2014年7月30日水曜日

都内JR駅で観光ポス​ターを見たぐらいPR​していたのに - 北大雪スキー場(北海​道)

平成2年1月1日滑走

確かに、このスキー場の観光ポスターを駅の構内で見かけました。
ゴシックの太い文字で”北大雪”と下部にプリントされていました。

スキーウェアを着込んだ、二人の女性がレイアウトされています。
背景は奥深いエゾ松の樹林帯でして、雪を載せた枝ぶりです。

ただ、ゲレンデを紹介した図画が全くないので違和感を覚えました。
大雪山の自然を感じるポスターとしては、ふさわしいかもしれない。

しかし、ゲレンデを紹介しないスキー場のデザインは奇妙に思えます。
スキー場ですが、リフトが4本しかないのに規模は桁外れに大きいです。

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滑走距離が4キロのロングランなら、雪質も申し分ないパウダースノー。
縦につながった3本のリフトでトップまで上がれば、一気にダウンヒルです。

ただ、次のリフトへ乗り換えるたびに、すこしばかり登行を強いられました。
体力を使えとばかりに、体育会系のノリで配置されたリフトが面白い。

宿泊設備もスキー場に付属した設備しかなく、見渡す限り山の中でした。
内地から北海道のステキなスキー場を目指したしたら、場違いでしょう。

正月元旦だったせいもありますが、お客さんの少なさに不安を覚えました。
今日は割に合わないからリフト運転は中止なんて言われたらどうしよう。

そんなことを本気に思うぐらい、人里離れたゲレンデで閑散としていました。
なので、本当に経営が成り立つんだろうかと親身に考えてしまったほどです


加えてアクセスもかなりしんどくて、旭川から雪道の国道をひたすら走りました。
それでも、大雪山国立公園の玄関口、上川までは平坦な道でホッとします。

その先が、峠道になっていてR30のような標識版が次々と現れ始めました。
この標識は、カーブの曲率半径を示していて雪見運転の目安にしています。

夏場はかなりのスピードで回れますが、雪道はスピードダウンが当たり前。
六掛けくらいまで速度を落としたら、注意深く運転してカーブを回りました。

これは当時の話ですが、現在は旭川~紋別自動車道が延伸されています。
無料区間ですが、将来の高速道路ですので運転も非常に楽なのがうれしい。

 このほか、クロスカントリーも5、10、15キロの3コースが併設されていました。
無料で開放されているのですが、当時は未だクロカンを始めていません。

なので、スキー場パンフレットと一緒にもらってコレクションだけしてありました。
公認競技会も数多く開かれておりますので、クロカンの聖地と言ってよいでしょう。

と言うわけで、あまりに辺鄙なゲレンデゆえ、集客も悪く休止状態が続きました。
オープン当初は鳴り物入りでPRに努めていたのですが、ちょっと残念なことです。

それでも、大自然を楽しむツアーゲレンデとして徐々に再開されているようです。
ゲレンデも雪質も申し分なく良好ですので、今後のスキー場の再興と運営にはぜひ期待してみたいと思うのでした。


おまけ:グーグルドライブはこちらから 


ホテル花神楽
日帰り温泉で立ち寄りました


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2014年7月28日月曜日

ピップエレキバンで全​国区になったおらが町​のゲレンデ (その一) - ぴっぷスキー場 (北海道)

