2025年3月9日日曜日

沼沢湖湖畔には、”妖精美術館”があるから、フェアリーランド(妖精の国)と名付けても不思議はなかろう ー フェアリーランド金山(福島県)

令和6年12月25日滑走
       
スキー場でリフトに乗車すると、座席数よりも速度の速さが良く気になります。
最近だとシングルリフトを見かけるスキー場は、シーラカンス状態のレトロさ。

でも、湯沢パークスキー場に、かろうじてご存命な一基が存在して懐かしいな。
速度もとろくて、1.8m/秒ぐらいだろうと思いますが、初心者ゲレンデに好適。

ただ、固定循環式で恐怖のシングル2.4m/秒がニセコのスキー場にありました。
十人に一人が乗るのを失敗していた記憶があって、リフトもさまざまなのです。

まあ、がっついて乗るフトでもないので良しとして、今回のお題は高速ペアだ。
でも、循環する索道に二人乗り搬器が固定されたタイプは、2.3m/秒の速度ね。

この場合、初心者は、停止線から乗車位置にたどり着くまでつい焦ってしまう。
結果、搬器にたどり着けずに危険防止で、リフトを停止させてしまう事態発生。

子どもの多いスキー場でよく見かける光景ですが、一部2.0m/秒の低速もある。
この場合は、乗車していて山頂駅につくまで時間がかかり、実にかったるいの。

一方、循環式は乗るのに搬器が索道から離れてゆっくり移動して、乗りやすい。
そして、搬器が索道に固定されて加速すると、秒速で3.5m以上にもなります。

ただ、二人乗りの搬器が短くて、重心が偏る一人乗りでは乗り心地が良くない。
微妙な気分がするのですが、四人がけのクワッドは搬器が重いから常に水平だ。

一人掛けしても搬器が傾くという印象もなく、この差で高速ペアは少ないのか。
あまり見かけないのですが、奥志賀高原の第二ペアも生き残った存在なのです。

この索道に乗った人は多いはずで、今回紹介するのは人知るぞ知るリフトです。
奥会津で孤高に存在する、フェアリー金山スキー場の高速ペアに乗ったんだな。

        
しかも、設置した索道メーカーが、今はなき太平索道という超貴重な存在です。
とは言っても、索道自体の稼働に違いは全く見られず、若干速度が遅い程度だ。

速度が3.5m/秒で、他の索道メーカー4.0m/秒に比べて、若干トロい気もする。
たかだか0.5mの違いで体感が違ってくるのも面白いのですが、何と動画発見。

石ヶ森第1高速リフトと紹介しており、自分が乗ったリフトと同じなのでした。
このゲレンデには、他に二本のリフトが設置されていますが、休止をしたまま。

主にこのリフトで営業中かもしれませんが、問題はスキー場までのアクセスだ。
会津田島から国道400号線で山越えをしますが、十年前までは冬季閉鎖でした。

これがトンネルの開通で通年通行ですが、船鼻トンネル付近は標高千メーター。
雪国でこれほど標高が高いと積雪も半端ないから、道路維持で除雪は大変だな。

でも、地域中核の県立総合病院が会津田島にあるから、非常に重要な生活道路。
というわけで、このゲレンデの近くにある玉梨とうふ茶屋にも立寄ってほしい。

地元産の厳選した青ばと豆と天然塩田にがりを使った手作りの豆腐が、幻の”青ばととうふ”でして、一口ほおばると豆の匂いがぷーんと感じる濃厚さがたまらなく、是非、このゲレンデとセットで訪問してもらいたいと思ったのでした。

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2025年3月7日金曜日

宇都宮城、二本松城、棚倉城など、会津若松周辺では戊辰戦争で落城して消失してしまっているのだ ー 会津若松城(福島県)

