ベランダで鉢植えを並べるパレットをこさえたのは、昨年の初冬のことでした。
勤務する会社で、廃材として捨てようとしている木製の板をもらいうけました。
海外から輸入する部材は木枠で梱包されていて、開梱すると捨ててしまいます。
当然、大量の木材が廃棄処分されるので、ゴミ置き場が山のようになるのです。
そんな木材は、拾い集めて持ち帰ってとしても、咎めだてられたりはしません。
廃棄物の処理には費用が掛りますので、量が減ると費用節約もできる分けです。
このため、自分もDIY工作に使えそうな板材は、かなり集めて持ち帰りました。
梱包用の寸法に合わせた板材も多く、数さえがまとまれば扱いが容易なんだ。
幅も長さも一定の規格があるらしく、それに合わせた木材を組み合わせてみる。
そうすると、容易にパレットも完成しますが、今回はテーブルの踏み台に挑戦。
回収できる木材は、殆どが厚さ1センチ程度の板材で長さも60センチ未満だ。
テーブル脚に使える角材も、長い物は少なくて、せいぜい40~50センチ程度。
昨年作成の鉢置きパレット |
だから、作ったとしても、希望する高さまでにはならないのが、現状なんだな。
このベランダは、西日の差す時間が長く、その陽光を浴びさせる工夫が必要だ。
手すりや鉢の高さを考慮しますと、最低でも60センチの高さは必要になるかな。
ベランダのリビング窓際にテーブルを置いたとしても、この高さは陽が当たる。
なので、今回は幅10センチ強の板材が複数ゲットできたので、踏み台を作った。
自作のテーブルでは、どうしても高さが足りなくて、そのままでは日陰になる。
だから、パレットみたいな踏み台を作ってみたのですが、なかなかがっしりだ。
この踏み台の上に、自作した二段型の鉢植えテーブルを載せて鉢植えを載せる。
ヘンルーダ―低木の9号鉢ですが、鉢が高い分だけ、西日を受けられるようね。
もうひとつのテーブルには、ローズマリーの鉢も置いてみましたが、大丈夫だ。
というわけで、これらの木製パレットは、植物鉢のお立ち台みたいな感じだな。
それで、ベランダは排水の目的で、勾配が1/50~1/100の間で設定されていて、床も凹凸のあるシートが貼られているから、鉢を直に置けば不安定で、代わりに木製のパレットだと安定すると自画自賛する自分なのでした。