高速SAの豚汁定食はうまい |
上さんが実家へ里帰りをしたので、その間、一人で自炊をする必要が出ました。
もちろん、上さんが作り置きしてくれたお惣菜があるので、ご飯を炊くぐらい。
ですが、豚汁だけは、大好物なので、一度にまとめて作って小出しに食べます。
上さんは、脂身の多い豚のこま切れ肉が好みではなくて、あまり料理しません
なので、こういう時、自分なりのレシピで料理しますが、それなりにおいしい。
そんな時、思い出したのは北海道のローカル番組”おにぎり、あたためますか”。
北海道から全国区になった大泉 洋が、女性アナとの掛け合いで口論になります。
たまたま、神奈川ローカルのTVKが放映してくれて、面白く見てしまいました。
まあ、読み方が”とんじる”か”ぶたじる”なのかと、どうでもいい話でスタート。
確か、北海道の人は、”ぶたじる”といいますし、豚丼も”ぶたどん”と呼びます。
番組では、道外出身者の女性アナに大泉が、”ぶた”読み料理の波状攻撃を開始。
豚キムチが”ぶたキムチ”、豚串も”ぶたくし”、豚バラも”ぶたバラ”と波状攻撃。
女性アナに有無を言わせずに圧倒していましたが、確かにそう思いましたなあ。
道産子には訓読み”ぶた”優先ですが、九州各県や三重県・滋賀県でもそうです。
一方、それ以外の地域では音読みの”とん”が優勢なのですが、自分は”ぶた”派。
北海道出身だからそうなってしまいますが、みそ仕立ての味付けが基本だろう。
一方、醤油仕立てにする人もいるようで、これは肉入り”けんちん汁”でしょう。
上さんも、”けんちん汁”は作ってくれますが、精進料理だから肉はありません。
しかも、オーソドックスな醤油仕立てなので、自分は肉入りみそ仕立てなんだ。
こうして、一升の水が入る鍋にいっぱい料理しますが、これには意味があるの。
だって、調理した当日より、味の馴染んだ翌日の豚汁の方が美味だと思います。
先ず、具に味が染み込むのと具から出るアミノ酸のうま味で、うまみが増すの。
最高の逸品だと思うのですが、調理した日の方こそ美味しいと言う人もいます。
人の好みに任せておこうとは思いますが、上さんが帰国するまで豚汁三昧だぜ。
というわけで、なぜ女性アナは、トンカツやトンテキで反論しなかったのかな。
実にたわいもない口論ですから、番組の進行上、出演者を立てるのもアナウンサーの役割と納得しながら、自炊をした美味しい”ぶたじる”に舌鼓を打つ自分がいるのでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