この間、冬に向かって季節外れなのにウマノスズクサの挿し芽を実行しました。
近所の路地に、まだ青々と生えている株があったので、試す気持ちだった分け。
ただ、ダメ元でも一株は根付かせたいので、ネットで色々助言を求めています。
それで、とある方から、表面をマルチングする良いとアドバイスを受けました。
腐葉土等でと但し書きがありましたが、このマルチングという言葉が分からん。
ネットでは、植えた植物の地表面(株元)をビニールなどで覆うことらしいな。
役割としては、雑草の発生、水分の蒸発や病害虫の発生を防ぐのが目的なんだ。
今回は季節外れの挿し芽ですから、保温というのが第一の目的だと察しました。
確かに、白いビニールを被せた耕作地を見かけますが、これがマルチなんだな。
古くはワラを使ったやり方が普通でしたが、最近はフィルムが良く使われます。
それだけ、効果の高く、安い素材が使われているのですが、マルチって何語か。
英語で”様々な”を意味するマルチからだと早合点したけど、本当は違いました。
綴りも違っていて、”Mulch”=”敷きわら”を指す名刺で、材料そのものなんだ。
次に、マルチングというのは、敷きわらを敷くという動詞に進行形にした形だ。
英語で名付けられますと格好いい作業に感じられますが、単なる畑仕事の一つ。
まあ、ガーデニング愛好者の老若男女は、この言葉が相応しいのかもしれない。
ところで、このウマノスズクサは、室内で経過観察中なのでマルチングは不要。
一方、根伏せを敢えて時季外れに決行したオオバウマノスズクサは、屋外の鉢。
こちらは、百均で買ったプランターに植えたんだけれど、何か対処は必要です。
そうなると、マルチングをやりたくなって自作してみたのが、写真の作品だよ。
以前、クリアファイルの帯で鉢の周囲にめぐらせて、容量の嵩上げをしました。
用土を増やす方法でしたが、この伏せ根のプランターも嵩上げを施しています。
なので、後は表土に被せるフィルム代わりに、透明な蓋を作成して被せたんだ。
フィルムでピッタリと表面を覆うより、熱が逃げにくい空気の相が保たれます。
なにせ、空気は熱しやすく冷めにくいという、熱伝導の極端に低い利点がある。
例えば、この性質から梱包材エアパッキンを、暖房材で窓ガラスへ利用します。
そうなら、百均の樹脂製プランターもエアパッキンで覆ってしまえば良いのだ。
そして、その上を黒いプラスチックフィルムを貼り付ければ、吸熱効果も出る。
マルチングの助言では、発泡スチロール製の鉢を使うとありましたが同じだな。
というわけで、自分なりにマルチング対策を自作で完成させたということです。
それで、視聴した番組では、秋植え野菜のナバナに冬を乗り切らせる対策として、このマルチングが紹介されていましたので、自分のやろうしていたことが裏付けられてホッとしたということなのでした。
おまけ:空気の熱伝導率が低い(断熱性が高い)のが分かる表
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