南米原産、セロウィアナ |
ガーデニングを趣味にされている方は、親切な方が多いのかもしれない。
そんな思いになったのも、無料で球根を分けてくれる方がいるからです。
時折、買物に行くスーパーの通りには、瀟洒な一軒家が立ち並びます。
中には、玄関先に色とりどりの草花を育てているガーデナーもいるのです。
それがカラフルでして、大事に育てだ結果なんだと、納得してしまいます。
こうして、折々の季節に通り過ぎますと、少しばかり楽しませていただく。
そんなご家庭があるのですが、時に種子や球根が玄関先に置かれます。
ご自由にお取りくださいと説明書きがあって、親切に紙袋も添えられたり。
植物の名前も書いてありますが、横文字で聞いたこともないような種類。
それで、この間、二種類の球根が置かれていたので、思わず貰いました。
中にはほったらかしにした球根もあったのですが、見たら芽が出ていた。
もやしの種を発芽させたみたいで、ひょろっと白い茎が伸びておるのです。
これは生命力が逞しい植物に違いないと、すぐに鉢に植え替えてみる。
しばらくは伸びた茎に変化はありませんでしたが、やがて葉も生えてくる。
それがつま楊枝というか、櫛の歯みたいな細い葉で、なんの花だろうか。
疑問もありますが分からずじまいで、最近、ようやく花を付けてくれました。
それが黄色い花でかわいくて、カタバミみたいな感じもしますが葉が違う。
なので、ネットでググってみたら、セロウィアナムといってハナニラの仲間だ。
普通、ハナニラといえば、白とか薄紫の色の花ですが、これは珍しいな。
ウルグアイ原産で、球根植物の多年草だから、毎年の開花が楽しみだ。
しかも、貰った球根の二つが咲いたので、これから球根を増やしましょう。
一方、今春、近所のお不動さんに咲いていたハナニラも球根をゲットだ。
ハナニラは、最近、葉を伸ばし始めた |
こちらは、直径で5ミリもないくらいで、しばらくは咲きそうもないでしょう。
代わりに、この黄色いのが咲き続けてくれると期待して、楽しからずや。
というわけで、早春を飾る花が少しずつ増えていく我が家のガーデニング。
白い小菊のノースポールも、採取していた種からようやく発芽してくれたみたいで、ちっぽけな双葉が顔を土からのぞかせているのですが、それよりも、細長いニラのような葉が生えだした白いハナニラの方は、来年に咲いてくれるかもしれないと、少し期待を寄せている自分がいるのでした。
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