ヤマノイモだと良いんだけどな |
以前の投稿で紹介したツル性植物は、しっかり根付いて葉も少し大きくなりました。
まだまだ小さな葉なので見ただけでは、これが何の植物なのか、未だ分かりません。
ヤマノイモであってほしいとは思いますが、少しだけ葉の形が違うような気もします。
それで、ネットで一生懸命調べてみましたが、ヤマノイモ科に属するとは思うのです。
ただ、その仲間も色々ありますが、食用になるのはナガイモとヤマノイモだけなのだ。
長芋なら、普通に八百屋さんで売られていますが、期待のお目当てはヤマノイモ。
これは自然薯のことで、長芋より粘り気が強くて、とろろいもで食べたら絶品です。
だから、芋が成長できるようにと、少し深めの鉢を自作しましたが、廃品利用です。
ガーデニングゆえ、百均のダイソーで買ってきた植物活力液は、先ず欠かせません。
先ず、これを使い切り、上部をカットして、底にいくつか穴を開けて水抜きとします。
高さで二十センチ、直径で8センチのひょろりとした鉢になりましたが、これで充分。
深い鉢なので、イモの根が深く張って形成されるのに、少しは役に立つことでしょう。
それで、植えてから活力液を時々与えつつ、水やりも欠かさずに今まで来ましたよ。
一方、十月は天候が思しくなく、お日様が出てくれたのは、わずかに一週間です。
逆に、雨の降った日のほうが多くて、それに曇りの日も加えると、かなりの天候不順。
特に19日は、朝方に十度近くまで気温が下がってしまい、初冬並みの寒さでした。
これだけ、日照時間も少なくて気温も下がってしまうと、植物の生育も止まります。
それでも、植え替えして、息を吹き返したかのように、葉が生き生きとしてくれました。
後は、もう少し葉が成長してくれれば、植物の種類が分かってくれるとは思うのです。
でも、そのうちに寒さで葉も枯れてしまうと思いますが、どっこい、根は生きています。
なので、来年、春になれば、もう一度、芽を出すと思って大事にせねばいけません。
特に、太平洋側の天候は、冬場は乾燥しますので、水やりも欠かさぬようにします。
ただ、それでも芽が出なければどうすればいいか、後は種から育てるしかありません。
なので、自宅周辺をぶらぶら歩き回っている時は、種子がないか注意してきました。
それで、やっとこさ見つけたのが軍配のような種で、多分、ヤマノイモだと思いました。
これがオニドコロですと、少し長めの軍配で、種子が持つ翼の形がカエデのようです。
ヤマノイモは、円盤の羽根の中心に丸い種子があるので、本物に間違いないはず。
これも植えてみようかと思いますが、未だ種子のゲットできる場所も知っております。
他方、オニドコロの種子も取れそうなので比較できるし、両方を植えてみましょうか。
というわけで、この自然薯の芋が食べられるようになるまでは、数年掛かるのでした。
どうして、そこまでこの植物を育てるのかというと、夏場の日陰作りのグリーンカーテンに、このヤマノイモをベランダにおいて育てようと考えたからであり、元来、野生のつる性植物は繁殖力が旺盛なので、鉢の土が少なかろうが、手荒に扱っても育ってくれるはずだと期待するのでした。
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