。
体力もあったし、一日券の元を取るまで滑走しまくったのは、若気の至りか。

夕方になれば、地元のスーパーやらコンビニで夕食の買い物をします。
それとともに、日帰り温泉を見つけたりすると、必ず立ち寄っていました。

そんな施設のパンフレットをもらっては、捨てずに今まで残したりしています。
ブログを書くようになって、記事を書きながら、こういったパンフを見返すのです。

ああー、立ち寄った、立ち寄ったと相槌を打ちつつ、思わず見返したりしてね。
懐かしい思い出もあったりして、そんなパンフをいくつかは紹介してきました。

ところが、つい忘れて紹介できずに、埋もれてしまったパンフもあったりします。
なので、今回はそういった類のパンフレットを、第一弾として紹介してみましょう。

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この稲子湯は、八千穂高原スキー場へ出かけるのに通過しました。
本来は、国道299号線から麦草峠を目指すのが、普通なのです。

ところが、シーズンの初めなので、雪が少ないからと冒険しました。
ショートカットを狙って走ったんですが、かなり危なかったのです。

今は禁止されているスパイクタイヤだったので、過信しておりました。
そんな思い出話を、記事としてアップしましたが、入浴じまいです。

早朝、立ち寄って道を聞いただけだったので、どんなお湯だったのか。
次回、行くとしたら、やっぱり八ヶ岳登山が目的になるんじゃないのか。

ところで、途中、道路は小海リエックススキー場のゲレンデを抜けます。
まあ、シーズン初めだったので通過できたのだと、今になって思います。

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この畦地温泉は、どのスキー場の途中に寄ったのか、覚えておりません。
ただ、そう遠くなく位置する古刹、雲洞庵が、冬季は閉鎖だったのです。

その後、拝観もできずに後にして、県道28号線を長いトンネルを通りました。
大月トンネルといって、1.5キロもの長さがあり田舎にしては、立派です。

場所に不似合いなほどのトンネルで、この記憶がこびりついていました。
だから、このドライブの流れで見つけて立ち寄ったのかもしれません。

この旅館「こいし」なんですが、宿泊予約サイト”じゃらん”でも見かけます。
スキーシーズン中、スキー客用の部屋も格安で提供されているみたい。

大浴場に近い湯船も、できたばかりで知られていないのか、自分一人。
結構、豪勢な思いで、どっぷりお湯に浸かって堪能させていただきました。

この辺りですが、魚沼盆地の東側、三国山脈の山麓に位置します。
JRの駅からはかなり離れているせいか、めぼしいスキー場もありません。

このため、都会の喧騒から離れて、ゆっくりできる雰囲気がありますな。
そして、三国川のほとりにありますが、実は川の名前を間違えていました。

なんと、”みくに”と呼ばずに”さぐり”と言うのが正解で、はじめてです。
一方、三国山脈の類推から、ずっと”みくにがわ”と読んでいました。

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このあさひ荘は、旧大島村にあり、日帰り入浴も出来る温泉施設でした。
国道253号線沿いにありまして、偶然、立て看板を見つけたのです。

キューピッドバレイスキー場を楽しんだ帰り道に、立ち寄ってみました。
上越市までもう少しなんですが、そこまで足を伸ばしても、日帰りなのだ。

若い時分は無茶苦茶をしても、体力がありますから、できるものです。
ただ、疲れた体をほぐしたい気持ちは、あったんじゃないかと思います。

こうして、立ち寄りましたが、かなりのお客さんでごった返しておりました。
その混雑がひどくて、楽しめる雰囲気も無く、早めに切り上げてしまいました。

沸かし湯でしたし、露天風呂もありませんでしたので、単なる風呂なのです。
今ひとつ、楽しめる要素が乏しくて、それでも村の娯楽施設だったのか。

村の三セク事業として、それなりに繁盛していたようですが、急転直下。
過疎化に加えて、中越地震以降は大きく利用者が減少してしまいました。

このため、恒常的な赤字体質は挽回できず、残念、三年前に休業しております。
それでも、何とか再開はしたのですが、昨年末には改めて休業となりました。

もう、営業をやり直すことは、できないんじゃないでしょうか。
村も上越市と合併しましたし、財政的な優先度が下がったのかもしれない。

というわけで、他にも日帰り温泉のパンフは雑多にありますが、先ずはこれにて。
これからは、折に触れてネタに詰まった時などは、紹介していきたいと思いますので、温泉ファンの皆さんも含めて、自分も立ち寄ってみたとか、思い出に浸っていただきたいと思うのでありました。



