2018年2月8日木曜日

デリーベリー、バリベリー、モンテスマの復讐とは何ぞや - 海外旅行の下痢症状(インド、バリ島、メキシコ)

ROKO(ロコ)、下痢止めの薬

この間の日曜、何を食べたか分かりませんが、激しい下痢を催してしまいました。
お腹が痛むと言う分けではありませんが、ちょっと動くと漏れ出しそうになりました。

このため、外出を避けてホテルの部屋に閉じこもり、一日ユーチューブを見る始末。
出そうだなと思えば、さっとトイレに駆け込みますが、しゃがめば一発速攻なんだ。

まあ、尾篭な話ではありますが、この症状に掛かった人で無ければ分かりますまい。
それで、インドを旅行して下痢に掛かると、Delhi Belly(デリーベリー)と言うのです。

英語的に見ても語呂も良いし、きっと首都デリーのお腹と、意味を当てたのかな。
一方、似たような症状は各地でも発生しまして、これがバリ島ならバリベリーです。

こっちも語呂合わせの印象が強いのですが、中南米の旅行は、少し恐そうなの。
だって、Montezuma's revenge(モンテスマの復讐)と読んで、報復行為みたい。

何れにせよ、衛生状態が悪そうな地域で起こる下痢ゆえ、旅の洗礼でしょう。
なので、仕事で出張している人間にとって、現地での体調管理は欠かせません。

ですが、下痢だけは注意していても、突然に発症するので防ぎようがありません。
起こってしまえば甘んじて受け入れて、症状が回復するまでは我慢々々なのか。

それでも、夕方には症状も治まってきて、用心に薬を買いに行くことにしました。
ホテルの近くに薬局があり、夜遅くまで営業しているのがありがたい気もします。

しかも、インドには処方箋無しでも帰る薬がたくさんあって、しかも日本より廉価。
値段も気にならず、用心程度に買って、使わなかったとしても損になりませんわ。

まあ、Diarrhea(下痢)とメモ書きして、それを見てMedicine(薬)と言うだけです。
後は、店員さんが即座に取り出してくれたのが、冒頭にあるROKOなる薬でした。

そして、幾らなのと聞けば、十錠で18ルピー(約40円)と言われて激安に驚き。
本当かと思ってしまいましたが、実は、インドはジェネリック医薬品大国なのです。

成分は、塩酸ロペラミドとあります
この薬、日本で売られている”ピタリット”や”ピシャット”に含まれる成分が同じです。
塩酸ロペラミドの成分ですが、このロコでは、一錠当りで倍以上も含まれています。

それだけ効き目が強いのですが、海外の薬は、概ね成分が多く入っているのが普通。
なので、一錠だけ飲めば効きそうな気もしますが、以前、効き目が出ずに困りました。

二錠飲んでやっと治まりましたけど、帰国する際に症状が出て、本当に難儀しました。
というわけで、バンコクの国際空港で買えるのは、同じ成分のイモジウムと言う薬です。

今までは、格安航空券で出張することを余儀なくされて、タイ航空の乗り換えで出張することも多かったのですが、そこで薬を買い揃えたりする重宝さもありまして、このイモジウムの買い置きは未だ残っていて、これを使い切ったらどうしようかと思っていたところ、こちらのインドではROKO(ロコ)なる薬の存在が分かりましたので、これからは心置きなく、ANAの楽な成田~ムンバイ直行便でためらうことなく、出張できると思うのでありました。



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2 件のコメント:

  1. イトーマン2018年2月8日 9:50

    整腸剤をご購入されたら良いと思います。私は、整腸剤のラックビーを一回1錠、一日三回、旅行前から飲んでおき、下痢になりそうかなと感じた時や、下痢になった時に、整腸剤のミヤBMを2袋飲みます。ミヤBMは一日9袋くらいは飲んでも問題ないようです。プラス抗生物質のクラビット錠500mgを一日1回飲むこともあります。
    日本で買っても3割負担なので、そんなに高くないですよ。病院に行くのが手間暇かかりますが。

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  2. イトーマンさんへ、
    抗菌剤・抗生物質は、決められた服用量を使わずにいると、体内に耐性菌ができてくると聴いたことがあるので、お気をつけください。出張で一緒の会社の同僚は、新ビオフェルミンを飲んでいたので、同じような予防法だと思いました。それで、タイでは処方箋なしでクラビットが買えます。驚きました。

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