平成5年3月6日滑走 |
豪快にジャンプするスキーヤーは受け狙いでしょうか。
派手なスキーセーターはイエローなのでした。
袖にはラインも引かれて、アクセントで引き立ちます。
パンフはレトロで、まるで70年代を引きずったかのようです。
でも、滑ったのは90年代に入ってです。
つまり、パンフのデザインを変えずに使い続けてきたのでしょう。
手にした途端、懐かしさで一杯になりました。
コピーの字面も漢字が並んでいて古めかしい。
今時の子供たちには、なじめない雰囲気です。
だから、ちょっと心配にもなってきました。
パンフも新調できないなんて、経営はどうなんだろうか。
実際、その日は自分を含めて十数人です。
ほとんど一枚バーンのゲレンデを独占して滑りました。
一方、今現在、このゲレンデは営業中なのがうれしい。
ホームページを見ると、SAJ認定のスキー学校も開かれています。
地元のみなさんに愛されているというところでしょうか。
ところで、このスキー場までのアクセスがちょっと難です。
国道403号線を上るのですが、四百番代は想像がつきましょう。
二車線あるかないかで、冬なら大型の対向通行も難しい。
しかも、高度を上げて行くので頻繁にカーブに出くわします。
冬場の道路としては、慣れていないとちょっと厳しい。
ただ、距離としてはそんなに長くないので大丈夫でしょう。
それで、この近辺にはすずらん第二ゲレンデもあったようです。
車の運転中に、赤さびたスキーリフトの鉄骨支柱も見かけました。
ゲレンデらしい斜面と見なせましたから、そうでしょう。
でも、パンフレットにその紹介が堂々と乗っていました。
もう廃止したのなら、削除して良かったのかも知れません。
ところで、鉄道オタクのスキーヤーなら、ここは見逃せません。
麓には篠ノ井線があって、ここの姨捨駅は見ものです。
スイッチバック方式で車両が出入りするみたいです。
そして、この駅から見下ろすと善光寺平が眼下に広がります。
ここは、戦国時代、武田・上杉軍がたびたび激突しました。
歴史好きなら、ご存知の川中島合戦場として有名です。
それに、お月見ポイント第一位に選ばれたこともあるようです。
というわけで、近くには上山田・戸倉温泉もあります。
観光スポットが以外に点在しているんですね。
と言うわけで、規模に拘わらず訪ねてみる価値はあります。
今でも、そう思えるスキー場なのでした。
おまけ:
聖高原パンフ(中左)
聖高原パンフ(中右)
聖高原パンフ(裏)
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