台風14号で天候が荒れ模様になるのを恐れて、上さんが買い物に出かけました。
歩ける範囲で近所にスーパーやドラッグストアがあり、暮らし向きは便利です。
ネットでお店のチラシを物色して、どの店が一番安いのか比べたりして出発だ。
こうして、牛乳やらバナナとかを買い出してきた中で米の特売があったらしい。
秋田産で聞いたことのないブランドらしく、”あきたこまち”ではないようです。
ブランド米の”ひとめぼれ”でもないようで、ネットで検索してみることにした。
すると、”めんこいな”の品種が見つかったので紹介すると、ドンピシャでした。
自分も聞いたことのあるような名前程度ですが、これが五キロで千円しません。
まあ、秋の季節が巡ってきて、新米も収穫されて出荷される季節になりました。
昨年の在庫が余っているのか、特売の放出かもしれませんが、徳用米より安い。
それなら、まずい米なのかと思ったら、主に業務用で出荷されている米らしい。
コンビニ、ファミリーレストランで使われているようで、消費者に接点がない。
このため、馴染みが薄いのは当り前かもしれませんが、”きらら397”に近いな。
この米は主に北海道で作付けされますが、食味も良く業務用に流通しています。
だから、”めんこいな”も食味が良いと思いますが、殆ど店頭では見かけません。
この点が、”きらら”が一般消費者にも流通しているのと、大きく違う点だろう。
だから、初物で食べてみたくなったので改めて午後に出かけて買ってきました。
冒頭の写真にもあるように、全農パールライスのブランドは、無論問題なしだ。
ただ、山形産の”はえぬき”を食べきっていないので楽しみに待つとしましょう。
この”はえぬき”は、味でブランド米の魚沼コシヒカリに全くひけをとりません。
山形県外での作付けがないので、味のわりに知名度が低いのは残念なことです。
このため、比較的安価で買えるのでラッキーですが、”めんこいな”もそうなの。
”ひとめぼれ”を親として交配によって育成されたのに、主に業務用米なんだな。
それに、一大ブランド”あきたこまち”より作付けが少ないので流通量も少ない。
というわけで、消費者から見れば、美味しくても何やら幻のお米のような存在。
であるのなら、食べてみて美味しいと思えば、店頭に流れてきた時には、ぜひ改めて購入して食してみようと考えている分けでして、そのためには”きらら397”並みに流通してくれれば、ありがたいと思う自分がいるのでした。
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