海老茶の曜白アサガオは、他の曜白と大きく違って種子を、あまり作りません。
毎年、一鉢は必ず栽培して来ましたが、結実しても二個ぐらいしか取れないな。
たくさん開花しますが、萎れた後は、果房が大きくならずに落ちてしまいます。
それでも、わずか二個でも種子ができれば、来年の発芽用に大事に保存するの。
来年は、この二個の種子を発芽させ、二鉢を栽培して種子をもっと採取しよう。
そんなことを感じましたが、この曜白アサガオは、他にも不思議なことがある。
例えば、赤い曜白にできた種子は、翌年に栽培すると総て青色になってしまう。
自家受精して種子を結実するので、赤い花として遺伝するはずだと思うのです。
他では、花の縁が白くなる縁白で、一度、赤紫の花が変異して青い花が開花だ。
非常に面白かったので種を採取して、翌年、栽培すると赤紫に戻ってしまった。
不思議な気もしますが、種を間違って採取したのかもしれず、も一度挑戦かな。
話を元に戻しますが、この海老茶の曜白は、茎をネズミにかみ切られたのです。
まだ種子が結実していなくて、果房が青々で、このままでは種が取れなくなる。
心配になって、植物活力剤を薄めた溶液に茎を挿していたら延命して結実した。
それが今年の二粒になってホッとたものの、今朝、またかみ切られてしまった。
もう茎を溶液に挿すことができないくらいに短くなってしまって、延命を断念。
これまでも、茎を不意にかみ切られて、自分が誤って切ったと勘違いして来た。
ところが、これはどうもネズミの仕業らしく、地上三階まで進出なんて衝撃だ。
サツマイモは、種芋を掘られて食べられるし、同じヒルガオ科の朝顔までもか。
朝顔など地下茎に芋を作らないのですが、ネットでググると食害があるみたい。
こうなるとネズミ退治をするしかなくなってくるのですが、幾つか方法はある。
一つはマイルドな方法で、ネズミが嫌う臭いをミントの固形剤を置くやり方だ。
別にミント溶液をスプレーする方法もありますが、匂いが早く消えてしまうな。
効果は限定的で、抜本的にネズミを退治するなら、例のチュークリンでしょう。
まあ、一般的に言うと、粘着テープによるネズミ捕りですが、百均で買えます。
ご多分に漏れず、中国製でコストを抑えていますが、効き目は同じでしょうな。
ミントの忌避剤も使いながら、一度、罠を仕掛けてとっちめてやろうと思うよ。
というわけで、隣りのベランダも植物鉢がわんさかで、多分、そちらからだな。
一度、脚立に上がってアサガオの園芸ネットを取り払っている時にちらっと見えたのですが、あれぐらい鉢が多ければ隠れやすいだろうし、その間仕切壁の周辺の床にはたくさんの糞を発見したので、遠征されたらかなわんなあと思う自分なのでした。