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2015年11月14日土曜日

バックカントリーで面白がってコースを逸脱する奴は、死を以って償うときもある - 全国各地のスキー場

けっこう、過激な警告標識!

最近のスキーシーズンでは、新手の遭難事故が相次いで発生しました。
新潟や長野で、『バックカントリー』といわれる遭難が頻発したのです。

これは、スキー場のコース外など整備されていない自然の中で起きます。
滑走禁止の、整備されていないゲレンデを、滑ったりするからでしょう。

なぜ、わざわざコースをそれて滑るのか、それは求めたのが雪だからです。
一方、コースは、安全に滑れるように圧雪で整備し、踏み固めています。

それが、コース外は、降った雪のままにふわふわのパウダースノーでした。
ここを滑り降りると、ふわっと浮くような独特の滑走の感触を楽しめます。

現在は、反りの大きい幅広板やら、道具も進化して滑りやすくなりました。
雪に埋もれず、浮かびやすくなっているから、誰しもが挑戦してしまう。

このため、未踏の新雪を求めて、コースを外れて山の中へ分け入るのです。
ところが、一度転んでしまえば、雪に埋もれてなかなか起き上がれない。

転んでしまうと、体力の消耗は自明の利で、道具を過信しすぎでしょう。
一方、こういった雪の性質を知らないボーダー・スキーヤーが多いのだ。

それは、雪が降っても、すぐに融けて消えるような場所から来ているから。
冬の季節に平地で、雪の消えない根雪の時期があるなど思いもしない。

北海道や東北の人間は、この根雪に、吹雪のある時期を知っています。
山の中まで入らなくても、深い雪に足をとられるのは、常日頃なのでした。

だから、安易に滑られると思って、勇んで入っていけば、後の祭りになる。
こういった人間は、冒頭のようなドクロマークで脅かす以外、ありません。

これは、アメリカのスキーリゾートでは当たり前で、ごく普通のようです。
この他、コースを外れると、雪崩や遭難の危険性を伝える標識もあります。

AVALANCHE = なだれ

まあ、エリア全体を監視するには、パトロール隊員の増強しかありません。
スキー場を見回り、コース外に出ようとする人に、注意はできるでしょう。

ですが、スキー場のコース外に出ていくのを、止める強制力はないのです。
勝手に出て行けば、スキー場に責任の無い旨は、はっきり宣告すべきなのだ。

だから、コースの外に出る場合は、自己で責任を全うすることになります。
つまり、最悪は死を以って、自分で落とし前をつけていただくことでした。

ということで、ひとたび遭難してしまいますと大規模な捜索が行われ、その捜索隊員の二次遭難のおそれもありますし、バックカントリーの事故をなくすにはどうすればいいのか、スキー観光地では真剣に取り組みんで頭を悩ませている、ということなのでした。



おまけ:
交通標識モドキでは脅しが効かんよ
警告:
あなたはスキーリゾートから出ようとしている。
ここが、あなたの決断する地点です。

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2015年11月11日水曜日

インドでは、新年明けましておめでとうをなんと言ったでしょうか - ムンバイ・チャトラパティ・シヴァージー国際空港(インド)


