見ざる・聞かざる・言わざるの逆じゃん! |
いやはや、ホテルの部屋を二回も変える羽目になってしまいました。
一度目は、ホテルの申し出で、ツインベッドから、ダブルベッドの部屋に移りました。
この部屋は、以前、泊まったことがあり、静かな部屋だったので、承諾しました。
前の投稿でも書きましたが、ハイウェイに面した部屋は、騒音がうるさいのです。
移る部屋は、ホテルの裏手にあり空き地が広いのですが、野犬が遠吠えをします。
それが玉に瑕なのですが、早朝からやかましい車の走行音よりは、マシでしょう。
なので、すぐに承諾したのですが、調子のいいフロントマンの申し出が、少し怪しい。
荷物をすぐにまとめて移動しましたが、洗面所・トイレに入った途端、唖然としました。
なんと、シャワーの区画と洗面台を間仕切るガラスとそのドアが外されておりました。
前に泊った時、確かに存在していたと思いましたが、常識的に在って当然でしょう。
これでは、シャワーを浴びれば、水が飛び散って、床が水浸しになってしまいます。
ただ、疲れ果て、改めて抗議する気力も無かったので、一晩を過ごすことにしました。
実を言いますと、釣りなどで使用する折りたたみ式のバケツを、持って来ていました。
下着やハンカチの洗濯用に便利でして、これをスーツケースに忍ばせていたのです。
裏手の空き地、掘っ立て小屋とビルの格差 |
なので、これでお湯を溜め、シャワー代わりに水浴びすれば、水も飛び散らない。
こうして、水浴びを済ませると、疲れが溜まりすぎていて寝入ってしまいました。
翌日、上さんとスカイプで話しをしたのですが、部屋は変えるべきだと言います。
まあ、自分もその方がいいと思って、フロントへ直談判にしに行きました。
その結果はと言うと、間仕切りがないと抗議すると、目が点になってしまいました。
部屋の調度がどんな状況になっているのか、フロントは知らなかった感じです。
こうして、相手側もあわててしまって、早速に部屋を換えてくれることになりました。
今度の部屋は、また裏手に面した部屋で五階にあり、空き地も見渡せます。
写真を見ると分かりますが、ビニールの防水シートでこさえた小屋が集まります。
こんな掘っ立て小屋に、一生、住み続ける階級のインド人がいるのが現実なのだ。
他方、高層マンションに住まう現地人もいて、すさまじい貧富の差を感じてしまう。
その格差を、一枚の写真に簡単に収めてしまえるのも、インドならではでしょうか。
というわけで、部屋に忘れ物を残したので、取ってきてくれと二回も電話して依頼をしたのに、三十分たっても音沙汰なしで、ひどいサービスに腹が立って、フロントに怒鳴り込んで実際に部屋へ行ったら物品は片付けられていて、部屋に戻ったら、ほれっ、ちゃんと届けてあるでしょうみたいに、デスクの上に置かれていたのですが、それをフロントの人間がどうだみたいに説明するのに、この糞ホテル、二度と泊ってやらないと、いきり立つのでありました。
カルガールの悪名高き、ロイヤル・チューリップ |
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