保津峡トロッコ鉄道は、京都観光の中でも、鉄道オタク垂涎の目的地でしょう。
テレビの旅行番組でも良く紹介されていますが、この鉄道の前身があるはずだ。
そう思っていたので、実際に乗車してから、この路線の歴史を調べて見ました。
すると、この路線が元はJR山陰本線で、新線切替えから廃線を転用したらしい。
旧線は保津川に沿って走る単線ですが、地元が出資する第三セクターで復活だ。
保津川の渓谷美を見物する目的で、観光鉄道として再生して人気が出たんだな。
春の桜、秋の紅葉を楽しめるのはもちろん、外国人観光客の人気も高いのです。
インバウンド需要に応え、国鉄の不要路線を転換した成功例でも知られている。
そんなトロッコ鉄道ですが、紅葉の季節ともなれば人気で、空席確保が難しい。
それで、乗車十日前、窓側の席を向かい合って二人分で予約しようとしました。
ところが、殆どの列車に空席がなくて、唐牛江予約でいたのは、十二時発の便。
しかも、終点のトロッコ亀岡駅からの戻りになる列車で、何とか取れた次第だ。
では行きはどうしようかと思いましたが、最初はJRの列車に乗る気でいました。
つまり、JR馬堀駅で下車したら、次に歩いてトロッコ駅に戻る気だったのです。
まあ、当日はネット予約から実際に発券してもらうのに、出発駅に行きました。
乗車券の売り場では、人は並んでいましたが、当日の立見席がまだ残っている。
この立見席は、各便とも百名程度で、ならば、行きもトロッコにしてしまおう。
しかも、途中の保津峡駅で下車できれば、つり橋から川下りの船を眺められる。
そんな風に思って、帰りの一時間前の列車がまだ空いており、途中下車できる。
降りた保津峡駅では、一時間待ちで終点まで乗車して、そのまま戻ってきます。
そんな段取りを立てて購入しましたが、途中下車しても料金は安くなりません。
終点までの同じ料金880円を取られて、要するに途中下車は料金が倍になる。
いったん、つり橋を渡るには駅のホームを降りてしまうので、仕方がないかな。
ホームから出ずに待っていれば、料金が倍にならずに済んだのかもしれません。
というわけで、上さんは、紅葉をライトアップする便に乗りたかったらしい。
夕方の便はまだ空席があったので、券を買ってしまってから口論となりましたが、考えてみるにライトアップする夕方の便で改めて、もう一度往復するのも無駄なような気もするし、他に回る予定も変えなければならず、この途中下車こそが良かったのではないかとも思うのでした。


