グーグルドライブはこちらから |
このスキー場は、滑走した自分史ではもっとも西に位置しています。
当時、道産子にとって、関西のスキーが具体的にイメージできませんでした。
でも、内地(本州)に就職して、多少西日本の事情には明るくなりました。
仕事柄、大阪支店の人とも交流があったからです。
当時、確か展示会の支援で一週間近く出張したはずです。
仕事の始まりが日曜でしたから、前日の土曜日に決行しました。
スキーウエア、手袋、帽子だけは持参してあります。
後は、スキーをレンタルで借りてしまおうと言うわけです。
ただ、ゲレンデガイドブックを参考にしたものの情報が少ない。
当時は、平成3年1991年ですからインターネットの普及前です。
グーグルドライブはこちらから |
情報は出版物だけが頼りで、日帰りスキーツアーなんか皆目見当も付きません。
ただ、あちらで有名なスキー場なら、行き当たりばったりでも何とかなるだろう。
伊吹山とか函館山なら、京都からJRでいけるんじゃないのか。
そう思って、寝台急行「銀河」号に乗って、早朝、京都に降り立ちました。
駅の待合室で休みながら、スキーを担いで出かける人を探します。
次第にあせってきまして、湖西線のホームまで行ってしまいました。
すると、重武装の中年男性を一人見つけました。
問いかけると、この方はびわ湖バレイへ行くのだと話してくれました。
駅から、すぐ登頂ゴンドラに乗るだけで、そこはもうスキー場だというのです。
これは無理なく簡単にいけると判断しました。
それで、ご一緒させてほしいと頼み込んだわけです。
すると、この男性は道案内を快く買って出てくれました。
それで、滑ってきたんですよ。
初めて、西日本のスキー場体験となりました。
平成3年1月19日滑走 |
この登頂ゴンドラですが、搬機が卵形カプセルで四人がけです。
初期のゴンドラは、五竜とおみもそうでしたが、丸っこいデザインです。
中のスペースもさほどなく、ちょっと窮屈な思いをします。
乗り出して、8分後、標高千メーター以上の稜線まで登りました。
続けて山頂駅ですぐにスキーもレンタルできました。
ウエアに着替え、リフト券を買ったらゲレンデに飛び出します。
あれー、このスキー場、びわ湖とは反対側の谷へ滑り降りるんだ。
斜面が方向として北側になっているようです。
これで、日本海から吹き降ろす雪雲が見方になるのでしょう。
ただし、頂上部はガチガチの人口雪でした。
多分、稜線部は雪が風で吹き飛ばされるのかもしれません。
ガンタイプの降雪機で降らしまくっている気もしました。
と言うわけで、レンタルスキーも170センチとおチビさんです
いつも履く195センチとは違って滑走にやや不満が残りました。
それでも、琵琶湖が大きく見渡せたのですよ。
海の見えるゲレンデもある中、びわ湖と言う景色映えのするスキー場なのでした。
おまけ:
びわ湖バレイ・ゲレンデマップ(表)
びわ湖バレイ・ゲレンデマップ(裏)
びわ湖バレイ・パンフ中2
びわ湖バレイ・パンフ表4
いいねと思ったら、二つポチっとね!
0 件のコメント:
コメントを投稿