2024年2月1日木曜日

総工費65億円もかけたのに、平成6年の売り上げは五億円になったかならないかという、トホホのゲレンデ ー 草津シズカ山スキー場(群馬県)

平成6年1月29日滑走
        
当時、ゲレンデはそうオープンが宣伝されておらず、はっきりしませんでした。
ネットの普及した現在と違い、スキーガイドブックなど印刷媒体が頼りの時代。

購入してからオープンのゲレンデを見つけて、滑りに行くのが楽しみだったな。
それで、このゲレンデには情報が少なくて、本屋の立ち読みで情報をゲットだ。

まあ、見つけられなければ、草津のゲレンデでも滑れば良いだけの話だろうな。
こうして、車を走らせてましたが、先ずは関越道で渋川ICまでひとっ走りだ。

そこから、下道の国道144号線をひたすら走りましたが、八ッ場ダムも工事中。
堤体の工事もやっと始まったばかりで、道路の付け替え工事にしてもまだです。

なので、下道は吾妻川を左に見て走りますが、向こう岸も県道が走っていたな。
その県道をスキーを積んだSUVが通行していて、まるで並走しているかのよう。

時々は、道の川岸から外れ見えなくなりましたが、その後、確認できたりした。
まあ、彼らの方が速度も出ていて、先に進んでいって視界から遠ざかりました。

ただ、その車がこのゲレンデの駐車場に駐車していて、目的が同じ場所だった。
このSUVがニューモデルの新車で、印象が強くてすぐに特定できたと言う分け。

そんな思い出もありますが、このゲレンデを滑ってみた印象は、まあ月並みね。
これぐらいのゲレンデなら、強烈な印象でまた出かけたいというほどでもない。

PDFは、こちらから

     
一度、滑っただけで忘れてしまったのですが、久しぶりに滑ろうかと思い出す。
その頃は、もうネットでゲレンデガイドもあったりと、関東甲信越をチェック。

だけど、ゲレンが見当たらなくて、どうしたのかと、結構、探しまくりました。
その結果、客の入りが悪かったのかどうかは知りませんが、閉鎖していたのだ。

わずか十年ほどで閉鎖してしまって、実に短命な幻のスキー場ということです。
実は、草津町では、志賀高原と草津をゴンドラで結ぶ一大計画があったらしい。

要するに、一帯を巨大スキーエリアにしてスキー客を呼び込む壮大なプランだ。
どうも、その先駆けとして、このゲレンデがオープンしたということらしいな。

だから、スキーブーム凋落でお客さんも当てにできず、早仕舞いの悲しい結論。
その後、白根山も噴火したから、そんな物騒なエリアに開かなくて良かったよ。

というわけで、他のスキー場と連結させる予定で作られたゲレンデははかない。
現在でも、ベースロッジの大きな建物は、取り壊されることもなく残っていて、それを探検した人がブログでリポートしているなど、廃墟マニアなら一度は訪ねてみたくなるような場所らしいのでした。



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