呼人浦キャンプ場は、網走市近郊の湖畔にありますが、難読地名で読めるかな。
JR北海道・石北線の駅の名称にもなっていますが、正解を言いますと”よびと”。
実は、うちの爺ちゃんが呼人駅の駅員をしていたのだそうで、そう習いました。
というのも、自分が物心がついたころには、爺ちゃんは鬼籍に入っていました。
退職してから住んでいた一軒家もこの駅の近くでしたが、一度だけ行ったんだ。
古い木造づくりの一軒家だったけど、その頃はばあさんだけが住んでいました。
子供時分、三年と短かったけど北見に住んでいたし、網走にもよく行きました。
だから、このキャンプ場のある網走湖の風景は、思い出のある場所なんですよ。
もう一度、この付近で過ごしてみたいと思って、このキャンプ場にしたんだな。
それで無料なのが驚きですが、炊事場とトイレが一ヶ所だけと少し難がある。
ただ、きれいに清掃されていて清潔だから、テントを張るにはもってこいです。
しかも、お天気が良ければ、網走湖畔の向こうに沈む夕陽もみられて絶景だ。
キャンプの価値が大ありなんだけど、その前のキャンプ場で夕陽を逃しました。
それは、宇登呂にある国設知床野営場の西端にある”夕陽台”という展望台だよ。
夕陽台は、キャンプ場にあるようなもの |
場所次第で山全体が見張らせます |
津軽富士のイメージだね |
翌朝、展望台へ行きましたが、宇登呂港を見下しながら水平線が見渡せます。
きっと、夕陽がきれいだったろうと思いつつ、キャンプ場を後にしました。
それから、この呼人キャンプ場でテントを張る前に、斜里町でもキャンプ。
”みどり工房しゃりそよかぜキャンプ場”で、百名山の斜里岳が遠望できます。
独立峰だし、すそ野が優雅に広がる山容が優雅で、景色があっぱれなんだ。
そして、このキャンプで泊まりながら思い出したのは、岩木山麓のキャンプ場。
岩木青少年スポーツセンターだったけど、ここも百名山の山麓に位置します。
まあ、冒頭みたいな湖畔のキャンプも良くて、特に田貫湖はおオマケが物凄い。
晴れてさえくれれば、湖上の先に富士山が姿を現してくれるはずだったんだ。
ところが、自分達が幕営した日は、雲がすっぽり富士山を包み隠していました。
また何時の日にか捲土重来にするとして、他方、湖畔は厄介な虫がいるの。
それはブヨといって、血を吸うのに刺すと言うより、皮膚を噛み切る昆虫です。
みんな刺すと言いますが、噛まれるとかなりの痛みを感じるし、痒さがひどい。
傷跡も長い間残ってしまうので、防虫対策を施してキャンプするのが必須だよ。
特に田貫湖のブヨは強力で、始め、何の虫か分からないまま、噛まれ放題。
上さんなんか、一ヶ月も傷跡が残ったままだったし、吸血系大凶の虫でした。
それで、呼人では噛まれるには噛まれたんだけど、それほど痛くもありません。
噛み跡も残りましたが、田貫湖ほど痒く感じなかったのは、なぜなんだろうか。
というわけで、アウトドアは楽しいけど、虫刺されや噛まれは注意しましょう。
キャンプの時は、常に蚊取り線香を持って行きまして、必要に応じて炊いておるのですが、上さんが煙の臭いが好きでないらしくて、家ではほとんど炊かないのに、キャンプでは背に腹は変えられないこともあって、進んで炊くように言われる当り、常備品として感謝するのでありました。
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