平成3年12月14日滑走 |
スキー場の施設自体がオープンで、その初滑走日に滑ったのです。
しかも、その日は運良く土曜日の休みと重なり、うってつけでした。
このため、首都圏から張り切って駆けつけました。
高速を使っても、確か六時間以上、ぶっ続けの運転で疲れました。
記憶では、積雪が40センチでまとまった雪になったと思います。
週の水曜日ごろから、シベリア寒気団が日本へ近づきました。
その年は暖冬でして、スキー場も待望の雪だったようです。
前日の金曜日に電話を掛けましたが、オープンの明るく弾む声が聞けました。
それで、スキー場の施設が何から何まで全ておニューです。
手垢のついていないってのは、とても新鮮でウキウキして来ます。
到着したのが朝の八時過ぎで、まずセンターハウス館内を物色します。
そのとき、パンフを手にしましたが、漫画家レイモンペイネが紹介されていました。
このフランスの漫画家は、日本でも人気があり軽井沢に美術館が開かれました。
恋するカップルのイラストがとても愛らしく、今でも世界中にファンがいます。
きっと、カップルのスキー客をターゲットに取り込みたかったはずです。
そのコンセプトを具体的に表現しようと、スキー場のロゴを工夫しました。
ロゴの書体といい、ペイネ氏のイラストと言い洗練されしゃれています。
当時としては、ここまで文化的なCI(コーポレートアイデンティティー)を採用したのも際立つ。
画期的でして、その頃のゲレンデガイドブックなんかでも紹介されていました。
だから、初すべりを狙っていたのですよ。
実際には、どんなリゾートなのか、雰囲気を確かめてみたい気持ちもありました。
滑ってみましたけど、こういったコンセプトにガッツなゲレンデは無用でしょう。
初中級者向けに、視界の良く見渡せる広いゲレンデがデザインされていました。
まあ、自分としては滑りに物足りなかったのですが、オープン初日に満足しました。
後年、夏時分に訪れたときには、ゆきだるま温泉の日帰り施設を楽しみました。
通年型リゾートとして、工夫を凝らしているあたり知恵を絞っている感じもします。
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それで、後年はモチーフが変わりまして、雪だるまのゆるキャラになっていました。
ここで、愛をはぐくんだカップルも、今は幸せな家族になっているということでしょう。
子供たちとログハウスに泊まって、雪だるまを作ったりソリ遊びをする。
時間とともに、スキー場だって変わっていくものです。
そんなスキー場の変化というか、発展を見た感じもしたスキー場なのでした。
おまけ:(ゲレンデマップは(中03))
キューピッドバレイ・パンフ(中01)
キューピッドバレイ・パンフ(中02)
キューピッドバレイ・パンフ(中03)
キューピッドバレイ・パンフ(中04)
キューピッドバレイ・パンフ(裏)
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