戦後、小樽在住時の樋口季一郎 |
コロナ禍もようやくほとぼりが冷めたらしく、三年ぶりに墓参りに帰郷します。
まあ、会社が有給取得を推奨していて、連続三日間を取るように義務付けなの。
半期に一回ずつのお約束で、前半は祝日連休のない六月が無難でありましょう。
なので、六月末に土日が連なるようにして休暇を取りましたが、札幌へ帰るぞ。
残るは、航空券とホテル宿泊がセットになった格安プランをネットで予約です。
”じゃらん”とか、”楽天トラベル”とか探しましたが、値段の相場はお値打ち感。
その中で、ホテルの内容とか飛行機の発着時間帯で、料金が大きく変動します。
加えて、週末を除いた平日の月~木が安いのですが、お休みは水木金の三日間。
ただし、火曜夜のフライトで飛んで金曜日の午前中で飛んで帰れば、まだ安い。
しかも、ホテルもツインの部屋が見つかったので、上さんもゆっくり眠れるな。
ホテルもすすきの界隈で便利だし、一人当たりの料金も三万ちょっとで格安だ、
まあ、土日の宿泊とフライトまで広げると、急激に値段も跳ね上がり敬遠です。
土日は自宅でゆっくりくつろいで、旅の疲れを癒すのも初老組にはいいかもな。
でも、墓参りが目的で、それ以外にどこかへ旅行するのか全く考えていません。
唯一、気になったのは、最近、知った当別町にある”樋口季一郎記念館”の存在。
この方は、旧陸軍の中将だった軍人さんで、北海道が日本領であり続けた恩人。
それは、第二次大戦後、ロシアがサハリンや北方領土に軍事侵攻した事実です。
この方は、この対日参戦に対する防衛戦闘(占守島の戦い等)を指揮しました。
この戦功で、当時の戦勝国ソ連がやった火事場泥棒的領土奪取を防衛したんだ。
一方、北海道民はその功績を顧みることなく、最近は左翼人種が増すばかりね。
正に真正愚者が北海道に増殖中で、自分が道産子なのを嘆かわしくなる始末だ。
なので、自分だけは樋口中将の足跡を記念する資料館を、訪問すると決定です。
他には、ヒグチルートでユダヤ人に満州国通過ビザを発行して救った事実だな。
戦争終結まで、数は特定できてはいませんが、数千人に達したと言われている。
この話は。当時”河豚計画”と呼ばれていて、劇画ゴルゴ13でも取り上げていた。
その作品は「河豚の季節」(1982年)というタイトルですが、杉原千畝に匹敵。
というわけで、北海道へ旅行で訪れるユダヤ人は、ぜひ、訪ねてもらいたいな。
岐阜県にある杉原千畝記念館では、多くのユダヤ人が日本へ旅行した際に訪問しているそうですが、そうであるのなら、この樋口季一郎記念館だって行くべきなのだが、レンタカー以外に交通手段がないというのが、ネックなんだよなと思ってしまったのでした。
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