2018年5月19日土曜日

東日本と西日本の食文化に隔たりを感じた道産子でもありましたが、粉もん文化は筆頭格に違いないね - たこ焼き・お好み焼き(そのほか)

   
大阪をうろついた四泊五日の旅行は、粉もん食道楽の旅でもありました。
ここと言えば、B級グルメの王道、お好み焼き、たこ焼きの食文化の地域。

当然、出発前に評価の高いお店を探しておいて、食べ歩くことにしました。
それで、場所的には、通天閣のある新世界とか、道頓堀がターゲットです。

結局、時間が足りずに、新幹線の新大阪駅でも帰りがてらに食べました。
それぞれ、大阪へ来ただけのことがある味わいでして、粉もん最高ですよ。

先ず、たこ焼きは、明石焼きの店も含めて、三軒を立ち寄ってみました。
食べた順に紹介しますが、どの店も捨てがたいが、コスパは多少違います。

あっちち本舗(道頓堀店) 8個500円
かんかん(新世界)  8個350円
たこ家 道頓堀くくる( JR新大阪駅店) 8個750円

うーん、かんかんのお値段はコスパ最高ですが、素材にチープさを感じます。
ただ、このお値段で、立ち食いでほおばる食し方なら、絶対にお勧めだな。

次のあっちっちは、並んだから焼き立てにありつけ、表面の焼き上りがグー。
中のトロトロ感との対比が絶妙なのと、具のタコがコリコリしておいしかった。

最後の明石焼き、くくるは、具のタコが一番おいしく、たこ焼きとも違う食感。
つまり、店によって味わいに違いがあるので、たこ焼きの食べ歩きも面白い。

   
これに加えて、お好み焼きに加え、すじねぎ焼きの変形バージョンもトライ。
お好み焼きは、有名な風月にしましたが、もちろん鶴橋の本店を攻めます。

冒頭の写真は、お店のお姉さんの手際が良くて、ついパチリと撮影しました。
それで、この鶴橋は焼き肉店も多いのですが、在日の多い商店街が迷路だよ。

アーケード街をうろつき回り、韓国風の海苔巻きを買って立ち食いしました。
チジミなんかも売ってましたけど、これも粉もん文化の一つなんでしょうな。

最後に、紹介するのはねぎ焼きですが、これは上さんが探し出してきました。
旅行最終日、もう一点、粉もんで勝負したかったらしく、これはおいしかった。

それで、十三が発祥の地なんだそうですが、”じゅうそう”と読むのが難しいな。
ただ思い出せば、昔、大阪キー局のTV番組から、この地名を知りましたよ。

”てなもんや三度笠”なのですが、藤田まことが”十三の姉ちゃん”と言うのだ。
”姉ちゃん、姉ちゃん、十三の姉ちゃん”って、ゲストの女性に声をかけます。


そして、突然ギャグらしく、劇中CMで”当たり前田のクラッカー”というのです。
このバラエティー番組は、一応、ドタバタでも時代劇で筋書きはあるのです。

でも、このクラッカーは、ついに北海道の店頭で見ることはありませんでした。
当時、日清食品の”出前一丁”にしても、マルちゃんばかりで見かけません。

CMで見ても買えない食品、それ程、東日本と西日本は隔たっていました。
しかも、五十代になって、前田クラッカーを業務スーパーでやっと買えました。

これも、この会社の営業基盤が関西だったこともあり、流通できたのでしょう。
というわけで、粉もんは、かの地で食べてこそ、地元の食文化が楽しめます。

例えば、広島が発祥の百均のダイソーでは、イカリソースが売られていますが、初めて目にしたとき、これが大阪の食品メーカーであるのを、わざわざネットで調べたほどでして、東日本に住む人間にとっては、まだまだ目新しいブランドがあるほどですから、粉もんにしても、ご当地で確かめないと、本場の味は賞味できないと思うのでありました。

※”ねぎ焼やまもと” は、新幹線の新大阪駅改札口内で賞味できますよ。



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