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広島県の呉市は、海上自衛隊の基地の町として有名ですね。
戦前は、呉海軍工廠が設立されて、海軍の重要な基地でもありました。
それがベースとなって、戦後は海自の呉地方総監部が置かれています。
となれば、この基地に関わる人々も多く働いていますし、暮らしております。
当然、食生活も見過ごせないのか、現在、海自のカレーライス食をPR中です。
これは、日々、艦艇の洋上で勤務すると、曜日が分からなくなると言います。
このため、曜日感覚を思い起こすように、特定の日はカレーにしたみたいです。
一方、横浜に住んでおりますと、旧海軍の拠点だった横須賀市も同じでした。
よこすか海軍カレーとして紹介され、レトルトパウチでも市販されております。
このレトルトですが、販売元は、横須賀海軍カレー本舗といい、商魂たくましい。
やり手ババアみたいな商法ですが、実態はアメリカの海軍基地が主力でした。
海自はどちらかといえば、隅に追いやられて、堅苦しい思いをしているのかも。
一方、この呉市は、戦前の伝統をそのまま受け継ぎ、海上自衛隊が主力です。
だから、三十の店舗が、各々の自衛艦レシピにならったカレーを提供します。
これは物凄いことで、オスプレイも着艦したヘリ空母いせのメニューもありました。
そして、最新鋭そうりゅう型潜水艦の中で提供されるカレーも、食べられるのだ。
艦名は、そうりゅう、うんりゅう、はくりゅう、けんりゅうで、みな呉が母港なのです。
そして、一世代前のくろしお、いそしお、みちしお、おきしお、もちしおも同じでした。
潜水艦うんりゅう、ウイキペディアより |
これだけの潜水艦が集結している基地ですから、わが日本国の国防拠点です。
しかも、練習艦、輸送艦、補給艦、掃海艇に加え、地上隊のカレーも登場します。
こうなると、否が応でも基地の町の面目躍如が、カレーによって象徴されてしまう。
面白いと思いましたが、これが佐世保や舞鶴だったら、何になるのでしょうか。
海自は五つの拠点があるそうですが、カレーコンテストでもやったらどうでしょうか。
そんな風にも思いましたが、実のところ、時間がなくて食べられなかったのですよ。
本当は、最終日に音戸の瀬戸で、掃海艇「あいしま」のカレーを食べる予定でした。
でも、悪天候が予想されたので、帰宅を早めて予定をキャンセルしたのが悔しい。
なので、来年、もう一回、瀬戸内の旅行を、五月連休に企てることにしました。
もちろん、カレーは外せませんので、もう一度、呉近辺にまた出かけるとしましょう。
というわけで、音戸の瀬戸を抜けて、江田島市に行くのも一興でしょうし、そこには、現在も、海上自衛隊幹部候補生学校や第1術科学校、江田島基地などを抱えていて、自衛隊等の火薬を製造する中国化薬工場もあるなど、何から何まで海自絡みの地域ゆえに、カレーが盛り上がるのもなるほどと思ったのでした。
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