もうすぐ帰国と相成り、搭乗ゲートで出発を待っている最中なのです。
ここムンバイの国際空港は、未だ設備が新しくて、素敵な空の玄関口です。

特に、このゲート界隈は、革張りのリクライニングシートもあり、お洒落です。
以前の空港は、国内路線と兼用で、設備が手狭になったので引っ越しました。

雰囲気では、首都のデリー国際空港を意識して、対抗している感じもします。
デリーは、乗換えで一度使って印象が良かったのですが、ムンバイも負けない。

さしずめ、日本なら東の東京、西の大阪といった対立軸みたいな感じなのか。
確かに、デリーは政治の中心地ですが、ムンバイは商都、ビジネスの街です。

大阪に比べると地元経済の不振も見られず、依然、国内経済の中心でした。
そして、自分の働く会社が投資した工場が、このムンバイ近郊に位置しました。

だから、工場運営のコーディネーター役で、出張して来ているということです。
ただ、今回は出張が、ヒンドゥー新年のディワリ直前で、雰囲気が違いました。


ホテルロビーのデコレーション

一年で過ごし易い乾季が訪れたからでしょうか、みなウキウキしております。
本来は、宗教的な意味もあるはずですが、季節の変わり目が大事なのでした。

そして、このディワリに買い物をすると縁起がいいと、言われているのです。
特にショッピングモールでは、買い物客で人がごった返して、にぎわいます。

他方、そんな特別な行事が始まった、その日に、帰国するのが自分でした。
現地従業員にも帰国の挨拶をすると、なんと新年の挨拶で返してくれました。

”Happy Diwali !(ハッピー、ディワリ)”


あれっ、これって、どっかで聞いたことのあるフレーズだと、とっさに思いました。
そうか、英語のHappy New Year=ハッピーニューイヤーをもじったようです。
 
まあ、こちらでは、英語は準公用語ですから、程度差はあれ、誰もが話します。
この間も、サリー服姿の中年女性から、普通にSorryといわれてしまいました。

これは、英語で”ごめんなさい”を意味しますが、ごくごく自然な受け答えです。
自分は買い物中で、相手はご主人と通路をふさいでしまった時のことでした。

通り抜けたかったのですが、立ち止まると、ご主人が奥さんに目配せをします。
それで、振り返られてつい目線があってしまい、その時の自然なフレーズでした。 

駅そばのD-Martはマイ御用達

これは、D-Martというスーパーの出来事だったのですが、ディワリの直前です。
ごった返すのも当然でしょうが、このスーパーでは、現地の人しか来ません。 

私みたいな、顔つきの違う異邦人と分かって、英語で答えたというのでしょうか。
それにしては、答え方があまりに自然体でして、さすが英語が準公用語です。 

というわけで、こちらでは英語をしゃべるのが、当然なのだと、つくづく思いました。
仕事をしても、英語でコミュニケーションができてこそ、相手から尊敬されます。

もし、インドで工場を設立するのなら、英語の話せる駐在員を派遣しましょう。
その方が運営に当っては無難だと思えますし、自分自身も、こんな簡単な挨拶の経験を通じて、はっと思い諭されるほどだったのですから、準公用語の威力おそるべしと思ったのでありました。


     


  

2015年11月8日日曜日

昔はクラクションがけたたましかったけど、今は少なくて交通マナーがアップしたのか - ムンバイ周辺の自動車道路(インド)



