2022年4月8日金曜日

外敵に襲われにくく、安心してサナギになれる場所を探して、かなりの距離を移動することもあるって本当だったのね ー アゲハ蝶(ベランダ飼育)

    
もうすぐ、ガーデニングシーズンに入りますが、用土づくりに勤しむ際中です。
使い古した土もスカスカになっていて、改良剤を混ぜ合わせなければならない。

このため、多めに購入して、ベランダに置いた自作テーブルに乗せていました。
出来上がった新しい用土も、テーブルに重ね置いたりして、かなりの重量です。

それで、耐えられなかったのか、自作テーブルの脚が傾いて潰れてしまったの。
驚きましたが、百均で買ったホビー工作の木材で作ったから華奢だったのかな。

出来上がった時から脚が少しぐらついていて、どうも支えきれなかったみたい。
このテーブルの下には、鹿沼土、赤玉土など園芸の材料も仕舞ってありました。

なので、テーブルが潰れてしまうと置き場所もなくなるので、作り直したいな。
壊れたテーブルの木材を回収すると、薄手の板がネジ止め部から断裂していた。

応力に耐えきれなかったと見ていますが、柔らかい木材のせいもあるでしょう。
幸い、勤め先は機械製品の工場なので、製品の梱包木材が産業廃棄物で出ます。

この間、一時保管場所へ行ったら使えそうな廃材を見つけて、ゲットしたんだ。
まあ、剛性の高い梱包用の板だから、これで作り直しをするとして思案中です。

それで壊れた木片を眺めていると、驚いたことに蝶の蛹が付いているのを発見。
緑色をしていて、まだ生きていると思いつつ、ひょっとしてアゲハ蝶の蛹かな。

羽化したら蜜を吸いに来い
    
だって、二回目の幼虫が最終齢で脱走してしまって蒸発したようにいなくなる。
べランダの中ですから、見つかると思って探しても、結局、見つからなかった。

その幼虫が結構な距離を移動して、このテーブルの下で蛹になっていたのです。
ネットでアゲハの蛹か確認しましたが、形状を見る限り間違いなさそうだった。

しかも、蛹になる安全な場所を求めて、時には数十mも移動するというのです。
となれば、数メーターの距離ぐらい、何ともない遠征範囲だったと思われます。

残るは、ちゃんと羽化してくれるのか心配になりますが、別の脚に固定したの。
ガムテープで止めて、後はもう少し暖かくなって四月の陽気まで待つとしよう。

というわけで、幼虫の餌になるヘンルーの低木も若葉をはやし始めて、一安心。
ただ、九月末に蛹が姿を消したから、時期として早かったのではないかと不思議だったのですが、実際の冬が結構寒くなりましたので、生き物の本能で早々と冬眠に入っていたと印象付けられた自分なのでした。



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