~ぴっぷ地域情報~比布商工会青年部ブログから

家庭用磁石入り絆創膏の代名詞といえば、このピップエレキバンです。
奇しくも、比布町は発音が同じだったので、テレビCMの舞台になりました。

場所は、JR比布駅でしてこの駅名標識が先ず背景になりました。
女優の樹木希林さんに対して、とぼけたはげ頭のおじいさんが登場です。

お名前は横矢勲さんと言い、経営者自らの出演が話題になりました。。
ちなみに、ご自身の出演料はタダだったみたいで当たり前かもしれません。

さて、ぴっぷスキー場は、北海道スキー連盟の準指導員検定会場なのです。
検定のための練習に利用するスキーヤーも多く、ヘビーユーザー御用達でした。

もちろん必要な上級コースが設けられていますが、ちゃんと初心者向けもあります。
長い距離を楽しく滑られる初級者用コースは、家族連れにもピッタリでしょう。

平成元年12月31日滑走

このスキー場は、宿泊した旭川ユースホステルから出発して向かいました。
比布町は旭川市に接していて、一時間ほどのドライブだったと思います。

スキーブームの頃でしたから、リフトを乗るのにも並んで待たされました。
一日粘って滑り続ける気もありませんし、移動を考えて回数券にしました。

北嶺山の西斜面を利用したゲレンデですが、視界もよく効いて楽しめます。
こんな町営のスキー場ですが、閉鎖の危機に直面した時期もあったようです。

それは、今から十年くらい前で、スキー人口がもっとも落込んでいた時期です。
町営の施設ですから、赤字経費は町の財政負担となって重くのしかかります。

それでも、これを乗り越えて今まで来られたのは、何か理由があるのでしょう。
例えば、近隣ゲレンデが閉鎖された結果、集客がここに向かった可能性です。

旭川市の嵐山・旭山スキー場をはじめ、結構な数が閉鎖されてしまいました。
子供たちが楽しめる冬のスポーツレジャーといえば、スキーは代表格になります。

親御さんたちも、休日には家族でスキーに出かけるのが当たり前の地域です。
こういったニーズに見合う、設備的に規模の大きいゲレンデなら、ここになります。

と言うわけで、今もってここは旭川エリアの代表的な地位をキープしているのでした。
第11次比布町まちづくり計画(五ヵ年)にも、ファミリー層にターゲットを絞り、マンネリ化することなく、お客様のニーズにあったスキー場を目指すそうですから、今後の営業にぜひ期待したいと思うのでした。


おまけ:
別の紹介記事もご訪問ください。

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2014年7月26日土曜日

ユースホステルの裏山​がゲレンデ - 伊ノ沢市民スキー場 (北海道)

平成元年12月30日滑走

この日は、非常に長い一日の旅程になりました。
何しろ、四ヶ所のスキー場を滑りまくったからです。

先ず、上砂川岳国際スキー場から芦別へ抜けました。
続いて、お隣の赤平山スキー場で楽しんだら歌志内へ出ます。

ここがかもい岳スキー場で、ハードに滑りきったら日没も間近です。
日も沈みかけてきたので、今宵のねぐらの旭川まで急ぎました。

宿は旭川ユースホステルだったのですが、倹約旅行の定番です。
夜暗くなって到着したので、とにかく受付でチェックインしました。

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寝場所とか高望みはできませんが、同宿者と触れ合いもできます。
食後のミーティングなんかで、旅の情報交換ができたりして面白い。

その晩は、ヘルパーさんの話が特別に面白くて、盛り上がりました。
お正月の大晦日前だし、年越しの雰囲気もかなり手伝っていました。

その中で、裏山のスキー場でスキー講習をすると紹介がありました。
確か、スキー用具の部屋もありましたので、レンタルできたのでしょう。

しかも、裏山がカクテル光線で輝いていて、ナイター営業が分かりました。
こうなったら、記念に一滑りしなくちゃと思い切って、飛び出します。

ゲレンデは、シングルリフトが一本で初中級者のシンプルなコースです。
滑ってみましたが、ゲレンデが圧雪されていなくてやや荒れていました。

試しに滑ってみたという感じで、二三回滑ったらユースへ戻りました。
リフト券を記念に残しましたが、今見ると他のゲレンデと共通券です。

嵐山、旭山の市民スキー場でも使えるのですが、未だ滑っておりません。
と言うわけで、この二つのスキー場は、いずれも閉鎖されてしまいました。

滑らーずになってしまい至極残念ですが、ここだけ滑られたのでラッキーです。
ただ、ユースホステル自体が閉鎖されてしまったと聞きましたので、はるか昔の思い出になってしまったなーと改めて感慨にふけるのでありました。


おまけ:ゲレンデマップ
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2014年7月24日木曜日

リフト2本2キロのダ​ウンヒルはご立派だっ​た - 上砂川岳国際スキー場 (北海道)

