2016年2月24日水曜日

居抜きでリゾートを引き継いだ、ババア経営者のホテルチェーンはすごいぞ -  妙高パインバレースキー場(新潟県・上越)

平成5年12月24日滑走

昨年五月連休に、新潟県内を旅行したときに、改めて耳にしました。
でも、アパリゾート妙高パインバレーって名前を変えていたのですよ。

なぜ覚えているかというと、燕三条駅前のアパホテルに泊まっていた時です。
チェックインして、くつろぎながらテレビを見ていたら、CMに登場しました。

このアパホテルは、ド派手な衣装の女性社長で、瞬く間に有名になりました。
当初、これでもかというくらい、アップで微笑んで広告に登場しだしたのです。

クレーム覚悟だったそうですが、宣伝的には効果的な話題づくりになりました。
その後、ホテルチェーンは事業も大躍進して、最終的にはリゾート進出です。

アパホテル社長、元谷芙美子

平成17年に買収しましたが、スキー場は残念ながら営業を休止しています。
ただ、上越妙高の森ゴルフコースとホテルは、積極的に営業中のようでした。

だって、このリゾートの宿泊パックが、TVコマーシャルで盛んに流れていました。
結構、手ごろな価格でして、地元、新潟県の消費者がターゲットに思えます。

首都圏のゴルファーも、今時、わざわざ、ここへゴルフに来ることもないでしょう。
ゴルフ人口自体が減少していますし、廃止になるコースだって現れています。

その代わり、地元の需要を積極的に掘り起こしていると、思ってしまいました。
ところで、このリゾートは、不動産開発業者のコクド松下興産が担いました。

大デベロッパー二社が、共闘しておったてたリゾートですが、珍しい事例です。
オープンは昭和63年と、日本経済もこれからバブリーに突入する時期でした。

プリンスホテルは二棟で、客室数は225室、収容人員は430人とどでかい。
ゴルフコースにスキー場、温泉大浴場、露天風呂、サウナと至れり尽くせり。

ただ、どちらかと言えば、ゲレンデは施設の一つに過ぎない感じもしました。
ゲレンデマップを見ると分かるのですが、ホテルからスキー場まではやや遠い。

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連絡バスに乗って、ゴンドラの山麓駅まで出かけなければ行けない感じです。
自分はというと、自家用車だったので、スキー場前の駐車場に停めました。

それで、飛び石連休の中日で平日のせいか、スキー場は空いていました。
というより、滑っている人を見つけるのが難しいほどの、ガラガラ状態なのです。

これじゃ、経営難になるんじゃないかなーと、良くない予感がするほどでした。
ゲレンデも、ゴンドラの山頂駅から山麓まで初心が降りられるほどの緩斜面。

申しわけ程度に上級コースはありますが、少し長めの中級コースで我慢かな。
そんな風に思って楽しみましたが、ここは家族連れの天国ゲレンデでしょう。

だって、ファミリー揃ってゴンドラに乗り、山麓駅まで一緒に降りてこられます。
こんなスキー場は、非常に珍しいと思いましたが、休止になったは残念でした。

というわけで、このスキー場の山頂は、標高千メーター近くと高度もそれなりに高くて雪質も期待できますし、松の木々が多い谷間に開発されたことから、「パインバレー」と命名されたように、林間コースも堪能できるわけでして、いつの日にか必ず再開されることを、願ってやまないのでもありました。


おまけ:
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