出勤途中、会社通用門の前にある生垣で、キーボードが捨てられていました。
生垣は、つつじの低木で程よく選定がなされているので高さは胸辺りまでです。
なので、その上にひょこんとキーボードの箱が載せられていて目が行きました。
箱の様子も新しく、最近、置かれた感じで箱を開けてみると、現物を発見した。
ビニールの包装には入っていませんでしたが、ワイヤレスのレシーバーもある。
なので、これに電池を入れて起動させられないかと踏んで、会社へ運びました。
ただ、少し気味が悪いのは、外箱の裏に薄く血のりで汚れていたのが気がかり。
最近、ユーチューブで階段の動画を視すぎていて、呪いや祟りが心配になるな。
もし、血のりがケチャップならお笑いですが、気持ちが悪くて箱はポイ捨てだ。
棄てられた理由が分かりませんが、誰かが携行中に夜道で転んでしまったとか。
正門前の道も行止まりで川沿いに歩道がつながるだけで、地元の人だけが使う。
ただ、夜間は照明が少ないので、何かのアクシデントで持ち主は落としたのか。
そんな風に我田引水の作り話をして、事件性はないものと見てラッキーゲット。
後は、体操と朝礼が終わったら、早速電池を入れてスイッチオンしてみました。
すると、多少、エンターキーのクリック感が重いとはいえ、ちゃんと動いたの。
これはラッキーと思って、サブの待機キーボードとして使おうかと思いました。
しかし、今年は暖冬だと思ったら、今朝は寒波が入って朝は冷え込んでいます。
それでも、草花は未だ青々としているのもあって、本格的な冬はこれからかな。
特に、エリゲロンは花の咲いている株もありましたが、和名はペラパラヨメナ。
葉がペラペラと薄いこと、花の姿がヨメナに似ていることが名前の由来らしい。
多年草なのか、環境が悪くとも一度定着すると、毎年花を咲かせてくれますな。
アスファルトやコンクリートの割れ目に種子が落ちて、しぶとくサバイバルだ。
しかも、草丈があまり高くなくて、見苦しい雑草と思われずに見過ごされます。
その割に小さな菊の花をいくつも付けるので、可愛らしく咲く姿が微笑ましい。
自分の経験では、種子から発芽させようとしましたが、発芽に失敗しています。
ノースポールよりも種子が小さいので、良い種が選らなかったのかもしれない。
後で調べたら、挿し芽が比較的容易とあって、それならばチャンレンジしよう。
差し芽の適期は、五月以降なのでじっと我慢ですが、待ちきれなくなりました。
というわけで、日常の何気ない生活でも発見があって、日々の暮らしは面白い。
徒歩で通勤していると四季の変わり方も観察できるのですが、平年なら真っ先に紅葉するヤマハゼの木も、葉が赤く染まりながら落葉していくと言う風変わりさで、暖冬の季節を実感する自分なのでした。
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