2022年9月15日木曜日

内部のパーツが、携帯電話の5G基地局用アンテナ部品に使われていて、日本企業がシェアを伸ばしているらしい ー PD充電器(パソコン機器)

こんなに小さくても高出力
     
最近、USBで充電するモーバイルギアを新調しておらず、浦島太郎状態でした。
たまたま、上さんが携帯を取り換えて、付属の充電器が9Vだと分かって驚き。

えー、5Vじゃないんだあとか思っていましたが、自分のはすべて5V供給ね。
ところが、レスポンスの悪くなったタブレットPCを新しくしてびっくりした。

これが、マイクロソフトの”Surface Go 3"だったのですが、充電器も専用です。
ただ、製品シリーズには共通でしたが、それ以外は、USB-Cコネクターが一つ。

だとすれば、このUSBコネクターで充電できないかと思って、ネットで調査だ。
意外に記事は少なかったのですが、15Vで供給できるPD充電器はOKらしい。

実は、このコネクターで有線のマウスやキーボードが使えないか悪戦苦闘した。
家には、従来のUSBタイプAの機器しかなかったので、コネクターを二度接続。

タイプA~マイクロB~タイプCと、つなぎ直して接続したが、全く動きません。
なので、このCタイプは何か他の目的があって、だとすれば充電用だけだろう。

こうして充電用ではと思って調べ始めたら、これがPD充電器という事でした。
この規格の充電器では、接続する機器に応じて供給する電圧を調整するのです。

だから、Surfaceでは15V1.6Aの出力が必要で、これは消費電力で24Wになる。
最低でもこの出力が必要なのですが、将来はもっと電圧も電力も上がるだろう。

しかも、電力に余裕があれば、充電器の負荷が減って故障も少なくなるはずだ。
ちょうど、従来の充電器並みに、小型で45Wのタイプを見つけたので注文です。

    
メーカーはAnkerなのですが、小型化できた理由は窒化ガリウムの半導体利用。
これがパワー半導体に使われて、小型化大電流化が可能になったと言われます。

アマゾンから送られてき包みを開封しましたが、本当に小さいので驚きました。
これなら、旅行に持っていくのに邪魔にならないし、複数機器に使えて便利だ。

というわけで、日本の半導体産業が開発できたパワー半導体こそが製品の源泉。
この半導体を組み込むことで、サイズの割に大出力の100W以上の充電器が開発販売されているのを見ると、日本の半導体メーカーもなかなかやるじゃないかと思ったのでした。



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