2018年1月30日火曜日

実家に残された、古き思い出の詰まったアルバムの整理は走馬灯のよう - タージマハールの記念写真(アグラ・イ

1981年、タージマハールにて

札幌の実家は、取り壊さずに来ましたが、誰もすまない空き家なんだ。
認知症が出始めた父親を、自分が引き取ってからだから、もう久しい。

多分、四十代の始めの頃だろうから、かなりの年月を経てしまいました。
その後、父親の最期を看取ってからも、十年以上が過ぎて光陰矢のごとし。

以来、ネズミだけが住人で、縦横無尽に家の中を走り回っていたのでしょう。
時折訪ねてみると、家の中は散らかり放題で、ゴミが散乱していました。

たぶん、かじって食い散らかしたのだろうと思いますが、きたなかった。
だから、この一軒家を買いたい人が現れても、中を見たら即座に交渉終了。

よしんば購入希望があっても、百数十万円の値段しかつかないお寒い話。
なので、これではいかんと言うことになって、姉夫婦が清掃を段取りしました。

義兄の弟さんが近くに住んでいるので、三回ほど通って家を片付けます。
あらかた綺麗になったところで、今度は姉夫婦が実家を見てきてくれました。

その時、自分の若かりし頃が写った写真アルバムを、どうも発見したようです。
記念になるからと言うので、宅配便で送ってもらいましたけど、懐かしいな。

高校時代のクラス写真、修学旅行の記念写真など、本人が忘れております。
なので、ついつい眺めてしまって、海外出張の準備を中断してしまいました。

それで、今現在、インドのムンバイに向かう機中でタイプしているのですよ。
大発見もありまして、それは三十数年前に撮影したインドのタージマハール。

アグラフォート、世界遺産になった

自分が写っていたのはもちろん、貧乏たらしい身なりの学生旅行なんだな。
確か、首都ニューデリーから、現地の人用の一日観光バスで行きました。

お値段は、当時一人40ルピーで、ゲストハウスの宿泊料が、20ルピー。
現在、1ルピーは2円くらいですが、当時は20円くらいだったと思いますよ。

だから、40ルピーの観光バスは、現地の人にとっても相応なコストでしょう。
一方、日本人は自分達二名だけで、観光案内は、全部ヒンドゥー語なの。

なに言ってるか分からないままで、だけどタージマハールに圧倒されました。
その霊廟は荘厳で美しく、これは一生の内に一度は見ておくべきと思った。

その後、世界遺産のアグラフォート(要塞)も行きましたが、こちらも美しい。
夕方のせいか、赤レンガ造りの建築物が、夕日に映えて旅情を誘います。

この点、とても楽しかったんのですが、ラストのヒンドゥー寺院が意味不明。
何かご利益があるのでしょうが、寺院の中に楽団もいて演奏しております。

ブンチャカブンチャカ、分けがわかんないままに切り上げて宿に戻りました。
まあ、こんなことを写真を見つつ思い出したのですが、別の写真もあります。




それは、大学生の頃、同級生と一緒に滑りに行った富良野スキー場です。
友達がペンションを予約してくれましたが、名前は”タンネ小舎”でしたな。

色々調べてみましたが、TVドラマ「北の国から」にも使われたようです。
「95秘密」のシリーズですが、本当はペンションでも喫茶店で登場なんだ。

後日、このドラマのロケ地を訪ねる旅行客が増えて来て、問題も起きました。
それは、宿泊施設なのに、喫茶店だと思って訪ねてくるので困ったのだそう。

まあ、そんな逸話のあったペンションも、今は取り壊されて更地になりました。
跡形もなくなってしまったのですが、写真で良い思い出に残ってくれました。

というわけで、その脚本家、倉本聰さんは、傘寿を過ぎても活躍中ですわ。
最近、昼帯ドラマで、老人ホームを舞台にした「やすらぎの郷」でも話題を呼んだばかりですけど、北の国から発表当時は、どちらかと言うと逃避行の末に、北海道の新開地まで落ち延びて、捲土重来を考えていた時期だった頃で、それが、テレビの視聴者にとっては、あのような大人気ドラマにつながって見ることができた分けだから、それはそれで良い思いでになったということなのでした。




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2018年1月27日土曜日

スキーでかっとぶのも、パラグライダーで空中散歩するのもいい斜面があるからさ -  大台スキー場(秋田県)

