2020年9月17日木曜日

あの頃、インテルに押されまくりで影の薄かったAMDでも、次世代につなげるべくデザイン開発を続けていたことを理解できる一品 - FM2+ソケットマザボ(AMD)

マザボ MSI A68HM-P33 / AMD CPU A8-7600

定額給付金のお恵みで、中古マザーボードとCPUを購入してPCを組みました。
ネット通販で”じゃんぱら”を何時も使うのですが、動作試験で確認済みなんだ。

しかも、一週間の動作保証付きなので、ヤフオクで入手するより安心できます。
なので、今回もこのルートで購入しましたが、自分は頑固なAMDユーザーなの。

インテルのCPUはペンティアム4で終わってしまって、以来、AMD一辺倒です。
途中、Atom330という省電力なCPU一体化のマザボを手に入れたけど洒落だよ。

PCIスロットが付いており、SCSIカードを差して周辺機器を使おうとしたんだ。
だけど、今持っているカードを認識してくれないので、断念してしまいました。

未だにキャノンのSCSIスキャナーを使っている現状だけど、PCがかなり古い。
ペンIIIのPCにウインドウズ2Kでは、二十年前のスペックで何時壊れることか。

まあ、家の中にはいろいろなPCがゴロゴロしていますが、今回の購入も待機組。
AMDマザボで組んだ十年以上も前のPC二台の挙動が、段々怪しくなって来た。

なので、どちらか壊れたらスイッチする考えで、一台を新規に組んでみました。
今回のマザボは、MSI製でFM2+のCPUソケットに対応して、六年前の型落ち。

当時からインテルのCPUに比べて非力でしたが、強力グラフィック機能が秀逸。
従来のグラフィックチップが載ったマザボに比べれば、性能が向上しています。

それで、この手のCPUは、APU(Accelerated Processing Unit)と呼ばれます。
インテルが焦って、グラフィック機能を強化したCPUをリリースしたほどだよ。

中はこんな感じ 

Xbox One(後継モデル)

だって、マイクロソフトがゲーム機、X-box後継にAMDを指名したほどだから。
初代はインテル製CPUでしたが、PC並みスペックに嫌気がさして切替えたの。

つまり、AMDはAPUデザインを活かして、カスタムにチップを開発したんだな。
この流れで、今秋、発表される新しいXboxでも、AMDのAPUが搭載されます。

もちろん、最新のRyzeコアが採用されていますが、今回の中古品もなかなかだ。
APUにほとんどの機能が集約されているので、マザボ上チップが極端に少ない。

この結果、古いマザボでは電力不足に悩んだ電源ユニットが、全く問題ないの。
APUの消費電力が65Wで、メモリー二枚挿し、SSD一基と、ごくごく単純構成。

これに、USBのWiFiチップで無線LANに接続しても、非力な電源で充分でした。
というわけで、ありきたりなPCの使い方なら、この型落ち省電力機は問題ない。

思うに、十年以上前のAMDのCPUでは、単体で125Wもの莫大な電力を要求していたわけですから、CPU内部配線の微細加工技術が進んだおかげで、ここまで省電力を達成したのが分かったし、Zen2コアのRyzen3600を使用中のユーザーとしては、AMDのデザイン進化を経験することができた体験だったのでした。



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