平成元年12月30日滑走

札幌方面から国道12号線を運転してスキー場に向かいました。
途中には、日本一長い直線道路(29.2キロ)があるのです。

単調な雪道でしたが、時折、市街地に入って赤信号で停車しました。
これが気分転換にもなりますので、眠気を誘われることもありません。

北海道は余り人も住んでいなくて、まさに”でっけーどう”を感じます。
こんなところは、高速道路なんか使わずに長距離運転も下道なのだ。

結構、気楽にスイスイ運転できますから、赤信号の停車が休憩です。
こうして、目指すスキー場へは、砂川市内から右に折れて到着しました。

この上砂川町ですが、北海道内では最小面積の自治体らしいです。
でも、日本一小さい舟橋村(富山県)より、十倍の面積におどろきました。

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さすが、広大な北海道の印象ですが、逆にスキー場はこじんまりでした。
リフトが直線に二本つながり、縦の線形で2キロのダウンヒルが楽しめます。

上部はかなりの急斜面で上級コースでして、フカフカの新雪に期待です。
どちらかと言うと、技術を磨きたい基礎スキーヤー向けのゲレンデでしょう。

滑った当日も、学校の先生方がスキー技術の講習に来られていました。
雪国ですから、冬場の体育授業はウインタースポーツがメインになります。

当然スキーも含まれますので、子供たちに滑り方を指導するのは必須です。
しかも、教員になるには、スキー検定2級ぐらいは必要だったらしいです。

と言うのも、高校の同級生が北海道教育大の小学校課程を終えました。
必要な資格を話してくれたのですが、その中にこの二級が含まれていました。

今となっては本人と連絡がつかないので、本当かどうかは分かりません。
でも、小学校の裏庭ゲレンデでもスキー遠足でも、先生は上手でした。

しっかり理論的に技術的に滑り方を指導してくれたように思うのです。
あの頃は、細長い平たいスキー板で、曲がるのにもコツが必要でした。

しかも子供はすぐに大きくなるから、親には見越して長い板を買わされる。
この板のコントロールが重くて難しく、いつまだたってもV字でしか回せない。

今なら、カービンぐスキーのおかげで簡単にまわせますが、昔は難しかった。
プルークボーゲンだけで、小学校の卒業式に至ってしまったのがお恥ずかしい。

と言うわけで、技術も向上して自在に滑りを楽しむようになったのは、後年のことです。
それは、内地の東京へ就職してからのことで、もちろん小学校の担任の先生から教わった基礎は役立っていましてこのスキー場での講習みたいに研鑽を積んでこられたのであろうと、今改めて思うのでした。


追伸:
この上砂川岳国際スキー場ですが、平成19年より休止状が続いているらしく、再開される見込みもないようです、残念。

  
注:コースマップ出典元→オールスキー場完全ガイド’95(立風書房) 


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2014年7月22日火曜日

こうなりゃ日本一人の住まない歌志内市を逆手にとってPR - かもい岳スキー場 (北海道)

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全ページごらんいただけます

日本で最も人口の少ない歌志内市に所在しております。
滑った当時、すでに一万人を割っており流出に歯止めが掛かりません。

今年に入って、すでに四千人を切ってしまいすでに村レベルです。
それじゃ、町村に復帰すればよいかと思いますが、法律の壁もある。

このまま、無人地帯になるまで自治体の”市”は続くのでありましょうか。
かつては、殷賑を極めた炭鉱地帯も閉山から、半世紀近くが経ちました。

これと言った産業も見当たらりませんが、代わりにこのゲレンデがあるのだ。
レーシングのメッカといえば、一目置かれておるのが、このスキー場です。

平成元年12月30日滑走

自分も滑りましたが、一定斜度の長い一枚バーンが攻めろと誘いかけます。
圧雪車が入ってならされた斜面に、チャレンジ精神の灯がともるのです。

昔は、長いリフト一本に併走してシュレップリフトが設置されていました
このシュレップリフトは、日本では珍しい形式で乗らずに引っ張ってもらいます。

搬器が丸い形状のプラスチック円盤で、これを股にはさみこんで準備です。
次に円盤から出たナイロンロープは、索道へとつながっていて伸びだすのです。

このロープには収納するリールが着いているのですが、ばね仕掛けです。
ロープが伸び切るようになると、策道の推進力で引っ張られて登り出します。

後は、搬器に身をゆだねて登りますが、リールバネが反動を吸収してくれます。
ショックを軽減してくれますので、スキーで滑りあがる面白い感触を楽しめます。

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さて、”昨日、悲別で”という、この歌志内を舞台にしたテレビドラマがありました。
読みは、”きのう、かなしべつ”ですが、なんとなく物悲しい印象はぬぐえません。