先週末、通勤途中で、舗装道路をてくてくと歩くラクダを二頭見かけました。
ムンバイ近郊なので、付近には工業団地や、住宅地域がひしめいています。

こんなところで見かけるのは、非常に珍しいと思って、車の中からパチリです。
きっと、来週から始まるディワリー(ヒンズー正月)に駆り出されるのでしょう。

多分、街中を練り歩いてお祝いする行進の一隊に加わる趣向かもしれません。
農村部に行かない限り、こんな家畜に出会うのが、こちらでも珍しくなりました。

インド象と名づけらたぐらいですが、ゾウは、こちらに来て一度もみていません。
逆に、タイの方が観光ゾウ園があったりしますので、見かける機会はあります。

それで、この舗装道路の周囲は、まだ遠浅の干潟が残っている湿地帯です。
潮の満ち引きが緩慢で、マングローブが密生するという自然も残されています。

でも、大都会ムンバイが手狭になったせいか、こちらに開発の手が伸びました。
マングローブは伐採され、湿地帯は埋め立てられ、土地の造成が盛んなのです。

そんな、都会化が進んでいる中で、ノンビリ歩くラクダを見られたのは幸運でした。
スカイプを使って上さんと話していても、写真を見せてちょっとした話題にしました。

ところで、通勤のルートに使う道路は、工業団地など産業地域を通り抜けます。
このため、貨物車両の往来が錯綜していて、渋滞に巻き込まれる時もあるのです。

そんな時、大型車両を見ながら、よくこんなオンボロ車を使うなと思ったりもします。
しかも、ただ動いて荷台があって、貨物が載せられれば、それで商売するみたい。


それで、後部の荷台を開閉するあおり板には、奇妙な文句が書かれております。
上の写真では、”BLOW HORN"ですが、他には”HORN PLEASE”もあります。

つまり、クラクションを鳴らして下さいって、頼んでいるのですが、どうしてなのか。
よく見かけるのは、サイドミラーが付いていない大型車なんですね。

ちゃんと付いた車両も見ますが、わざと外したような車もよく見たりします。
どこかの記事を読んで覚えていますが、確か、もぎ取る運転手もいるとか。

つまり、運転は俺様ルールみたいなもんで、後方は一切お構いなしでした。
確認しないから、後ろに来たら自分からクラクションを鳴らし知らせろって。

開いた口が塞がらなくなりますが、元来、我の強いインド人らしい気もします。
つまり、追い抜く後続車がクラクションで知らせるべきだと考えているのです。

危険物を積載するローリー車だよ~ん

他方、クラクションを鳴らさないで近づく方が、危険運転とみなされてしまう。
どれだけ、道路交通法が日本と違うんだって思いますが、これがスタンダード。

だって、TATAが発売した自家用の小型車ナノに付かない車種がありました。
最安値のモデルには、サイドミラーがひとつしかなく、それで運転するのです。

というわけで、ここインドでは、車同士がぶつかる事故は、日常茶飯事でした。
ぶつけられる前に、俺が追い越すんだというクラクションは、宣誓みたいです。

やかましい保険とも言うべきか、他方、タクシーに乗ったら、クラクション代わりにホイッスルを吹きながらピピピーとけたたましくホイッスルで警笛を飛ばしまくって、車線変更をした運ちゃんもいたりして、とんでもない経験を、このムンバイではしてしまうということなのでした。


おまけ:




     

2015年11月5日木曜日

インドでも、毎日、七千歩ぐらい歩いて、足腰の鍛錬は欠かせません - フォーポイントホテルのジム(インド・ナビムンバイ)

左端がお気に入りのマシン

こちらでは工場までの通勤に、運転手さんを雇ってもらっています。
一方、会社も従業員の交通を確保するのに、通勤バスは出してはいます。

もし、バスを使うのなら、ごった返す鉄道に乗り、パンベルで降りねばなりません。
それから、改めてバスに乗りなおしますが、そこまでする必要は無いでしょう。

自分の役割も、現地従業員と一線を画していますので、優遇の計らいです。
勝手ながら、Factory Management Coordinatorだと自負しているのです。

