令和最初の大晦日、ゴーンさんはトンでもお騒がせ人間になりました。
ですが、冒頭の写真は、本人ではなく、”星の王子様”の原作者です。
まあ、そっくりさんのサン・テグジュペリは、第二次世界大戦のパイロット。
だから、飛行機乗りのコスチュームですが、ゴーン氏はさっさと不法出国ね。
保釈中の身分だから行動の自由が制約されており、殆ど外出禁止状態です。
パスポートも弁護士に預けられていたので、偽造パスポートを使ったのか。
ニュースの続報だと、出国名簿には本人の氏名が見当たらないのでした。
つまり、偽名のパスポートを作るなど、用意周到に準備したのでしょうな。
しかも、プライベートジェットの搭乗はVIP待遇で出国審査がなされます。
ただ、この時期、正月休みの出国ラッシュで審査官も忙しいのは事実。
しかも、ニュースの続報だと、乗客名簿にご本人の名前はなかったそうだ。
そうであっても、審査官は、顔つきでハッとしなかったのかと思うのですが。
顔つきがすごく特長的なので、ネットでもそっくりさんが紹介されています。
冒頭のサン・テグジュペリさんもそうですが、他はMr.ビーンや柴俊夫さん。
いや、眼鏡とかヒゲで変装していたのかもしれないが、顔は特長的だよ。
起訴されて以降、連日、テレビニュースで紹介されたから分かるはずだ。
出国審査官は、目が節穴だったとでもいうのだろうか、何か腑に落ちない。
それで、ネット調べたんだけど、プライベートジェットだと審査が甘い感じ。
極端な話、出発二十分前に空港に着けば間合うと説明がされている。
出入国手続きも一般とは別のゲートなので、広い空港の移動も不要。
それに年末の繁忙期で、きめ細かくチェックできなたかったのが狙われた。
だから、わざと直前に到着してバタバタと出国審査を済ませる計画だった。
「どう出国したのか分からないが、相当大きな組織が動かなければ難しいのではないか。保釈条件で決められたことを細かく守ってきたが、四六時中、管理することはできない」
というわけで、被告の弁護士も呆気に取られていた事実は隠せません。
つまり、VIP待遇の人物は、地位も名誉もある人だから、犯罪とは無縁と思い込んでしまう常識を手玉に取った作戦が成功したのであって、犯罪人引き渡し条約を結んでもいないレバノンの母国へ逃げ帰った、この逃亡犯は、さぞやほくそ笑んでいることだろうと思ったのでした。
(みなさまも、良いお年をお迎えください。)