平成4年1月2日滑走 |
つい、雪道が怖くなりまして、 碇ヶ関のインターから東北自動車道に入りました。
午前中、滑っていた大鰐温泉スキー場を離れて、 岩手へ向かうことにしたのです。
このため、鹿角八幡平インターまで短い距離でしたが、 高速道路を使いました。
と言うのも、夏の時期に、一度、 この酷道を走ったので難所まがいを知りました。
どうも、 準幹線国道とは思えない掟破りの曲率カーブがふんだんに出現しま す。
その際、時々、 大型車が車線を大きくはみ出してやってくるので注意しました。
カーブミラーのチェックが当然で、 トラックが来たら路肩ギリギリを徐行するのです。
もし、これが雪道だったらどうなるのかと思うと、 やっパリ怖さが先に立ちます。
なので、梨坂峠超えはあきらめ、 東北道で南下してみようと決断したのでした。
この後、鹿角から下道も楽な運転になり、 JR花輪線と米代川も併走します。
次の田山ゲレンデまでは、 なかなか快適なドライブを楽しむことができました。
このゲレンデは、リフト二本に、 七十メーター級ジャンプ台が併設されております。
なかなかの威容で、平成17年の冬季国体で使われたと、 帰宅後に知りました。
グーグルドライブはこちらから |
当時は、まだ安代町でして、キャッチフレーズが” 花とスキーと温泉の町”でした。
安比高原スキー場もあって、 比べればこの田山はちょっと地味かもしれません。
ゲレンデ自体は、地元のちびっ子が滑りを楽しむような、 雪国のスキー場です。
首都圏からスキーヤーが大挙して出かけてくる雰囲気も無く、 ひなびておりました。
もっとも、安比高原が混んでいたら、 それを回避して訪れていたのかもしれません。
そんなスキー場でしたが、もう一つの楽しみは、 ゲレンデ前の田山温泉でした。
旅館なのですが、日帰りの入湯も可能で、 ゆっくり湯船に浸かることができました。
というわけで、この旅館は既に廃業しており、 もう二度と風呂には入れないのです。
結局、 失われた二十年の時代にしぼんでしまったデフレ経済の影響で、 地場の観光産業が大きく打撃を受けて家業をたたまざるを得なかっ たのかどうかは、定かでありませんが、 スキーで体を酷使した後に入った温泉は格別だったと思い出しつつ 、このゲレンデを回想するのでした。
おまけ:
クリックで拡大します |
いいねと思ったら、二つポチっとね!
0 件のコメント:
コメントを投稿