大台スキー場・眺望

リフトを乗り継いで頂上部に立つと、晴れた日には眺望が素晴らしいようです。
眼下に、横手盆地の田園風景が広がるのが、グーグル画像検索でも分かります。

このスキー場は、午前中に千畑スキー場を滑り終えてから、探し当てました。
待ち時間なしのゴンドラですし、林間コースのコースも思う存分に楽しみました。

ただ、スロープに変化も欲しくなって来て、別のゲレンデに移動するのを決めました。
そこで、スキーガイドブックを見ながら探し当てたのが、この大台スキー場です。

横手盆地から真昼山地に向かう斜面を利用したゲレンデですが、千畑も同じでした。
この盆地は、国内有数の穀倉地帯で、ブランド米あきたこまちの主産地の一つです。

秋田県の南東部にある盆地ですが、雄物川の流域は秋田平野までつながります。
なので、スキー場から見える風景は、盆地とはいえ平野のように広大なのでした。



ところで、秋田はマタギの猟師とか、天然秋田杉のように山間部になじみもあります。
他方、米どころですが、平野部と山間部の割合はどうなのか、気にもなってきます。

調べたところ、都道府県では、秋田は、県自体も耕作地の面積でも第六位でした。
かなり大きな県だって言うのがわかりますが、東北地方は大きな県が多いのです。

順位も、二位岩手県、三位福島県、八位青森県、九位山形県、十六位宮城県でした。
ただ、耕作地の割合だけを見ると13%しかなく、全国平均の12%を上回る程度です。

まあ、山間地もありながら平野・盆地も広がっていて、自然豊かな県だということです。
そんな郷土のゲレンデですが、当日はちびっこ達が大勢で滑りに来ていました。

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大晦日なのにリフト待ちもあったりして、千畑のゲレンデと違って賑わっております。
リフトも二本とこじんまりしており、ゲレンデが見渡せるせいか、親子連れもいました。

スキー場のチラシ裏面には、近隣の温泉宿泊施設も二軒紹介されていています。
どうも、ここ大台はスポーツ・レクリエーションの拠点として力が注がれているようです。

というわけで、おらが町のゲレンデにも、冬以外の季節には別の顔がありました。
それは、ここがハングライダー・パラグライダーの指定ベースになっていることです。

遠くに秋田富士の鳥海山、そして田園風景の広がる横手盆地の眺望は最高でしょう。
冒頭でもその景色を紹介したように、 愛好者が訪れて飛行を楽しんでいます。

となれば、通年でにぎわいをみせているのはまちがないエリアのようですから、小規模な冬場のゲレンデはひとつの顔に過ぎず、ここ大台は地域観光の役割を担い続けていくのであろうとも思うのでした。


おまけ:
平成4年12月31日滑走

クリックで拡大します
注:コースマップ出典元→オールスキー場完全ガイド’95(立風書房)

こんな投稿もしておりましたよ!

文学の好きなスキー野郎は、オフシーズンでもゲレンデを訪ねるのだ - 文学碑のあるスキー場(全国各地)


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2018年1月24日水曜日

Siri だって答えたくないから、意味不明に「ゾルタクスゼイアン」とか「ガラファリアン 」と答えて、相手を煙に巻こうとしているのがかわゆいな - Siri (音声認識エ ンジン)

  
持ち主  Hey Siri。雪だるまつくろう?

