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ゲレンデを見上げましたら、でかでかと看板が掲げられておりました。
あの「バリバリ伝説」のしげの秀一が、この町の出身だと書かれています。
とっさに自分が思い出したのは、彼の描いたライダーのイラストなんですね。
重心を下げたハングオンの姿勢が、カーブを疾走する描写として秀逸です。
まだイニシャル・ディーの連載が始まる前で、バリバリの余韻が残っていました。
漫画は、世界チャンピオンになるまでのサクセススもので、よくあるパターンです。
バイク好きならたまらない話ですが、自分も乗らない割りには読んでいました。
だって、当時はモーターレーシングが若者の間で人気を集めていた時代です。
F1レースや鈴鹿の八耐ロードレースなども、TV番組でも実況されていました。
そんな時代背景があったのですが、まさか、この町の出身とは思いもしません。
当時は、平成の大合併前で、まだ松之山の町制が敷かれていた頃です。
もっとも、松之山温泉自体は、日本三大薬湯の一つとして知られていました。
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自分的には、この温泉目当てに湯治客が訪れるのは、もちろん知っています。
温泉マニアなら、ぜひ訪ねて見たいと思わずにはいられない効能な分けです。
ですが、しげの秀一という漫画家のふるさとだったのが、サプライズになりました。
まあ、雪国新潟の温泉ですから、セットでゲレンデがあったとしても驚きません。
そんなかんだで、日帰り温泉も楽しみに、滑りに出かけたものの、かなり遠い。
よせば良いのに高速料金をケチりまして、湯沢ICをおりたら下道に入りました。
ここから国道17号を経て353号線に入り、後は松之山まで延々と走るだけ。
この日は降雪もあり、特に津南町を抜けて入る山道は、スリルが一杯でした。
カーブの曲がり方も急だし、二車線あるかないかのトンネルを抜けたりします。
実は、この地域こそ、津南町より平均一mは雪が多いといわれる地域です。
世間一般では、隣町の津南町が日本一の豪雪地帯と認識されていますね。
ところが、積雪深の統計値を紐解くと、この松之山こそ、最も雪深いようです。
特に、平成18年度は軽く4mを超えてしまい、何と443センチに達しました。
昭和50年から平成16年までの平均を取っても332センチで、それでもすごい。
平成5年12月23日滑走 |
まあ、これだけ降るのですから、スキー場ぐらい町がこさえるのは当たり前です。
そんなゲレンデなのですが、温泉街から意外と近く、簡単に見つかりました。
というわけで、当時はリフトが三本で、現在はロングリフトへ架け替えて二本です。
滑った当日、雪の降り止まない悪天候で、視界が効かなかったせいもあって、ゲレンデ全部を滑りきったのかよく分からないままに切り上げてしまって、日帰り温泉センター”鷹の湯”に移動してしまったのですが、コース自体は今でもそのまま活かされているようですので、もう一度すべりに出かけようかとも、思うのでした。
おまけ:
リフト券裏面 クリックで拡大してください |
翠の湯は廃止されたとか |
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