遠隔地へスキー旅行に出かけると、その地域のスーパーで買い物が楽しみです。
醤油や味噌の醸造メーカーが違っていたり、日本酒の酒蔵も地酒がメインだな。
豆腐とか納豆なども地元メーカーがあったりして、滋賀では赤こんにゃくです。
福井では、油揚げ・がんもどきの種類が豊富で、全国一の消費量を誇るようだ。
それに、地域ならではの和菓子メーカーもあったりして、その発見が面白いの。
仙台駄菓子のブランドもあるけれど、島根の浜田市で泊まった時も駄菓子発見。
この時は、アサヒテングストンのゲレンデを滑ってから、一晩を投宿しました。
ここはゴンドラのあるゲレンデで今や休止状態ですが、ギリギリ滑られたんだ。
それで、ホテルから歩いてショッピングモールの”ゆめタウン”へ出かけました。
まあ、ここのスーパーで各種の駄菓子を見つけましたが、地元メーカーばかり。
お菓子コーナーには懐かしい和菓子が商品棚に並んでいて、地方色も豊かです。
帰宅してからネットで調べますと、出雲駄菓子というブランドを発見しました。
つまり、地方へ出けるにはスキー以外に、さまざまな楽しみに触れ合えるのだ。
この二月にも福井県敦賀市まで遠征しましたが、ここで”かたパン”を新発見だ。
昔、”鶴瓶の家族に乾杯”というTV番組で、これが登場した思い出があります。
伊豆の韮山反射炉を訪ねた時に、近くのパン工房で出されたのが、このパンだ。
鶴瓶さんがかじりつくと、異様に堅くて食べられず、家族の話だけを聞く始末。
なので、この敦賀で商品名を見つけた時には、直感で同じ類の商品と判断した。
上さんに先ずは断りまして、お土産として買って帰ってから、試食に着手だな。
確かに堅いは堅いのですが、割ろうと思えば割れるし、歯が欠けることも無い。
味は、堅い森永のマリービスケットみたいで、素朴な味が癖になってしまった。
ただ、青のりが表面にかけてあって、和風の味付けが何とも絶妙なマッチング。
ところで、”かたパン”は全国各地に商品があるようで、珍しくはないようです。
この食品は、近現代では保存が効くので軍隊の携行食糧として重宝されたんだ。
日本には幕末の西洋兵学と共に伝来して、韮山反射炉の江川英龍が取り入れた。
その功績もあって、秀龍は製パン業界から”パン祖”と称えられているんだって。
というわけで、今度は長野へスキー遠征なので、どんな駄菓子が見つかるかな。
改めて楽しみにしているのですが、上田近辺で佐久の鯉の洗いを食べてみたいとか、とろろご飯はどうだろうとか、先ずはご飯ものから物色し始めた自分なのでした。
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