平成5年12月24日滑走 |
昨年五月連休に、新潟県内を旅行したときに、 改めて耳にしました。
でも、 アパリゾート妙高パインバレーって名前を変えていたのですよ。
なぜ覚えているかというと、 燕三条駅前のアパホテルに泊まっていた時です。
チェックインして、くつろぎながらテレビを見ていたら、 CMに登場しました。
このアパホテルは、ド派手な衣装の女性社長で、 瞬く間に有名になりました。
当初、これでもかというくらい、 アップで微笑んで広告に登場しだしたのです。
クレーム覚悟だったそうですが、宣伝的には効果的な話題づくりになりました。
その後、ホテルチェーンは事業も大躍進して、 最終的にはリゾート進出です。
アパホテル社長、元谷芙美子 |
平成17年に買収しましたが、 スキー場は残念ながら営業を休止しています。
ただ、上越妙高の森ゴルフコースとホテルは、 積極的に営業中のようでした。
だって、このリゾートの宿泊パックが、 TVコマーシャルで盛んに流れていました。
結構、手ごろな価格でして、地元、 新潟県の消費者がターゲットに思えます。
首都圏のゴルファーも、今時、わざわざ、 ここへゴルフに来ることもないでしょう。
ゴルフ人口自体が減少していますし、 廃止になるコースだって現れています。
その代わり、地元の需要を積極的に掘り起こしていると、 思ってしまいました。
大デベロッパー二社が、共闘しておったてたリゾートですが、 珍しい事例です。
オープンは昭和63年と、 日本経済もこれからバブリーに突入する時期でした。
プリンスホテルは二棟で、客室数は225室、 収容人員は430人とどでかい。
ゴルフコースにスキー場、温泉大浴場、露天風呂、 サウナと至れり尽くせり。
ただ、どちらかと言えば、 ゲレンデは施設の一つに過ぎない感じもしました。
ゲレンデマップを見ると分かるのですが、 ホテルからスキー場まではやや遠い。
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連絡バスに乗って、 ゴンドラの山麓駅まで出かけなければ行けない感じです。
自分はというと、自家用車だったので、 スキー場前の駐車場に停めました。
それで、飛び石連休の中日で平日のせいか、 スキー場は空いていました。
というより、滑っている人を見つけるのが難しいほどの、 ガラガラ状態なのです。
これじゃ、経営難になるんじゃないかなーと、 良くない予感がするほどでした。
ゲレンデも、 ゴンドラの山頂駅から山麓まで初心が降りられるほどの緩斜面。
申しわけ程度に上級コースはありますが、 少し長めの中級コースで我慢かな。
そんな風に思って楽しみましたが、 ここは家族連れの天国ゲレンデでしょう。
だって、ファミリー揃ってゴンドラに乗り、 山麓駅まで一緒に降りてこられます。
こんなスキー場は、非常に珍しいと思いましたが、 休止になったは残念でした。
というわけで、このスキー場の山頂は、 標高千メーター近くと高度もそれなりに高くて雪質も期待できます し、松の木々が多い谷間に開発されたことから、「パインバレー」 と命名されたように、林間コースも堪能できるわけでして、 いつの日にか必ず再開されることを、 願ってやまないのでもありました。
おまけ:
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