仙台に住んでいる知人からいただいたムスカリが、今年も咲いてくれました。
最初は、あまり地味の良くない土に植えたためか、ろくなが咲いてくれません。
その代わり、植物も繁殖のためと思ったのか、小さな球根を数多く残しました。
親になる球根の周りを取り囲むように、小さな球根がついていたので離します。
その中から大きめの球根を、新しい土とともに別の鉢に植え替えておきました。
まあ、壁掛け用のプランターを使い、ベランダの欄干に引っかけて吊るします。
引っかけるためには、廃棄された傘の柄を有効活用して、取り付けてみました。
こうして、二つの球根を育てましたが、秋口に生え始めた葉が垂れ始めました。
ベランダの床面までは、人間の腰の高さぐらいありますので、伸ばし放題です。
葉を切り取ると球根の育ちが悪くなって、きれいに咲かないとあり注意します。
それで、三月に入って咲きましたが、いつもより早くて暖冬のせいでしょうか。
ちょっと小ぶりに感じますが、その分、可憐な感じがして自己満足しました。
このムスカリ、キジカクシ科の花で、アスパラガスとかツルボも仲間なのです。
ツルボも種をまいて育てている最中ですが、三粒だけ発芽してすくすく成長中。
面白いのは、芽の先端に種子の殻を付けたままに葉が伸びているのが面白いな。
薄ピンク色の花が咲きますが、ツルボと同じように花の形が天蓋に似ています。
だから、別名で参内傘というそうですが、ツルボも容姿は似たような趣がある。
どちらも、ある程度数をまとめて群生させて咲かせると、よさが発揮されるな。
まあ、壁掛け用のプランターですと、たった二株だけなので寂しい気もします。
だから、以前植えていた横長のプランターへ、ツルボと一緒に引っ越そうかな。
もう一度、地味の落ちた土を再生させる手間はありますが、植物も生き物です。
手間暇をかけて育てると、きれいな花が咲いてくれるから、楽しみも増えそう。
というわけで、調べてみると、ツルボの仲間には食用もあったので驚きました。ギリシャやイタリアでは、その球根を使う郷土料理があると説明されていて、数種類が食用にされるということですが、日本でも食べられるハネムスカリをガーデニングで育てている人もいたりして、アスパラガスの仲間だから、食べられるのもむべなるかなと、独り合点の行く自分がいるのでした。
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