平成3年2月23日滑走 |
どういうわけか、白馬方面で滑っていたのに、 気まぐれで思い立って出かけました。
木曜日から八方・栂池高原と滑って、 メチャ込みのゲレンデが嫌になったのです。
木曜日から八方・栂池高原と滑って、
この日は週末の土曜日ですから、 スキー客がなだれ込んでくるのは当たり前でしょう。
少しでも空いているゲレンデを探して、多少運転で時間が掛かっても仕方が無い。
少しでも空いているゲレンデを探して、多少運転で時間が掛かっても仕方が無い。
ただ、最近はこうした宿泊施設が若人にどうも人気が無く、 閉鎖される話が多いのです。
このユースはどうなったのかと少し不安になり、 ググリましたが安泰でホッとしました。
このユースはどうなったのかと少し不安になり、
今は白馬山麓レークサイドYHとしゃれた名前に変わったものの、 場所はそのままです。
やはり、そばに仁科三湖があってスキー場も近いし観光地なのが、 有利なのでしょう。
風呂は小さくとも温泉につかることも出来ましたし、 いい思い出になったと思います。
さて、夜のミーティングも終わりましたので、 就寝までルート探しに没頭しました。
さて、夜のミーティングも終わりましたので、
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このため、応急で迂回路が設けられたのですが、七曲( ななまがり)の険しい道です。
大型車の通行も不便をきたしたようで、 雪道になれない人なら敬遠するはずでしょう。
大型車の通行も不便をきたしたようで、
こうして、長野市側から道路を使わずに、 白馬方面から上がれないかと思案しました。
それで、ドライブマップを見ると、 意外にも鬼無里村まで県道が通じている分けです。
それで、ドライブマップを見ると、
こうなれば、単純に短く直線的に走ることだけを考え、先ず ルート設定に没頭します。
ただ地図だけを見ると、 標高差も何車線なのかもあまり分からず、不安になりました。
ただ地図だけを見ると、
小川村より戸隠山 |
ドライブマップでは等高線など詳しく書かれておらず、 山道だろうぐらいの判断ですよ。
とにかく午前中にたどり着けるんじゃないのか、そう考え、朝、 ユースを後にしました。
とにかく午前中にたどり着けるんじゃないのか、そう考え、朝、
まず、宿のある大町市から、道路は美麻村、小川村、 鬼無里村を通り抜けていきます。
通過した村々も平成の大合併で主要都市に編入して、 今は分かりづらくなりました。
通過した村々も平成の大合併で主要都市に編入して、
初っ端から細めの県道を雪道で走りましたし、 こりゃスリルがあると安易なものです。
実際に走って分かったのですが、行程で標高千メーター程の峠を二つ超えています。
実際に走って分かったのですが、行程で標高千メーター程の峠を二つ超えています。
こうして、小川村の最初の峠越えに差し掛かると、その時、 小さなお寺に出会いました。
道なりに位置していて、 雪も本降りになり屋根にはうっすらと雪が積もりだしています。
道なりに位置していて、
ちょっと車を止めて山門の中を覗き見しますと、 奥に小ぶりな三重塔が建っていました。
しんしんと降る雪の中、 このコントラストは絶妙でして思わず見とれてしまったのです。
しんしんと降る雪の中、
今年、春に撮影した高山寺 |
それで、この寺の名前を確かめずにそこを後にしたのですが、 ずうっと気がかりでした。
実のところ、今年、わざわざ四半世紀ぶりに寺を訪ねて、自分で確かめて来ました。
実のところ、今年、わざわざ四半世紀ぶりに寺を訪ねて、自分で確かめて来ました。
いや実に良かった、 運転した頃の雪道を改めて思い返しつつ、 話は未だ続きます。
この峠を超えて鬼無里村のふもへ降りたのですが、 ここからまた峠越えになりました。
この峠を超えて鬼無里村のふもへ降りたのですが、
北アルプスの眺望の良い大望峠越えが控えていまして、 車線も急に狭くなりだします。
1.5車線は未だマシで一車線しかない箇所もあって、 これが主要県道かと思いました。
1.5車線は未だマシで一車線しかない箇所もあって、
しかも、カーブも坂道もかなり急で、 しかも圧雪路が延々と続いていて怖気づきました。
結局、帰りは長野方面から白馬方面へ抜けたのですが、 怖くなったということでしょう。
結局、帰りは長野方面から白馬方面へ抜けたのですが、
というわけで、 スキー場のことを書けずにドライブだけの話に終始してしまいまし た。
長野県は山間部の県道が多く、 主要道路もくねくねいと狭い道路なのが事実です。
長野県は山間部の県道が多く、
実は、この一年後にスキー場のすばらしさもあってか、
おまけ:
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注:コースマップ出典元→オールスキー場完全ガイド’95( 立風書房)
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