2023年9月4日月曜日

べランダでゴーヤの葉陰に棲みついたたカマキリに捕食されなくてよかったと思っている次第 ー アゲハ蝶幼虫(昆虫観察)

     
今年は残暑が厳しくうんざりですが、そんな中でもべランダは賑わっています。
なぜかというと、低木のヘンルー鉢に、アゲハ蝶の幼虫が棲みついたからなの。

孵化した幼虫を数えると九匹にもなって、エサの葉が間に合うだろうか心配だ。
実際、ニ三本の幹は全くなくなってしまいましたが、低い方にはまだあります。

なので、葉を食べつくした挙句、蛹になるためどこかへ脱走していくのだろう。
思い返すに、今年は春先に三匹が羽化しましたが、卵を産み来てくれなかった。

それに、春夏の季節を通して、アゲハ蝶の飛来する姿をあまり見かけなかった。
だから、もう卵を産みに来てくれないかもしれないと、不安になったほどです。

結局、近所で自生しているヘンルーに住み着いた二匹の幼虫を移住させました。
まあ誘拐に近いのですが、この二匹は無事に羽化できたらしく近くで見かけた。

マンションの中庭にヒラヒラ飛んでいたと、上さんが言っていたのでそうかな。
この蝶が卵を産み付けに来たのかもしれないのですが、姿は確認していません。

実際、ベランダには日陰を作るので、百均のシェードを張り巡らしております。
陽光が差し込んでくる前に施してしまうから、飛んでくることすら分からない。

逆に安心して生んでくれたということで、今年も成長する姿を観察できました。
既に一匹が脱走して行方知れずになり、残る三匹はべランダで蛹になっていた。

   
そのうち一匹は、ヘンルーの枝で蛹になっていたので、脱走をあきらめたのか。
去年は、毎日観察していたので、人気を嫌って脱走していたのかもしれないな。

それで、この蛹が越冬するのか、今年中に羽化するかで上さんと議論しました。
いろいろと調べてくれて、越冬する条件は日の出から日の入りまでの時間とか。

13時間半を下回ると越冬するらしく、気温にはあまり関係がないといいます。
横浜は、8月26日から下回るのですが、少し手前で蛹になったからどうかな。

このまま越冬してくれるのであれば見守る気ですが、残りの蛹は越冬でしょう。
幼虫が最終齢になったばかりで、蛹になるまで一週間以上はかかると思います。

というわけで、アゲハ蝶は、ゴーヤの黄色い花に誘われて飛来したのだろうか。
実は、ヘンルーも黄色い花が咲くし、今年はゴーヤの苗を増やして栽培したから、黄色い花がベランダに咲き乱れた雰囲気もあってか、その色に誘われて卵を産みに来てくれたのかもしれないなと、思うのでした。

後日談:ちゃんと羽化して旅立っていきました、めでたし。



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