ROKO(ロコ)、下痢止めの薬 |
この間の日曜、何を食べたか分かりませんが、激しい下痢を催してしまいました。
お腹が痛むと言う分けではありませんが、ちょっと動くと漏れ出しそうになりました。
このため、外出を避けてホテルの部屋に閉じこもり、一日ユーチューブを見る始末。
出そうだなと思えば、さっとトイレに駆け込みますが、しゃがめば一発速攻なんだ。
まあ、尾篭な話ではありますが、この症状に掛かった人で無ければ分かりますまい。
それで、インドを旅行して下痢に掛かると、Delhi Belly(デリーベリー)と言うのです。
英語的に見ても語呂も良いし、きっと首都デリーのお腹と、意味を当てたのかな。
一方、似たような症状は各地でも発生しまして、これがバリ島ならバリベリーです。
こっちも語呂合わせの印象が強いのですが、中南米の旅行は、少し恐そうなの。
だって、Montezuma's revenge(モンテスマの復讐)と読んで、報復行為みたい。
何れにせよ、衛生状態が悪そうな地域で起こる下痢ゆえ、旅の洗礼でしょう。
なので、仕事で出張している人間にとって、現地での体調管理は欠かせません。
ですが、下痢だけは注意していても、突然に発症するので防ぎようがありません。
起こってしまえば甘んじて受け入れて、症状が回復するまでは我慢々々なのか。
それでも、夕方には症状も治まってきて、用心に薬を買いに行くことにしました。
ホテルの近くに薬局があり、夜遅くまで営業しているのがありがたい気もします。
しかも、インドには処方箋無しでも帰る薬がたくさんあって、しかも日本より廉価。
値段も気にならず、用心程度に買って、使わなかったとしても損になりませんわ。
まあ、Diarrhea(下痢)とメモ書きして、それを見てMedicine(薬)と言うだけです。
後は、店員さんが即座に取り出してくれたのが、冒頭にあるROKOなる薬でした。
そして、幾らなのと聞けば、十錠で18ルピー(約40円)と言われて激安に驚き。
本当かと思ってしまいましたが、実は、インドはジェネリック医薬品大国なのです。
成分は、塩酸ロペラミドとあります |
塩酸ロペラミドの成分ですが、このロコでは、一錠当りで倍以上も含まれています。
それだけ効き目が強いのですが、海外の薬は、概ね成分が多く入っているのが普通。
なので、一錠だけ飲めば効きそうな気もしますが、以前、効き目が出ずに困りました。
二錠飲んでやっと治まりましたけど、帰国する際に症状が出て、本当に難儀しました。
というわけで、バンコクの国際空港で買えるのは、同じ成分のイモジウムと言う薬です。
今までは、格安航空券で出張することを余儀なくされて、タイ航空の乗り換えで出張することも多かったのですが、そこで薬を買い揃えたりする重宝さもありまして、このイモジウムの買い置きは未だ残っていて、これを使い切ったらどうしようかと思っていたところ、こちらのインドではROKO(ロコ)なる薬の存在が分かりましたので、これからは心置きなく、ANAの楽な成田~ムンバイ直行便でためらうことなく、出張できると思うのでありました。
いいねと思ったら、二つポチっとね!
整腸剤をご購入されたら良いと思います。私は、整腸剤のラックビーを一回1錠、一日三回、旅行前から飲んでおき、下痢になりそうかなと感じた時や、下痢になった時に、整腸剤のミヤBMを2袋飲みます。ミヤBMは一日9袋くらいは飲んでも問題ないようです。プラス抗生物質のクラビット錠500mgを一日1回飲むこともあります。
返信削除日本で買っても3割負担なので、そんなに高くないですよ。病院に行くのが手間暇かかりますが。
イトーマンさんへ、
返信削除抗菌剤・抗生物質は、決められた服用量を使わずにいると、体内に耐性菌ができてくると聴いたことがあるので、お気をつけください。出張で一緒の会社の同僚は、新ビオフェルミンを飲んでいたので、同じような予防法だと思いました。それで、タイでは処方箋なしでクラビットが買えます。驚きました。