もちろん、名刺にはそんな名称は書かれていませんが、仕事との性格柄です。
何でも、工場運営に関わることでアドバイスを求められるからなんですね。

工場経営の知識を広く、浅く知っていることで、助け舟みたいな相談役です。
だから、現地の人から表面的な扱われ方も重要でして、重役出勤でした。

まあ、日本では工場まで歩いて二十分と、平日は非常に健康的な通勤です。
しかし、こちらでは歩く環境が少ないので、足がなまってしまって体に悪い。

日中、求めに応じられて二回の事務所から、階下の生産ラインへ降ります。
現場立会いをして事務所に戻りますが、それだって回数は限られてしまう。
  
朝、ジムで1.5キロ歩いてみました

万歩計で計っておりますが、この程度では、一日三千歩がやっとなのでした。
なので、足腰を鍛える必要もあって、ホテルのジムに日がな通うのですよ。

ウオーキングマシンを使うのですが、三十分、三キロの歩行が目標です。
時速にしますと、6キロちょっとで早歩きになり、自分のペーストしては最適。

これに、傾斜をつける機能を使って、約7~8%までの登り坂ししたりします。
この坂が、結構、早歩きをすると苦しいのですが、山歩きみたいなものでしょう。

登山が趣味だし、冬場のスキーに向けて足腰を鍛錬する目的もありました。
こうして、つまらない、長期のホテル住まいに変化をもたせて、暮らしております。

最終的には、歩数は一日で七千歩を超えるようになって、課題クリアでした。
体の調子もいいし、日本にいるときよりも、多めに歩いているう感じもします。

というわけで、現地では通勤の事情に即して、健康維持が必要になりました。
異邦人にとって、従業員と同じように公共交通を使って、通勤できないのです。

交通の環境も劣悪なのは分かるわけで、安全面でもはてなマークがつきます。
ここは一つ、会社に運転手さんを雇ってもらい、健康維持にはジム通いに励むのが、賢明なのだと思うのでありました。



2015年11月2日月曜日

脱水症状を起こさないために、粉末ジュースで飲料こさえて、工場へ持参中 - ナビムンバイ(インド)

地元スーパーで簡単に見つかる

昔、子供時分に、粉末のジュースの素を、水に溶いて良く飲んでいました。
商品名は、”渡辺のジュース”と言って、一袋5円くらいだったと思います。

鉄腕アトムとか、鉄人28号のテレビアニメが放映されていた頃のことです。
今から、半世紀以上も前のことですから、自身も年老いたのだと思いました。

まあ、そんなことを思い出したのは、冒頭の写真の粉末ジュースパックです。
インドでは有名なTANGというブランドで、スーパーへ行けば必ずあります。

レモン、オレンジ、マンゴーなど、味も豊富で、小さなパッケージが便利です。
四回分で30ルピー(60円)ですから、試しに買って飲んでみることにしました。

オレンジ味が無難ですが、マンゴー味もおいしく、冒険はレモン味でしょうか。
以前買ったライム味は、薬臭い感じがして、あまりおいしくありませんでした。

これに、ネスレのレモンティーの粉末もありますが、これは日本で買えます。
こうして、ホテルでくれるミネラルウオーターのボトルでジュース作りに励みます。

現在、インドは乾季に入って乾燥しており、気温もまだ高いのでのどが渇きます。
なので、500ミリのペットボトル三本くらいは、一日ですぐに飲んでしまうのです。

しかも、現地の工場で指導のために、出張してきていますので立ち仕事も多い。
工場内の気温は三十度以上になり、汗をかきますので水分補給は欠かせません。

こうして、毎日、ジュース作りにせっせと励んでおりますが、これはこれで楽しい。
加えて、緑茶のティーバッグとスポーツドリンクの粉末も日本から持参しました。

グーグルの検索結果では画像がいっぱい

部屋にある紅茶のティーバッグもありますし、これだけ種類が多ければ困らない。
ただ、紅茶は色がウイスキーっぽく見えるので、現地の従業員にからかわれます。

酒を飲んでいるって笑われるんですが、緑茶はちょっと気味悪そうに見たりします。
どうも、見た目でおしっこを想像するらしいのですが、こちらは紅茶だけなのです。

酒に思われたり、小水に思われたりで始末に終えませんが、脱水症状は避けたい。
そんな、出張の毎日ですが、こちらではディーワーリーという新年がもうすぐです。

これはヒンドゥー教の宗教上の新年で、西暦とは一線を画した行事になっています。
今年は11月の11・12日の二日間ですが、その週はほとんど仕事になりません。

休暇を取る人も多いですし、工場の操業を止めてしまう会社もかなりあるのですよ。
なので、自分は新年前日の10日で出張を切り上げ、夜行で帰国することにしました。

というわけで、このディーワーリーの時期は、買い物をすると縁起が良いといわれており、スーパーでは買い物客でごった返しているのですが、たかだかジュースの小袋を買って、支払いのためにレジで三十分も待たされるとは、思ってみなかったのでした。



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