韓国メディアは「全面戦争に走り出した」だって |
前回の投稿で紹介した、韓国の思考回路の根本、徳治主義をおさらいします。
これは中国儒教の影響が強く、法律によって政治を行う法治主義と間逆です。
要するに、徳のある統治者が持ち前の徳で、人民を治めるという曖昧さだよ。
従って、その統治が正しいかどうかは主観的な判断でしかなく客観性が薄い。
このため、前任者の治世を否定することによってしか、証明できなくなるな。
だから、韓国では大統領が任期を終えると、常に悲惨な末路にたどりやすい。
一方、韓国は民主主義だから、国民が投票で、直接、大統領を選ぶ制度です。
でも、国民は徳治主義の伝統や慣習を意識せずとも、受容しているのが現状。
しかも、大統領に絶対的権力が与えられる制度だから私利私欲に走りやすい。
だから、辞めれば、収賄、不正蓄財、権力乱用といった醜聞が繰り返される。
要するに、韓国のリーダーは、任期をきっちり清算しなければならなくなる。
これを繰り返していては、客観的な統治の業績に対する評価もできませんよ。
全否定する判断基準ゆえに連続性もなくなり、毎回リセットするだけなんだ。
こうなると、他国が条約を結んでも大統領が変われば簡単に反故にされるな。
信頼関係の構築など皆無に等しく、韓国と付き合うなら用心警戒は必定です。
まあ、今回の輸出厳格化に伴う韓国の出方も、その一環と思えば納得できる。
でも、厳格化をせざるを得なくなったのは、韓国の貿易管理が甘かったから。
輸入した量と実際に生産された量が合わず、残りの行方も分からずじまい。
そのことを問いただしても回答しないのは、どれだけ上から目線なんだろう。
経産省が貿易管理に関わる協議を提案しても、理由をつけて延期を申し入れる。
しかも、協議が開けるとか連絡も無いまま、知らん振りを決め込む狡猾さです。
今までホワイト国認定のために、輸出管理のノウハウを教えたのは日本ですよ。
国際的な枠組みに韓国が参加できるように、国際社会に働き掛けたのも日本だ。
韓国は、こうした支援の恩を平気であだで返して来て、徳治主義が元凶なんだ。
思うんだけど、相手が中国やアメリカなら、ここまではこじれないだろうなあ。
自分より上か下かしかみない国だから、宗主国様には右顧左眄する事大主義。
一方、日本は下だと思っていて強く出てきますが、なぜなんだろうと思うんだ。
その辺り不思議に思って調べたら、裏付けとなる文献をネットで見つけました。
それは、江戸時代、日本を表敬訪問した朝鮮通信使が残した”日東壮遊歌”です。
随行員の一人が書いた私的な旅行記ですが、日本に対する恨み言が激し過ぎる。
●1764年1月28日 京都
街の繁栄では大阪には及ばない。
しかし倭王(天皇)が住む都であり、とても贅沢な都市だ。
山の姿は勇壮、川は平野を巡って流れ、肥沃な農地が無限に広がっている。
この豊かな楽園を倭人が所有しているのだ。
悔しい。 「帝」や「天皇」を自称し、子や孫にまで伝えられるのだ。
悔しい。 この犬のような倭人を全て掃討したい。
この土地を朝鮮の領土にして、朝鮮王の徳で礼節の国にしたい。
そんなウリナラファンタジーの思い込みが、昔から脳内に刷り込まれていたの。
しかしながら、当時、朝鮮は木製の水車が作れなかったほど技術が劣っていた。
自分達の経済・文化が劣っていると感じたのか、悔しいと素直に言ってしまう。
だから、自分達の方が優秀だから、下の人間が教えて当然だと思っていたのか。
当時、朝鮮では科挙制度で選抜されたエリート官僚達が、民衆を搾取しました。
そういった選民意識もはなはだしかったのですが、今の韓国政府も似たような。
レーダー照射や輸出厳格化の問題では、高圧的に対応するのも合点が行きます。
というわけで、北朝鮮もミサイル発射の連発で韓国を助けているのかもしれず。
なぜなら、現状では、輸出規制を撤廃しなければ、韓国が軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を脱退すると日米を脅すような事態にまで発展しており、一方、北朝鮮は脱退すればミサイル発射の情報も手に入らなくなるよといわんばかりに発射しまくって、困った日本に輸出規制を撤廃させた暁には、逆に韓国から核開発資材の入手を再開できるとほくそ笑んでいるのかも知れず、ほとほと断韓、断交がベストなのかも知れないと思うのでした。
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