    
会津若松城は、戊辰戦争後に取り壊されましたが、写真が撮られていました。
このため、どのような威容だったのかは、容易に想像がついていたのですな。

このため、再建をすること自体は可能で、残るは時期だけが問題なのでした。
一方、幕府側についた朝敵のせいか、明治政府にとっては士族の反乱が怖い。

このため、会津藩の象徴だった難攻不落の”鶴ヶ城”はどうしても破却したい。
こうして、明治政府の意向が強く働いて、朽ちるに任せた城郭は取り壊しだ。

でも、再建を望んでいた市民も多かったわけで、戦後になってとうとう実現。
まあ、同様な天守閣復興を果たした熊本城に遅れること、五年の歳月でした。

実戦で攻防戦の矢面に立った両方の城ですが、”鶴ヶ城”は落城とはかないな。
会津は賊軍と言われてしまいますが、城の美しさだけならば感銘を受けます。

方や、熊本城は西南戦争の西郷軍の激しい攻撃に遭ったものの、落城しない。
結果、損害がひどくて取り壊さざるを得なかったのですが、城あっての熊本。

そんな心持ちが熊本市民を動かして再建となったのは、会津若松も同じです。
市民の熱い希望と浄財によって再建されましたが、本体の内部は鉄筋構造だ。

    
でも、意匠は撮影された写真を下敷きにしていて、江戸期の城と同じだろう。
現在、お城の天守閣で江戸時代のものが、そのまま残されているのは12か所。

戦前はもっと多かったのですが、太平洋戦争で空襲で焼け落ちてしまったな。
広島城は、原爆で被爆しても焼け残りましたが、耐え切れずに潰れてしまう。

それで、空襲に遭ったお城は、国宝が多くて、名古屋城、岡山城などなどだ。
戦後、多くが復興されましたが、人々もおらが街のシンボルを希望したはず。

というわけで、赤瓦の屋根も美しい"鶴ヶ城"ですが、雪景色でも生える名城。
このほか、白虎隊記念館も見学すると、あの会津戦争の激しさがわかるのですが、他方、新政府軍に激しく抵抗した友軍の長岡藩は。戦火で城下の大部分を失い、その後、城は石垣や堀を埋め立てられて徹底的に破壊され尽くしたのを見ると、再建に必要な石垣など遺構が残って幸いだったなと思うのでした。



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2025年3月5日水曜日

マニアックな趣味の情報を漁るとすれば、WEBメディアの中でも動画投稿の形式が、今や趨勢になって来たのだと思う ー YouTube動画(Windows11)

       
ところで、パソコンの自作をする人にとって知識がないとハードルは高いもの。
もし、分からなくなると、自力は諦めて、ネットで検索して情報漁りをします。

こういう時、自作マニアの篤志家がアップしてくれる記事は、役に立ちますな。
かく言う小生も、こういったマニアックなブログを探してきた経験があります。

ただ、記事もレベル的には玉石混交で、数を打てば当たるという例えに近いよ。
でも、パソコンのブート方式をMBRからGPTに変更する方法では見つからない。

しかも、ブログ風のデザインでも、有料アプリのホームページがヒットします。
検索上位でズラリと並んできて、無料ダウンロードで有料購入させる魂胆だな。

まあ、それだけWindowsもブラックボックス化して家電製品に近づいたのかな。
一方、自作派は寂しい気も致しますが、メディアの移り変わりのせいと思った。

今や、ユーチューブ動画が主流になって、ブログのような原稿では読まれない。
まあ、PCの画面操作を文章で書き、イメージの貼り付けとかったるい作業だ。

ならばと、動画編集でユーチューブに挙げれば、再生回数次第で収益も出ます。
こうして、ウインドウズのネタで確実な情報が欲しければ、ユーチューブです。

キーワードを入力して検索すれば、当たらずとも遠からじとヒットしてくれる。
なので、自分もブラウザーで検索せずに、ユーチューブで検索してしまうんだ。

今回のブート方式変更も、結局1分30秒程の短い動画を探して参考にしました。
特に、インストール非対応のPCにウインドウズ11をインストーるする離れ業。

ユーチューブにアップされた動画が役に立ちましたが、英語が分かれば尚更だ。
海外でアップされた動画が的確ですが、最近は日本の専門動画も改善している。

特に、古いPCを無条件に24H2にアップグレードする方法なら、日本語もOK。
というわけで、いくつかサイトがありますので、ググってみるのがお勧めです。

しかも、Windows11では、次の25H2バージョンになると、”setup /product server”のコマンドによるインストールができなくなるという情報が紹介されたりして、今やユーチューブは非常に参考になる投稿が多いと、思うのでした。



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2025年3月3日月曜日

夏季にはゆりパークと称して花畑を開いていたり、紅葉する秋には、ゴンドラで空中散歩できる通年型の観光エリアになっていたのだ ー ハンターマウンテン塩原(栃木県)

