2019年12月20日金曜日

これが江戸時代だったら、フッ化水素はご禁制の品に該当して、ひそかにさばけば厳罰に処せられるということなんだよ - イラン原油購入代金未払い(韓国)

大日本沿海輿地全図(地図は江戸時代ご禁制品の扱い)

テレビ時代劇では、南蛮渡来の御禁制品で荒稼ぎする悪徳商人がいます。
当然、お上の定めた御法度に逆らうので、バレたら命の保証はありません。

当然、罪状は市中引き回しの上、貼り付け獄門になりますが悪役の十八番。
だけど、当時べっ甲は禁制品だっ のに、三味線のバチに使われていました。

加えて、花札も禁制品とはいえ流通していたので、幕府も大目に見たらしい。
そこが為政者の柔軟な統治方法だったと思いましたが、輸出は違いました。

長崎でのみ取引が行われ、俵物と呼ばれる品々に輸出が限られたんだな。
それでも、取り締まりの網の目をかいくぐり、抜荷という密貿易が横行します。

その方法はさままざまで、海上で船舶が荷物の受け渡しをする瀬取りもある。
この言葉、北朝鮮への経済制裁で、一般庶民も知るようになった言葉です。

つまり、韓国のタンカーが洋上で北朝鮮のそれに石油製品を移送する作業。
海上輸送の業界で馴染みのある用語でしたが、韓国は堂々の掟破りです。

瀬取り

これが江戸時代なら処罰が厳しくもあり、死罪になるわけで韓国は消滅だな。
今の時代、国際間、国家間はユルユルだし、韓国はいけしゃあしゃあとする。

モラルの低そうな国家の面目躍如というところでしょうが、石油だから許そう。
この程度の経済制裁の対象になるご禁制品なら、将来に禍根は残さないか。

だけど、こういったモラルのなさに極めつけなのがフッ化水素の横流し疑惑。
まあ、核開発に転用できるので、日本が韓国に輸出審査を厳しくしましたな。

このため、七月から高純度な液体フッ化水素は、全く輸出できない模様です。
ちゃんと承認申請書を提出すれば、許可されるのに、それができない杜撰さ。

もちろん、韓国政府は輸入量に対する消費量を明確に報告する義務もある。
そして、この消費量は生産された製品の統計値から、推定できるのですな。

つまり、貿易統計の報告が杜撰だから、輸出申請が許可されないのだろう。
日本政府の貿易管理担当者が百十人もいるのに、あちらはたったの十人だ。

エクセルで簡単な輸入者と輸入量を書いた程度の表しか作れないお粗末さ。
それで、フッ化水素輸入量が2017年に比べて、翌年は三割以上も急増した。



このため、不審に思った日本政府が度重なる質問をしたのですが答えない。
同国政府は無視し続けてきた分けで、これは裏に何かあると思えてきます。

強調しておきますが、フッ化水素は用途外で核開発に使える危険さがある。
そして、渦中で発覚したのが、韓国がイランから輸入した原油の購入代金。

その六千五百億円を現地通貨で支払っただけで、事実上、踏み倒している。
実際、韓国のウォン通貨は信用力が弱くて、海外貿易の決済に使えません。

このため、ウォンで支払われても、ドルとかユーロの為替に替えて送金する。
イランは、この振替が必要なのですが、かの国も経済制裁を受けております。

しかも、アメリカは国際金融で為替決済の流れを逐次ウォッチしているんだ。
だから、どこの銀行だって経済制裁された国へ外国為替を転送できないの。

なので、韓国は払い済みとほざくけど、子供銀行券で買い物したようなもの。
結局、困ったイランは、この売掛金を為替でなく、現物で取引する妥協をした。

要するに、韓国で製造された資材・物資を支払いに充てるという協定なんだ。
これが昨年末に結ばれましたが、相手は核開発にいそしむ制裁対象国ね。

となれば、核開発に必須な高純度フッ化水素は喉から手が出るほど欲しい。
秘密裏に、日本産品を抜け荷するお話が、結ばれたんじゃないのかなあ。

他方、核開発を進めて来た中、どこからフッ化水素を調達していたのだろう。
まあ、現在のイランの立場なら、横流しでチャラにする気はあったはずだよ。

かなり前から、韓国は輸出管理の政府間協議を逃げ回ってきた経緯もある。
結局、国家ぐるみで横流しを疑われたとしても強い状況証拠がありすぎです。

というわけで、韓国イランのお付合い年表を貼っておくから参考にして下さい。
今後も、日本との間で輸出管理協議が継続して行われるのが決まったようだけれども、相手が改心して輸出管理の厳格化に努められる体制を日本にしっかり提示して、その運用実績を的確に示さない限り、未来永劫、韓国にホワイト国の資格は与えてはならないのであり、さもないと、日本が核開発に加担してしまうと思ったのでありました。

<韓国ーイランの怪しさ満点お付き合い年表>
2004年:韓国ホワイト国入り
2007年:イスラエルシリアの北朝鮮製の原子炉を攻撃
2013年:米国イラン制裁の一部を緩和する事で合意
2014年:米国に凍結されている原油代金の送金が問題になる(←今回の支払い問題の原点)
2016年:米国イラン制裁解除(←ここで支払いができるはず)
2016年:日本の経済産業省と韓国の産業通商資源部との(政策)対話を韓国産業通商資源部がキャンセル、以降3年間対話なし
2018年:安倍イスラエルで靴の形をしたスイーツを提供される
(比喩か? 日本→韓国→イラン日本産フッ化水素横流しを警告)
2018年:アメリカ対イラン制裁再開
2018年:日本・アメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダ軍が北朝鮮の瀬取監視(2019年フランスも参加)
2018年:韓国海軍P-1哨戒機にレーダー照射
2018年12月2日:イラン韓国と物々交換開始
2019年:シリアでミサイル開発していた北朝鮮技術者、イスラエルの空襲で死亡
2019年:イランウラン濃縮の上限突破4.5% 20%まで引き上げ宣言
2019年:イスラエル大統領訪韓、黒塗りのタルムード(刑法)を贈呈
2019年:韓国ホワイト国指定解除
2019年:イランウラン濃縮20%目標見送り
2019年:イランウラン濃縮度を5%に
2019年12月12日:イラン韓国に原油代金の支払いを最後通告
2019年12月13日:徴用問題 旧日本軍の軍人・軍属も対象に
2019年12月19日:イランロウハニ大統領来日
(フッ化委水素解禁の探りを入れに来るんでしょ)



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