昭和62年12月30日滑走 |
このスキー場は、実にシュールなスキー場です。
日本で唯一、国道をまたいでゴンドラが運行されています。
またがれているのは国道230号線です。
札幌から、国際的な観光地の洞爺湖へ続いています。
ゴンドラですが、東側の二つの峰へ接続します。
移動が目的でも、下には平坦なゲレンデがありました。
スノーモービルとか、クロスカントリーもOKですね。
しかし、移動ゴンドラながら距離がありました。
約1.7キロですから長いといえば長い。
かなり広大なスキー場ですよ。
自分が滑ったのは、このゴンドラの運行された初年でした。
だから、リフト券では東側の峰がひとつだけです。
その後、新たにイゾラ峰へスキー場が拡張されたのですよ。
全37コース、総滑走距離42キロは化け物です。
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一日券で全てのコースを滑り終えられるでしょうか。
ちょっと無理なんじゃないかと思いました。
つまり、ルスツは三つの山をつなげ合っています。
一番最初に開発されたのがウエスト(西側)です。
ここには、通年型として宿泊・遊園地施設があります。
近隣には、ゴルフコースもあって、まさにリゾートです。
経営は、登別クマ牧場で有名な加森観光です。
イメージがまったく違いますが、観光開発のエキスパートなんでしょう。
ただ、西側に設けられた最初のゴンドラが極端に短い。
路線距離がわずか1.1キロで、四人乗りです。
六人乗りの白樺高原国際も超短いですが、さらにコンパクト。
頂上部から、急なコースが展開していました。
ちょっと、無理して架けた感じもしましたね。
これだけだったら、スキー場としてニセコにはかなわないでしょう。
だから、国道を挟んだ東側の独立峰に目をつけたはずです。
あの山容は比較的きれいでたおやかな円錐形をしています。
ゲレンデも放射状に展開しやすいと感じました。
今思えば、安比高原のゲレンデパターンに近いかもしれない。
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通年型リゾートしては、大成功なんじゃないでしょうか。
特に冬場のスキーは、ニセコより面白そうです。
しかも、サミットで名の知れた洞爺湖とは目と鼻の先です。
観光のバリエーションがはるかに豊富で楽しめる。
そんな風に感じたスキー場でした。
絶対に再訪したいですね、そう思いました。
おまけ:
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