三十年以上前の放送なのに、未だに人々の記憶に残っている作品なのです。
「北の国」からで有名な倉本聰が脚本したからでしょうが、本拠は富良野でした。

悲別ロマン座という、ドラマで設定された架空の劇場も残されているにはいます。
でも、ここぐらいしか思い出せる見所がないと、PRするには力不足かもしれません。

と言うわけで、このかもい岳は歌志内に残った希望の星的観光施設なのでした。
富良野スキー場もいいですが、滑走に飢えたスキーヤーなら大いなる反復での滑りをぜひこのゲレンデで楽しんでもらいたいと思うのでした。


おまけ:グーグルドライブで拡大してご覧ください
歌志内観光パンフ(中右)
歌志内観光パンフ(中左)
歌市内観光パンフ(裏)
かもい岳ゲレンデマップ
リフト券(裏)


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2014年7月20日日曜日

行け行けドンドンの開発投資は戦略暴走だったのか - 小海リエックス・スキーバレースキー場 (長野県)

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今現在、お菓子屋さんの「シャトレーゼ」が経営しております。
夏はゴルフ、冬はスキーと、通年滞在のリゾートが売りなんだとか。

このほか釣りなんかもできまして、松原湖のワカサギ釣りが有名です。
千曲川ではアユ釣りも楽しめますので、フィッシングもOKですね。

小海町は、八ヶ岳連峰の東側に位置して高原地帯です。
さわやかな気候がウリでして、アウトドアレジャーにはうってつけです。

一方、冬場も近隣にはスキー場がちらほらあって滑りが楽しめます。
このリエックスだって、上級者が納得する最長2.5kmのダウンヒルコース。

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シャトレーゼリゾート八ヶ岳とは姉妹関係で、運営会社も同じです。
でも、どうしてこのような異業種からのスキー場参入が増えたのでしょうか。

例えば、楽器や音響機器などを製造するヤマハは、キロロリゾートです。
不動産デベロッパーの東急不動産は、タングラム斑尾リゾートを作りました。

畑違いもはなはだしいのは、北沢バルブのキッツメドウズでしょうか。
そして、重厚長大商社だった川鉄商事は、この小海リエックスなのです。

場違いな投資かもしれず、スキーブームの頃は、これが当たり前でした。
でも、経営戦略の大きなチャレンジとも言うべき、新規事業はリスキーなもの。

平成元年12月16日滑走

当時、不動産開発は、バルブ景気の中、まさに膨れ上がっておりました。
失われた二十年をひも解くには、悲しむべき典型例だったのかもしれません。

まさに、既刊書籍のタイトルどおり”戦略暴走”だったと言うわけでしょうか。
それなら、リゾートを引き継いだシャトレーゼさんの商機はどこにあるのか。

多分、経営譲渡に当たってはかなりお安い買い物だったはずですよ。
不採算部門の切捨てですから、巨額の開発投資など回収する気もない。

二束三文で売り払った箱物なら、残されたのは運営コストだけでしょうか。
それを上手に切り詰めながら、スイーツ企業のブランド力で上手にPRする。

こうして、生き残りをかけてリゾートは再生して行くのかもしれません。
小海町という自治体も、雇用や税収入が維持されてホッとしたでしょう。

と言うわけで、地方におけるスキー場経営は、地元の死活問題にかかわるのでした。
滑ったときはオープン初年でしたが、こんなことになるとは露知らず、人口雪のカリカリバーンを滑りまくっていたのが懐かしくも感じた自分なのでした。


おまけ:
リフト券裏面


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2014年7月18日金曜日

ビートたけしを名誉村​民にすればよかった - 番所ヶ原スキー場 (長野県)

