ウマノスズクサの挿し芽ですが、6月下旬から7月に掛けて大々的に行いました。
育苗用のプラポットで五十鉢くらいは作ったと思いますが、もうすぐ九月です。
なので、発根している挿し芽には、ポットも狭かろうと考えて植え替えの決断。
それで、八月の最終日曜日の午後、残暑も厳しかったのですが、シコシコ実施。
その前に鉢を準備しましたが、百均の四角い鉢を使うにしても、底がやや浅い。
なので、用土の容量を鉢の縁までぎりぎりに詰めると、こぼれて床も汚れます。
それで、樹脂製の安手の鉢は、何個も重ねてお店の商品棚に陳列されています。
もし、二個を重ねるとして上に重ねた鉢の底を切り取ってしまえば、嵩上げだ。
百均の鉢は安いし、壊しても損した気にはならないので植え替え前に実行です。
こうして、重ねる鉢の底を切り取りましたが、単に重ねると2cm程度のUP。
これでは、用土の容量が増えないと考えて、鉢の周囲の折り返し部分を活用だ。
この部分は、樹脂の強度を増すために設けられており、内側は空間があります。
この空間につっかえる板をあてがい、その木片は下の鉢の折り返しに当てます。
ただ、木板をしっかり固定しないと、底を抜いた重ね鉢が簡単に取れてしまう。
なので、長方形の鉢の短辺二か所に木板をあてがい、上下でネジ止めしました。
これで、あてがい板の高さで、更に1センチは高くなったから用土は三割増し。
これで、深く根を張ったとしても、すぐに底まで達することはないでしょうな。
まあ、樹脂製の鉢は薄い作りだし、カッターナイフで簡単に切取りできました。
こうして、出来上り鉢に植え替えるために、ポッドから挿し芽を取出してみた。
おー、発根していると感銘を受けましたが、ちゃんと根が付いたのは十株ほど。
つまり、成功率は二割に満たないのだが、根が無くても葉がまだ青々で不思議。根が全く出ていないのですが。この先、水遣りをしても枯れるだけでしょうな。
なので、諦めて処分して、発根した株だけを植え直して今後の成長に期待です。
それで、植替土は、腐葉土を三割、赤玉土(小粒)と鹿沼土を各二割混ぜます。
それにココピートの圧縮土を一割、自分で再生した用土一割などで作りました。
というわけで、ここに、忘備録としてウマノスズクサの植替え記録を残します。
今回、植え替えで分かったのは、木本のウマノスズクサと思われる挿し芽の発根が良好で、草本のウマノスズクサでは採取した株自体の茎がか細く、発根したのもわずかで、何れにしても、どの株も枯れることなく秋から冬を乗り越えてもらいたいと、切に願う自分なのでした。
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