平成6年1月3日滑走 |
日本秘湯の会にも入っていたという名湯ですが、旅館は昨年末に閉館しました。
秘湯の会自体、二年前に休会しており、ひょっとしてという予感はあったのよ。
秘湯の会自体、二年前に休会しており、ひょっとしてという予感はあったのよ。
この米沢周辺は、歴史の長い温泉が散在して米沢八湯会という団体もあります。
どちらにも加盟していた五色温泉ですが、脱落したというのは、実に残念だな。
他の温泉は、滑川、姥湯、大平、湯ノ沢、新高湯、白布、小野川で、名湯揃い。
テレビでもよく紹介されますが、最も福島県寄りだったのが、この五色温泉だ。
テレビでもよく紹介されますが、最も福島県寄りだったのが、この五色温泉だ。
JRの最寄駅は奥羽本線の板谷駅ですが、そこから車でも10分は掛った気がする。
本当に山奥の一軒家の温泉で、併設していたから旅館でリフト券を買いました。
本当に山奥の一軒家の温泉で、併設していたから旅館でリフト券を買いました。
リフト一本で、索道もかなり古く、支柱の滑車も金属製でカラカラ音がします。
搬器の椅子も木製だったと思いますが、本当に温泉につきもののゲレンデだな。
搬器の椅子も木製だったと思いますが、本当に温泉につきもののゲレンデだな。
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それで、斜面は、旅館の入口に続く道路を横切るように上から下に続いていた。
リフトの老朽化も進んでいて、スキー客も減っていて、平成10年に閉鎖とある。
となると、滑走したのが四年前の事だったので、ギリギリセーフだっという事。
山スキーの基地にもなっていて、ここから吾妻連峰を目指す人もいたのだろう。
今となっては、ゲレンデも旅館もなくなったのですが、源泉は湧き続けるのか。
言い伝えでは、役行者が五色の湯煙を見て発見したとあり、自噴なのでしょう。
ところで、この米沢八湯の内、白布、小野川温泉はスキー旅行で浸かっていた。
それ以外となると結構アクセスが難しくて、テレビで良く紹介されていますな。
一方、湯の沢温泉はまだ人里のようですが、一軒宿だからひっそりしていそう。
こういったアクセスの楽な温泉は、スキー場が隣接ですが、新高湯は冬季閉鎖。
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だって、天元台スキー場の先を四駆で登らないと着けないという秘湯だからな。
まあ、日本のスキー場というのは、温泉場と切っても切れない関係があります。
だから、五色温泉も典型だったのですが、両方とも消滅となるとやり切れない。
というわけで、今回調べたら、自分も日本秘湯の会の温泉にはよく行っていた。
特に、ゲレンデの近くにある秘湯では、岩手県の松川温泉がそうで、下倉スキー場に近接して、あの湯の花がプカプカ浮かぶ露天風呂となると今でも思い出すほどですが、この五色温泉は、繁忙期で日帰り入浴を断られたのが実に残念でして、あのキーコー滑車の音がするリフトだけが思い出となったのでした。
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