平成5年3月6日滑走

このスキー場は、昔、武石村に所在していました。
読みは”たけし”で、ついビートたけしを思い出してしまう。

文化人的芸能人ですから、別荘地でも提供したらどうでしょう。
たとえば、蛙の詩で有名な草野新平は福島県川内村です。

先生の蔵書三百冊の寄贈がきっかけで、別荘が建てられました。
村の人たちが労働奉仕で建てたのですが、これが天山文庫です。

武石村もそんな面白発想で招聘すればよかったのにと思います。
残念、今は平成の大合併で上田市に編入されてしまいました。

歴史的に見てもかなり古く、地名は室町時代にさかのぼるそうです。
そんな由緒のある地名なのに、合併はなんとも味気ないものでしょう。

一方、川内村はそのままですが、東北大震災の痛手が大きい。
原発事故の放射能汚染の風評被害で未だに苦しんでいますね。

話が横道にそれしまいましたが、スキー場は武石峠に至る途中です。
冬場は通行止めになりますので、袋小路で行き場がなくなります。

滑り終わったら来た道を引き返すことになり、単調な往復なのです。
それでも、近隣には岳の湯温泉雲渓荘など宿泊施設が無くもない。


リフトは二本、ゲレンデはL字形で実にシンプルなレイアウトでした。
迷子になりそうもないし、ファミリー向けにピッタリなんでしょうね。

実は、このスキー場の前に、聖高原、聖ヶ丘スキー場を訪ねました。
同日、午前中に二箇所を滑って、車を走るだけ走らせています。

ドライブの距離にして、七八十キロはあるんじゃなかったかと思いますね。
ようやく、スキー場に到着したときは二時半を超えていたでしょう。

ただ、スキーブームの頃でも、あまり混雑していなかったと覚えています。
リフト待ちも、二三分くらいで回数券を簡単に使い切ってしまいました。

というわけで、スキー場オタクがいるのなら、絶対出かけるゲレンデでしょう。
これ以外には、夏場に武石峠をドライブする人も多いようですので、一度この武石を訪れてみて欲しいと思ったりもしたのでした。


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この川内村の天山の湯は、先に箱根の温泉が使っていたそうで訴えられています。
このため、オープン間もなく改名されて、「かわうちの湯}になりました。
なので、このパンフレットはけっこう貴重なのかもしれません。   


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2014年7月16日水曜日

ビフォーアフターのパンフで改名も由緒正しく大変身 - 八子ヶ峰国際スキー場(白樺湖ロイヤルヒルスキー場)(長野県)

クリックで拡大してご覧ください

イカ頭みたいなスキー帽とハデな赤いスキーウェアです。
昔のスキーヤーはこんないでたちをしているのでありました。

今はロイヤルヒルスキー場ですが、昔は八子ヶ峰と呼びました。
旧名は山の名前から命名され、ハイキングのコースにもなります。

ただ、山頂に一番近いスキー場は白樺2in1スキー場なのでした。
稜線が馬の背のようになだらかで、冠名の公園も少し離れています。

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なので、最初にこのゲレンデが開発され、山の名を頂いたのでしょう。
一方、2in1スキー場は白樺高原国際と姉妹関係にあるゲレンデ。

立科町側の位置で、山に係わる名称は考慮されなかったようです。
それで、この”やしがみね”ですが、結構、漢字の読みもむずかしい。

国際の名称も加わって、レトロな印象も漂わずにはいられない。
近くには白樺湖もあり、その名を使って一体感を出すのもベストです。

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要するに、観光地の代表的なブランドを借用せずに来てしまった。
一方、白樺高原国際には、ネーミングで先を越されてしまいました。

あの頃はスキーブーム当時だし、周辺に新設スキー場も増えました。
2in1、エコーバレー、ブランシュたかやま、等には名前負けできません。

ゲレンデも頂上部まで開発して、これ以上の拡張が正直むずかしい。
スキー客を呼び戻すには、是が非とも改名するしかないでしょう。

だから、ロイヤルヒルという、エレガントな名称を選んだのかもしれない。
でも、なぜ高貴の意味を持つ言葉を選んだのか分からないのです。

ひょっとして皇室に関係があるのかもと思って、ググってみました。
すると、白樺湖周辺地区とのご関係は、実に興味を引くものでした。

長野県広報より、ウエッブはこちらから

古くは、昭和32年、三笠宮崇仁親王殿下が遺跡発掘をされました。
続いて、昭和39年、昭和天皇・皇后両陛下が御来臨しております。

この八子ヶ峰で、全国植樹祭に出席された公式行事だったのです。
現天皇・皇后両陛下も育樹祭に御来白されていますので、関係が深い。

と言うわけで、最近では愛子様が連泊の校外学習で滞在されておられました。
こんなに皇室とは接点があるのですから、ロイヤルと名づけても決して名前負けしないスキー場なんだと、変に納得してしまったのでした。


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