Siri  残念ながら、クラウドの中には雪が積もらないんですよ。

そっか。Siriは雪を知らないのか。
ワクワクしていた真っ白な世界は、
いつの間にか少し寂しい世界になっていました。
  
人工知能、Siriとのやり取りが、ITmedia NEWSで紹介されていました。
これにはオチもありまして、iPhoneの画面だけですが、紹介もされています。

”氷の結晶と私の電子回路は、あまりが相性がよくないんです。”とのたまう。
このセリフを読んで、なぜだか思いついたのは、スピルバーグの映画”A.I.”。

主人公は、送られた家の若い母親を愛するように、プログラムされたロボット。
一方、本当の子供は、不治の病で人口冬眠しており、その代役なのです。

その少年は、愛されたいと二千年を思い続けて放浪しますが、実に切ない。
そして、すでに亡くなっていた人間の母親に会えますが、彼女は再生クローン。

わずか一日の寿命であっても、少年は再会を望み、その一日を過ごします。
そして、ロボットの少年もその思い出を抱いたまま、永遠の眠りに付くのでした。

映画では、人間の感情があるかのようにみえても、微妙な違和感が漂います。
でも、母親に愛されたいという一途な思いがプログラムだと思うと、悲しくもなる。

一方、Siriのプログラムも器用に答えますが、記者も寂しげに感じたようです。
やっぱり、一緒に雪だるまは作れずに、何かしら不自然な雰囲気が残りました。

それでも、近未来に、人間の仕事がAIに取って代わられるのは、現実的だな。
否が応でも、人間の人格がAIによって能力面で否定される現実は、近い。

このテディも永遠の眠りに
園丁ロボットのやさしさ

それでも、この映画のように、ロボットに一途な使命が与えられていたとします。
”天空の城ラピュタ”の最終場面では、園丁ロボットが、廃墟を守り続けます。

王族の墓を守る園庭の衛兵ゆえ、職場が完全に失われない限り守り続ける。
それも、終りなき永遠の眠りに近いのでしょうが、なぜか寂寥感だけが残ります。

というわけで、マンションの玄関で、子供らがせっせと雪だるまを作っていました。
そんな風景は、今週の爆弾低気圧の通過による雪景色から、生み出されたものですが、ITに関わる人々は、そんな一コマの切り出しを、Siriに悟らせようとしたのかも知れず、その答え方は、便利さはあるが永遠に人間と本当の交流ができない、分かちがたい闇を垣間見せてくれたようにも思えるのでした。


おまけ:
雪だるまについて、こんな記事も書いていました。




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2018年1月21日日曜日

マックアースというスキー場の運営企業は、本社が兵庫県養父市という豪雪地帯指定地域にある点は見逃せないね - マックアース運営のゲレンデ(西日本各県)

クリックで拡大してご覧ください

お正月のスキー旅行は、名古屋から関西方面へ向けて出撃してきました。
特に、国境スノーパークは、福井県敦賀市近郊のアクセス至便なゲレンデ。

リフト四本程度と規模はさほど大きくありませんでしたが、楽しめましたよ。
そこは、お題の通り、マックアースというゲレンデ企業が運営していました。

それで、この会社は、琵琶湖周辺のゲレンデをまとめて運営している感じ。
国境、マキノ箱館山朽木の各ゲレンデなのですが、ゆるキャラもいます。

そのゆるキャラを前面に押し出して休憩室でPRしていましたが、かわいい。
しかも、この会社で運営中のゲレンデパンフを、各種取り揃えておりました。

中には兵庫県のゲレンデもあって、東日本のスキーヤーにとっては物珍しい。
大体、琵琶湖周辺のゲレンデですら、本当に雪が降るのかって思うぐらい。

確かに、国境スキー場では雪が降りしきる中を、しっかり滑走して来ました。
そして、西日本のスキー場パンフ集めを、しっかりとコレクションしたんだな。

冒頭に掲げた写真は、そのパンフが対象のスキー場の位置を示しています。
殆どが兵庫県北部の地域なんですが、このエリアは豪雪地帯の指定だよ。

まあ、特別豪雪地帯の指定でなくても、山間部のゲレンデはかなり降るのだ。
だから、関西のスキーヤー・ボーダーファンに向けに、立地が集中しています。

これに、大山、神鍋、ハチ高原を加えれば、これが西日本のゲレンデ総ざらい。
残るは、広島・島根のゲレンデになりますが、これはそれ以西の人たち向け。

思うに、人口稠密地帯の京都、大阪、神戸圏の客を当て込むのは当然かな。
だから、マックアースさんも、運営ゲレンデの各種パンフを置いたのでしょう。

でも、ネットの方がPR効果は大きいはずなのに、今更、パンフを使うなんて。
だけど、マーケティング戦略には、プッシュ型とプル型の二通りがあるらしい。

この件は、以前の投稿で書きましたので、そちらを参考にしてもらいましょう
何れにしても、どの時点で「行くスキー場」を決めるのか、よりけりなのかな。

最近のように「早割リフト券」とかあると、現地に行ってから決めることもない。
すでにネットで検索して、ネットから購入してしまうというパターンもありえます。

一方、琵琶湖方面で滑ってみたけど、今度は違うエリアで滑りたくもなるもの。
そんな、お客さんには、パンフで勧誘するって言うのは、古典的でもありだな。

というわけで、東日本の人たちには見る機会の少ないパンフを紹介しますね。
このパンフを見ながら、出かけてみたいと思って人は、ぜひ遠征してください。

自分も三月遠征の参考にしようと思っている次第でして、自分にとっては雪質にこだわることなく、ただひたすら滑っているだけで楽しいオタクですので、今から西日本のゲレンデを楽しみにしている自分がいるのでした。


