アニメの勇者ライディーン |
発売前、新しいAMD Ryzen5 3600 6コアCPUのベンチマークがリークされた。
インテルCPU、Core i7-8700Kをたった199ドルでノックアウトと驚異だな。
だって、インテルのはグラフィック内臓といえども四万円以上でかなり割高。
英語の情報記事をグーグルAIで訳してみたら、何だかわくわくして来ました。
だって、AMDのCPUでパソコンを作り続けてきたのだから愛着は計り知れない。
このAMDなるメーカーは、インテルの互換CPUを開発してきた企業で有名です。
個人的には、二十年以上も前、Am486の互換CPUでPCを組み立ててみました。
既にインテルのペンティアムが主流の頃、マザボもCPUも入門用の486世代。
ただ、それでもかなり高速で、当時、実用上は問題を感じないほど優秀でした。
その後、K5, K6、K6II、K6III、Athlon、Duronなどなど、色々と使ったんだ。
その後、しばらくPC自作を休んでいましたけど、PhenomIIから再開しました。
じゃんぱらと言う中古PCパーツ屋で買い揃え、コスパの良いPC作りをします。
でも、インテルの方は、中古でも高価でモデルが多いし頻繁に改良されました。
このため、同じCPUでもマザボのバイオスを変えないと動かないケースもある。
新シリーズのCPUが発表されると、ピンアサインの変更で、マザボも変ります。
どのCPUにどのマザボが載るのか、店に問い合わせたり調べたりが面倒くさい。
そうなってくると、それほどモデルチェンジが頻繁でなかったAMDに目移りだ。
まあ、AMDはCPUソケットの規格を余り変えずに、製品を投入し続けました。
と言うより、インテルに比べて企業規模も小さく、そんなことも出来なかった。
これが本音だったと思いますが、当然、マザボも使い続けることが出来ますな。
つまり、新しいチップセットを搭載した新しいマザボには、CPUが下位互換。
一方、古いマザボは、BIOSのアップデートでCPUの上位互換ができるんだよ。
そんな互換性サービスを提供し続けて、ユーザー離れを防ぐ作戦を取りました。
だから、AMD一途の自作派は、インテルには乗り換えられなかったと思います。
もし、乗りかえると部品一切合財を換えなければならない無駄なコストが発生。
そんな浪費をする余裕もなく、それを避けられるメリットはあったと思うんだ。
マツダの車に乗る人みたく、そこのディーラーであれば下取価格の査定も良い。
他へ行くと査定がガタ減りで、乗換えには金が掛かるとか、似たような話かも。
今のところ、最上位の3900X |
それで、このRyzen5 3600でPCを作り直したので仕様について触れてみます。
このチップは、6コアと12スレッドを備えており、生まれて始めての6コアだ。
これまで使ってきたのが、4コア4スレッドと精一杯で格上のコア数に大満足。
クロックは、標準的な3.6 GHzのベースから、4.2 GHzまでブーストされます。
なので、Ryzen3000シリーズのラインナップから見ると下位のランクではある。
でも、性能自体がインテルの同等品を上回っており優れた設計だと確信した。
“Zen 2コア"をベースにしたデザインですが、これでやりたいことがあったんだ。
現状、VBAで書いたプログラムを、二時間ぶっ続けて動作させたりしています。
このプログラムは一旦起動させたら、CPUを占有して他のアプリが使いにくい。
Ryzen3 2200GのCPUが載った、もう一台でも、ちょっと操作がガクガクする。
これがいやで、ならば6コアでスレッドの多いCPUなら、どうなるのだろうか。
そんな素朴な疑問からPCを作り直してみましたが、結果はかなり良好なんだよ。
VBAをぶっ続けで起動して、他のアプリ挙動には全く影響を与えていません。
これがうれしくて、やはりZen2コアは恐るべしと、改めて感動した次第です。
というわけで、競合のインテルは、技術力で過去のものになったのでしょうか。
たしかに、AMDがリリースしたRyzen Threadripper 2990WXというCPUは、32コア(64スレッド)という化け物みたいなのに、価格が二十万円以下で購入できるという手頃さが良くて、一方、競合するインテルのXeon 8176(28コア・56スレッド)の価格が、百万円近くも高額なのを考えると、性能かつコストパフォーマンスで、AMDはPC自作派を強力に支援してくれるメーカーだと、今後もインテルを使うつもりの全く無い自分がいるのでした。
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