昭和61年3月1日滑走 |
このスキー場の最上部は、霧が峰です。
三菱のルームエアコンで有名になりました。
ただ、スキー場の名称は車山です。
ただ、スキー場の名称は車山です。
いくつかの峰の高原を総称して霧が峰なんですね。
最高峰が、車山ということになっています。
標高1,925メーターですから、高山には違いありません。
ゲレンデスキーもいいですが、ここは山スキーが最適です。
このスキー場頂上から、北側に格好のコースが広がります。
もっとも、エコーバレー、
山スキーなら他のスキー場へはしごができてしまいます。
自分もゲレンデはそっちのけで、
先ず、冬山装備にスキーを結わえ付けてゲレンデを登ります。
35度の壁で高度を稼ぎますが、これが苦しい。
滑らないように登山靴にアイゼンを付けてゆっくり登攀です。
滑走するスキーヤーには、じろじろ見られました。
カラフルなウエアとはあまりに場違いな、山屋のいでたちです。
しかも、結わえ付けた細長いスキー板も特徴的です。
この人、何しに来たのだろうと思われたのでしょう。
ようやく、三百メーター以上を上り詰めました。
ここが、山頂の展望で周囲の視界も大きく広がります。
さて、ここからクロスカントリーの板を履きました。
後は、登山地図の道筋を参考にして、雪原を歩き出します。
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まず、最初に北側にある北の耳を目指しました。
ここは、エコーバレースキー場の山頂部に当たります。
スキー板が細くて深雪に埋もれてしまうのですが、これも楽しい。
滑り出すより、板を機械的に上下しながら前進します。
一時間は歩きましたでしょうか。
半円形のカーブを描いた耳の頂部に達しました。
おっ、ゲレンデにはたくさんのスキーヤーが滑っております。
谷底のほうへ、みんな降りて行くんですね。
これが山彦谷、エコーバレーなのでしょう。
なるほど、リフトを乗り継いで上がるのとは印象が違います。
なだらかな平原を歩けば、下り斜面に出会ったぐらいでしょう。
ほっとしまして、ザックをおろして昼食です。
コンロでお湯を沸かしてインスタントラーメンにしました。
すると、興味のある人が寄ってきて声を掛けます。
皆さん、意外に山スキーのコースを知らないようです。
一応、説明だけはしておきました。
続けて、西側の湿原へ足を伸ばして車山に戻ります。
それから、ここで一泊するのでテントを設営しました。
というわけで、この一泊が失敗の元になりました。
ゲレンデの縁、稜線の場所には人口雪が降りかかります。
降雪機のコンプレッサー騒音も大きくて眠られません。
朝起きたらテントもガチガチになり、撤収にかなり苦労しました。
何もゲレンデスキーだけじゃないんですよ。
かぐらみつまたもそうですけど、 山スキーがミックスできる場所は多い。
そんな車山の思い出でした。
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