2018年9月21日金曜日

関東はブヨ、関西はブトとも呼ばれますが、幼虫は清冽な水質の指標昆虫となるほど水質汚染に弱いんだってさ - 呼人浦キャンプ場(北海道・網走市)

   
呼人浦キャンプ場は、網走市近郊の湖畔にありますが、難読地名で読めるかな。
JR北海道・石北線の駅の名称にもなっていますが、正解を言いますと”よびと”。

実は、うちの爺ちゃんが呼人駅の駅員をしていたのだそうで、そう習いました。
というのも、自分が物心がついたころには、爺ちゃんは鬼籍に入っていました。

退職してから住んでいた一軒家もこの駅の近くでしたが、一度だけ行ったんだ。
古い木造づくりの一軒家だったけど、その頃はばあさんだけが住んでいました。

子供時分、三年と短かったけど北見に住んでいたし、網走にもよく行きました。
だから、このキャンプ場のある網走湖の風景は、思い出のある場所なんですよ。

もう一度、この付近で過ごしてみたいと思って、このキャンプ場にしたんだな。
それで無料なのが驚きですが、炊事場とトイレが一ヶ所だけと少し難がある。

ただ、きれいに清掃されていて清潔だから、テントを張るにはもってこいです。
しかも、お天気が良ければ、網走湖畔の向こうに沈む夕陽もみられて絶景だ。

キャンプの価値が大ありなんだけど、その前のキャンプ場で夕陽を逃しました。
それは、宇登呂にある国設知床野営場の西端にある”夕陽台”という展望台だよ。

夕陽台は、キャンプ場にあるようなもの
場所次第で山全体が見張らせます
津軽富士のイメージだね

既に、知床観光の船上で夕陽を楽しんで、下船が遅くて暗くなっていました。
翌朝、展望台へ行きましたが、宇登呂港を見下しながら水平線が見渡せます。

きっと、夕陽がきれいだったろうと思いつつ、キャンプ場を後にしました。
それから、この呼人キャンプ場でテントを張る前に、斜里町でもキャンプ。

みどり工房しゃりそよかぜキャンプ場”で、百名山の斜里岳が遠望できます。
独立峰だし、すそ野が優雅に広がる山容が優雅で、景色があっぱれなんだ。

そして、このキャンプで泊まりながら思い出したのは、岩木山麓のキャンプ場。
岩木青少年スポーツセンターだったけど、ここも百名山の山麓に位置します。

まあ、冒頭みたいな湖畔のキャンプも良くて、特に田貫湖はおオマケが物凄い。
晴れてさえくれれば、湖上の先に富士山が姿を現してくれるはずだったんだ。

ところが、自分達が幕営した日は、雲がすっぽり富士山を包み隠していました。
また何時の日にか捲土重来にするとして、他方、湖畔は厄介な虫がいるの。

それはブヨといって、血を吸うのに刺すと言うより、皮膚を噛み切る昆虫です。
みんな刺すと言いますが、噛まれるとかなりの痛みを感じるし、痒さがひどい。

傷跡も長い間残ってしまうので、防虫対策を施してキャンプするのが必須だよ。
特に田貫湖のブヨは強力で、始め、何の虫か分からないまま、噛まれ放題。

上さんなんか、一ヶ月も傷跡が残ったままだったし、吸血系大凶の虫でした。
それで、呼人では噛まれるには噛まれたんだけど、それほど痛くもありません。

噛み跡も残りましたが、田貫湖ほど痒く感じなかったのは、なぜなんだろうか。
というわけで、アウトドアは楽しいけど、虫刺されや噛まれは注意しましょう。

キャンプの時は、常に蚊取り線香を持って行きまして、必要に応じて炊いておるのですが、上さんが煙の臭いが好きでないらしくて、家ではほとんど炊かないのに、キャンプでは背に腹は変えられないこともあって、進んで炊くように言われる当り、常備品として感謝するのでありました。



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