おまけ:
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2018年1月18日木曜日

雪彦峰山県立自然公園に所在しているけど、”せっぴこ”なんて簡単に読めませんな - 峰山高原リゾートホワイトピーク(神河町・兵庫県)

     
本邦14年ぶりに、峰山高原リゾートホワイトピークのスキー場が開かれました。
国内で新設されるのは、平成15年の”いぶきの里スキー場”以来、だそうです。

それで立地が面白くて、その前が岡山県新見市なら、今回は兵庫県神河町。
どちらも西日本のゲレンデですが、未だウインタースポーツの需要があるのかな。

確かに、東日本にはスキー場が飽和していて、閉鎖や休止が続いて来ました。
西日本でも、その傾向は否めませんが、絶対数が少ないのでそれ程でもない。

一方、昨年、待望の広島県のゲレンデを訪ね歩きましたが、残念もありました。
つまり、平日にホワイトバレー松原を訪ねたら、週末だけオープンするのが判明。

結局、滑られなくて地団駄を踏みましたが、今季は、とうとう休止になりました。
HPでは、休業を余儀なくされたと述べていて、少し無念さを感じる気もします。

このゲレンデは広島県なのですが、元々、スキー人口も多くない西日本のこと。
だから、滑れらなくなった、このゲレンデは、再開が難しそうなので残念だったな。

他方、土砂降りの雨であきらめた恐羅漢スキー場は、休止はないと思います。
なので、次回に期待するとして、小規模なゲレンデは何時閉じるか分からない。

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国境スキー場でゲットしたぜ

この峰山高原のゲレンデにしても、リフト二本と実にこじんまりしたゲレンデです。
ただ、違うのは、このエリアを通年リゾートとして開発する、事業者の長期構想。

だって、スキー場の受託運営を全国で展開するマックアースがオープンしました。
始めに、リラクシアというリゾートホテルがオープンしており、スキー場が続きます。

そして、今シーズンから営業を始めたことから、それがニュース記事になりました。
14年ぶりというのがトピックになる分けですが、このゲレンデは長く続くと思うんだ。

リゾートホテルも素敵な感じだし、高速道路からのアクセスもまあまあだからね。
神鍋とかハチ北のスキーエリアよりも近そうで、成功する勝算があったのでしょう。

というわけで、今年も西日本にスキー遠征旅行を計画中で、どこかは思案中。
もう一度、広島県を再挑戦してみるか、大山のエリアにするか、神鍋にしようかと、アイデアは尽きないわけですが、このゲレンデは今シーズンオープンしたばかりだから、もう少し後になってから滑りに訪れてもいいだろうと思っていまして、とりあえず、参考になるパンフをゲットできたのはラッキーだったと思ったのでした。





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2018年1月15日月曜日

橋幸夫の「霧氷(むひょう)」より、舟木一夫 の「絶唱」 がレコード大賞になるって思っていたガキの頃を思い出した - 御在所岳スキー場(三重県)



おはよう日本は、NHK朝のニュース番組ですが、時計代わりに見たりします。
毎日の出勤で、家を出るまで時間を気にしつつ、ニュースだけは欠かせない。

新聞の購読を止めて十年以上が経ちましたが、テレビやネットで事足ります。
他方、NHKだって偏向報道の一翼を担うような糞メディアには間違いない。

だから、最低限の義務として、地上波の放送料だけを駄賃として施します。
何しろ、戦後七十年も経たのに、自己反省を強いる暗い報道が目立ちすぎ。

朝から自虐史観を繰り返して謝罪と賠償を誘導したくて、キモさ満載なのだ。
これから仕事だって言うのに、気持ちを一瞬で萎えさせるメディアはゾンビです。

最近、NHKの女性記者も過労死が発覚しましたが、組織からしてブラックだ。
それに輪を掛けて、報道自体が硬直化した変態思想の極致はいただけない。

まあ、それでも最近は反省したのか、多少はマシなコーナーも増えたようです。
中でも、地域の冬の暮らしを取材した”冬点描”は、ついつい見てしまいます。

やっぱり、北海道出身だからということもありますが、雪国の風景は懐かしいな。
中でも、「三重県で「樹氷」!その日を予測せよ」ってタイトルは、面白かった。

蔵王で撮影したけど、樹氷かな?