          
平成2年に初めて滑ってから、35年ぶりに訪ね直したゲレンデとなりました。
当初は、”ハンターマウンテン・スキーボウル塩原スキー場”とやけに長い名称。

その後、ハンターマウンテンだけで通用するようになり、通好みは”半タマ”だ。

このため、現在では”ハンターマウンテン塩原”とカッコつけずにスッキリした。
このスキー場は、ベースが標高千百メーターと高くても、天然雪は少なめです。

やや、内陸地にあるので高所版軽井沢スキー場だと思って、差し支えないのよ。
なので、スノーマシンを大量に設置して、初冬から人工雪をガンガン降らせる。

こうして、例年のオープン日には、確実にゲレンデを滑走できるのが有難いな。
ただ、人工雪だけで造成されたゲレンデは、天然雪との違いが歴然に出てくる。

まあ、前夜に降らせた人工雪がかき消されて、下地のバーンが出ればガチガチ。
硬いバーンが露出してなかなかエッジが立たないというのが、残念なのですわ。

この点、天然雪とのミックスがかなり見込めるスキー場は、バーンが柔らかい。
この違いは大きくて、このゲレンデにメリットがあるのは、正に安近短だから。

首都圏から、二時間で行けるゲレンデとしては、どうも上越周辺に偏りがちだ。
その中でも栃木県にあるゲレンデとしては、マウントジーンズなき後も健在ね。

PDF閲覧はここをクリック
        
どちらも、東急不動産系のゲレンデですが、営業が早かった分、知名度がある。
なので、今後も営業を続けてもらいたいのですが、ゲレンデ自体に変化はない。

一方、那須塩原インターから、道路改良が実施されてバイパス道が増えました。
このため、国道400号線の運転が楽になった気もしますが、出かけやすいわ。

というわけで、ゴンドラに乗るには、階段で上がって二階の駅から乗車したな。
こんなレイアウトだったのかと思いつつも、最初の滑走は三十五年前のお話だ。

なので、こんなこともすっかり忘れていて、往時はゲレンデも滅茶苦茶混雑していて、リフトもゴンドラも並んで待って乗って降りたら、ただ滑ってくるという、どうも余裕のないスキー行を思い出しつつ、今こそシニアならではの余裕の滑りを楽しんだということなのでした。



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2025年3月1日土曜日

パソコン起動のMBR方式をGPT方式に変更するのは、実に簡単でネットではわざと説明しないので解説するわ ー UEFI・GUID・GPT(業界団体新規格)

”mbr2gpt”のコマンド実行
        
このMBRは、マスターブートレコードで、最初にPCを立ち上げる領域なんだ。
つまり、パソコンの電源を入れると、最初に読まれるハードディスク内の場所。

ただ、最近はSSDが主流だったり、リナックスではUSBから立ち上げたりする。
つまり、PCがお仕事を始めるための情報が書かれている記憶媒体の場所だな。

それで、これまではMBR方式が主流だったのですが、かなりレトロのシステム。
四十年以上も前、PC-DOS 2.0で初めて導入された石器文化のプログラムだよ。

このため、MBRでは、サポートするディスク容量が2TBまでのしょぼい対応だ。
他方、GPTディスクでは、無制限に大容量ディスクの対応が可能になりました。

なので、最近のパソコンは、GPT方式でインストールしたウインドウズが主流。
でも、ウインドウズ7から、無料のグレードアップをしたハードはMBR方式ね。

まあ、ウインドウズ7→10→11とグレードアップしてもブートはMBRのまま。
この方式で使い続けても問題はないようですが、そろそろGPTに昇格したいな。

現在、ブートの主流も、快速なGPTでハードウェアを立ち上げるシステムです。
一方、MBR方式もブートするように、互換でマザーボードには残されています。

ならば、主流のGPT方式に乗り換えないと時代遅れのパソコンになってしまう。
ただ、GPTのブート方式に切り替えようとしたら、操作手順がよく分からない。

ネットで検索しても失敗したとか、パーテションが三つ以上ならできないとか。
それで、ユーチューブの動画で紹介していないかと探すと、何とありましたよ。

         
それで、他のネットで文献を探すと、管理者権限で行うのが、コツなようです。

次に、作業を簡単に行うには、”ターミナル”を開いて実行するのが簡単なのだ。
先ず、スタートボタンを右クリックすると、”管理者権限で実行”ができますな。

こうして、”mbr2gpt”のコマンドでエラーが出なくなって、手軽に変換できた。
まあ、ユーチューブの動画が英語でも、操作をなぞれば楽だからトライしてね。

というわけで、有料アプリを販売する企業は、商売あがったりの世界だろうな。
それで、ネットでMBRからGPTへ変換するキーワードで検索すると、”EaseUS”、”AOMEI”、”MiniTool”など、有料アプリの会社が運営するサイトばかりが上位に来ていて、結局、ソフトを買わせようとする説明ばかりなので、ウザいサイトばかりだと、あきれてしまった自分なのでした。




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