2020年10月13日火曜日

”誰も書かなかった、なんだらかんだら”というタイトルの書籍が、一頃、流行ったものだが、この本が嚆矢であったのだろうな - 中共の城菅(共産主義国家)

      
この本、父親が買って来たので、熱心に読んでいたのが小学校高学年の時です。
当時は、社会主義の体制が、西側の国々より優れていると信じた人も多かった。

でも、一般庶民の生活は、どちらかというより耐久生活を強いられたのも事実。
アメリカに対抗して、宇宙開発や軍事を優先したから、消費物資が不足します。

なので、飲み屋で出されるような、ありきたりのガラスコップが二百円もする。
一方、日本では、カップヌードルが百円で売り出されて、当初、全く売れない。

外食の中華そばが百円ちょっとの時代でしたから、ソ連のコップは貴重品扱い。
それだけ、一般庶民の買える物資は、常に物不足で店先で並ぶ行列は当たり前。

自動車を買うのにも抽選で予約せねばならず、数年は待たされるなんて異常さ。
タイヤも新品は品薄で、町中の車はツルツルのタイヤで走らざるを得ませんな。

驚いたのは医者が公務員で給与もそれなりだから、医療レベルが低いのなんの。
風邪の診療ぐらいだと薬の処方箋すら書いてもらえないとか、これが真実の姿。

当時は情報が極度に制限されていて、これが実態だったのかと驚いた思い出だ。
一方、今時の共産主義国家、中国は、政府が国民にスマホを持たせる情報革命。

しかし、実態はスマホから位置情報を特定して監視するのが目的だったりする。
コロナのPRC検査も、陰性の証明書をスマホアプリに登録させてコントロール。

本当は、感染者の実態を把握する巧妙さなんだが、もろ刃の刃でもあるんだな。
だって、最近のスマホは、写真も動画もラクラク簡単に撮れてしまうのがミソ。

それに、中共公認の微博(Weibo)から、動画アップも簡単にできてしまうし。
誰しもが、自分の撮った面白動画をアップして見せたくなるのは、万国共通だ。

だから、何気ない動画が、本当は隠しておきたい中共の実態も垣間見えてくる。
その一つは、城菅という公務員で臨時職員なんだが、公安(警官)とは違うよ。

取締りの押収で横流し

正式な名称は、“城市管理行政执法局”で長たらしく、どんな仕事か分からない。
何でも、環境保護、安全衛生、公害防止、健康促進、商工管理など範囲が広い。

警察が取り締まる範囲以外がお仕事だそうですが、強権発動で人権侵害もOK。
しかも、安い給料なのに都市管理に関する権限が広いので、不正に走りやすい。

やりたい放題で、掟に従わないと、理不尽にみかじめ料の罰金を徴収するんだ。
果ては、屋台や露店の営業が許可されていないと、壊すわ、商品は没収するわ。

そんな苛め抜かれる自営業の人々も、城管が来れば脱兎のごとく逃げ出します。
そんな城管の悪徳こそ、庶民が狙う動画ネタとしては、格好のターゲットです。

なので、ショート動画でアップされるやいなや、それがユーチューブまで転載。
例えば、”城管”とタイプして動画をググれば、出るわ出るわ中共の手先の悪事。

     
こんな日常の光景が、土地部でごく普通に見受けられるのであれば、阿鼻叫喚。
というわけで、庶民の中には、おじいさんに五十元を恵んだ優しい女性もいた。

今年に入ってからは、李克強(りこくきょう)首相が、中国では六億人の月収が千元(約一万五千円)前後だと発言して話題になりましたが、町にあふれる屋台やぼてふり行商人の実態を見ても、中共の悪政では貧富の差が歴然で全然豊かになっていないのであり、ならば多少物不足で買い物に行列を作って並んだとしても、最低限に平等な生活が保障されていたソ連の方がまだマシだったのではないかと、錯覚してしまう自分がいるのでした。



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