この樹氷は、山形県の蔵王が代表格で、百年以上も前に発見されました。
樹氷林が観光資源になっているほどですが、ここだけと言うわけでもありません。

他には、八甲田山、八幡平、伊吹山、氷ノ山、富士山等も知られています。
そして、暖かい九州・四国地方にだって、高山帯でも樹氷が見られるのです。

それで、NHKが取材した御在所岳ですが、三重県の鈴鹿山脈に位置します。
最高峰ですが、標高が1250m足らずと低い割りに、樹氷が見られるようです。

ただ、日本海側から寒気が押し寄せた天候の中、条件次第で見られるお話。
これより北西の方角には高い山塊がないため、簡単に雪雲が吹き込みます。

この雪雲がご在所岳にぶつかって雪を降らせてくれて、樹氷の元になる分け。
しかも、標高の高い場所では、ブナ林が見られるだけあって冷涼なのでしょう。

なので、北側の伊吹山地にある伊吹山の方が高いのに、こちらは鈴鹿山脈。
千メーター少しで山脈を名乗るとは恐れ入りましたが、魅力もあるのでしょう。

伊吹山を見て奥伊吹スキー場に向かう

だけど、標高が低いせいか、安定して樹氷が見られるかと言うと、そうでもない。
ふもとの湯ノ山温泉だって、宿泊客の期待に応えられるか、気がかりなんだな。

このため、ある旅館は、観光客相手に観望できるかどうか、予報を始めました。
そんなてん末を紹介したニュースでしたが、その樹氷を紹介したシーンが美しい。

行ったことはありませんが、そこは小規模なゲレンデもあって三重県のスキー場。
どちらかと言えば、志摩スペイン村など、同県は温暖な印象が強い気もします。

というわけで、そのギャップが激しい三重県のゲレンデも、滑ってみたくなりました。
一方、樹氷の見られる山塊は、なんと屋久島の宮之浦岳(標高1935m)まで南下できるのが、調べてみて分かったのですが、逆に寒すぎるのか、北海道ではあまり見られないという不思議さもありまして、そんな樹氷で記事を仕上げてみたということなのでした。



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2018年1月12日金曜日

リフトの乗り降りに、ビンディングをいちいち外す、無様な用具は御免だっていうのさ - ムツゴロウ漁ガタスキー(佐賀県)

   
まあ、自分からしてみれば、スノーボードの原始系が、上の写真だと思います。
有明海で有名なムツゴロウ漁では、ガタスキーと呼ばれる道具が使われます。

泥んこのぬかるみ上で漁をせねばなりませんので、移動手段がほしくなります。
歩くこともままならないので、滑るような道具が必要になり、そりの感じでしょう。

ガタスキーと呼んでいますが、スノーボードとかサーフィンのイメージなんだな。
一方、漁で肝心なことは、人の気配に敏感なムツゴロウにより近づくことです。

それには、このガタスキーなるボードさばきが大切になりますが、風林火山です。
疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、ムツゴロウを騙します。

でも、そんなスタイルでスキー場を滑走されたら、危なくて危なくてかなわない。
大体、スノーボードは一枚の板に乗るので、制御がスキーに比べて劣ります。

     
それに、滑走中、左右を均等に広い視界が得られないと、いうこともあります。
そうなると、どうしても他の滑走者を確認するきっかけが、遅れてしまうんだな。

要するに、ボード上に立つと、コースに向かって半身(はんみ)の状態になります。
つまり、スキーに比べて半分は死角となってしまい、確認も無いまま滑るんだ。

いやはや、こんなに危険な滑走用具がスノーボードだから、絶対に乗りません。
正直に言いますが、あんなのスポーツじゃなくて、単なる危険遊具でしょうな。

確かに、スキー場を滑走する割合で見れば、今やスノーボードが天下です。
でも、上手に滑っているなあと思える人は、スキーヤーの方が多いと思うよ。

それに、奥伊吹スキー場でも見たけど、ちびっ子たちはスキーレッスンがメイン。
スノボを子供にはかせて教えているお父さんもいたけど、スクールは無かったな。

だから、安全に滑られるスキーの方が、スポーツとしては上等なんだ思います。
というわけで、スノボはスキーより簡単に持ち運べるメリットを否定はしません。

ですが、スキーは、山スキー、クロスカントリースキー、テレマークスキーなど、目的・用途に応じた滑走が、自在に選べる点で優れているのは否定できなくて、スノーボードは山を登ることもできず、平地での滑走も難しいのに比べて、自分だっていくつかその道具を所有して条件に応じた滑走を楽しんでいますので、自分の人生はスキーだけを楽しめれば、それで十二分に満足なんだと思うのでした。


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PRしたい意欲は分かるんだけど



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