富士山の雄大さに見とれる |
桜も開花して、春が来たと思わずにはいられない季節になってしまいました。
だから、そろそろスキーの板納めをせねばならんと思っても、未練が残ります。
なので、春分の日の飛び石連休を利用して、今シーズンラストのスキーなんだ。
場所を富士山の裾野にある、このゲレンデにしたのは、横浜から二時間だから。
その日の朝八時に出発すれば、楽勝で日帰りできるという便利さがたまらない。
夕方には自宅でご飯を食べられるという、ラクチンなゲレンデなのであります。
それで、富士山は円錐の形が美しく、広大な裾野の広がる世界遺産の名山です。
近年は海外の観光客も増えてきまして、観光地として賑わいを見せているんだ。
スキー場に着いて驚いたのは、スカーフをしたイスラム系の女性客がたくさん。
家族連れなのか、ご主人と子供達も混じって、ゲレンデへ出て行きますが変だ。
だって、スキーやスノボを装着して、いざ滑ろうとする気配が全くありません。
ちんたら、スキーセンターの中央通路を抜け、ゲレンデに出て眺めるだけだよ。
もちろん、裾野に広がるゲレンデだから、雄大にそびえる富士の見物が楽しい。
写真をパシャパシャ撮っていますが、リフトに挑戦した観光客までおりました。
この日は、クワッドとペアのリフト二基が稼動して、どちらも乗れたんだな。
どうして分かるのかと言うと、乗り降りの際、安全確保で大きく減速するんだ。
スピードがガクンと落ち込むか、上手に乗り降りできなくて止めてしまいます。
たびたび起きるんで、フラストレーションが溜まるんだけど、そんな春スキー。
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インバウンドで地方へ足を伸ばして、金を使ってくれるのなら地元も大歓迎だ。
富士山は世界遺産で、観光客も増えましたが、それでも冬場の季節は減ります。
でも、東南アジアから来たお客さんは、雪なんか見たこと無いから珍しいはず。
そして、冬は晴れの日が多いから、圧倒されるように間近に富士山も見られる。
しかも、ここでは、リフトに乗りながら富士山の景色を楽しめるというオマケ。
上さんが言っていましたけど、観光バスが何台も来たけど、滞在時間が短いの。
一時間もいれば良い方で、これならリフトに乗ってくるぐらいはできただろう。
ところで、ゲレンデは初中級者向け中心で、ガンガン滑りまくる人には縁遠い。
滑走斜面も最大で25度と緩いので、雪質が悪ければ板の滑りも悪くなります。
つまり、緩斜面だと雪面と板の間で摩擦が起きるのか、つんのめりそうになる。
春スキーだから雪もザラメ状になっていて、滑りにくいのは仕方ないでしょう。
それでも、人工雪をバンバン降らせたから、ゲレンデコンデションはOKでした。
まあ、都心から近いながら、一応本格的なスキー場という位置づけでしょうか。
近くて便利と言うのがウリで、時間を見つけて出かけられるのがメリットです。
というわけで、山梨名物ほうとうを、お昼に食べてから帰宅の途に着きました。
この辺だと有名なチェーン店の”小作”もありますが、帰り道に東名を使う関係から、浅間茶屋・富士吉田本店にしまして、名代のかぼちゃほうとうを食しつつ、B-1グランプリ優勝の”鳥モツ煮”もまたおいしくて、それなりに楽しめた日帰りのスキー旅行となったのでした。
かぼちゃほうとう |
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