2025年12月24日水曜日

冬に咲く桜の一つ、”ジュウガツザクラ(十月桜)”の名所なのだそうですが、紅葉と桜のコントラストは見事なもの ー 城峯公園(埼玉県)

                             
カーナビは、無難な運転をする道路を案内してくれるので、自分には便利です。
だって、旅行の時にしか運転をしないので、面倒なハンドルさばきはご免だな。

ラクにラクにドライブ出来たらうれしいので、レンタカーもカーナビ頼りなの。
今回の城峯公園を走るにしても、ひたすらカーナビの指示する道路を走行です。

この公園は、埼玉県は最北部の神川町にあるのですが、道順が変わっています。
先ず、長瀞町を北上して神川町内に入ると、神流川を渡って群馬県に入るのだ。

そこが、県最南の鬼石町で次に神流町に向かいますが、ほどなくして左折する。
川沿いの細い道を走ると、再度、神流川を渡って上川町に入れと指示が出ます。

そこからは、城峯公園までの二車線もない舗装路を張りますが、かなりの山道。
結構な山岳路と思いましたが、ここまでは神川町内の県道でもたどり着けます。

ただ、途中が一車線のカーブが続く県道になって、走りやすいとは言えません。
帰宅して、グーグルマップのストリートビューで見ると、悪路には違いないな。

なので、埼玉と群馬を行ったり来たりする道順だというのが、納得できました。
この公園は、標高約五百メーターの高台にあって、山々の見晴らしも良好です。

          
あまりアクセスのよくない場所ですが、紅葉こそが観光客誘致の目玉でしょう。
紅葉に寒桜も併せて咲いていますし、例年、必ずニュースで紹介される場所だ。

寒桜自体は近所でも咲いていますが、紅葉に桜がまとまって咲いているのです。
この景色はなかなか見られるものではなく、百聞は一見に如かずということか。

というわけで、寒桜の北限を調べましたが、この公園周辺に落ち着きそうです。
 実は、この公園の北側に「桜山公園」があり、そこでも年に二度咲くという”冬桜”が見頃を迎えているとのことですが、ググってみた結果によるとAIの回答では、どちらが美しいと感じるかは好みによりますなのだそうで、自分は城峯公園で満足なのでした。



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2025年12月22日月曜日

周辺に規模が小さくとも紅葉の名所が複数あるのなら、そこを訪ね歩くのもまたたのしからずやだ ー 秩父華厳の滝(埼玉県)

     
秩父八景の名所で、遊歩道に大きな石碑が立っていましたが、これって何かな。
ググってみると、江戸時代末期~明治時代初期に出た秩父郡史が、出典らしい。

  ① 秩父華厳の滝 ※今回の件
  ② 両神山 ※登山済み
  ③ 三峰山 ※参拝済み
  ④ 武甲山
  ⑤ 音楽寺(札所23番)
  ⑥ 瑞岩寺
  ⑦ 破風山
  ⑧ 長瀞 ※訪問済み

その景観が素晴らしいから列挙されたと思いますが、今となっては地味目です。
この中で、この滝と長瀞峡が借景には違いなくて、ただ、武甲山は山体崩壊ね。

というのも、日本屈指の世界席の良質な大鉱床で、採掘が進んでいるからだよ。
約四億トンが掘り出せるそうで、ただ山体が変貌しても、山頂はまだ大丈夫だ。

後はお寺が二か所も入っておりますが、今やご朱印状マニアぐらいのものです。
登山家向けの山塊もありますが、両神山は日本百名山だからまあ良しとしよう。

一方、破風山は、ハイキング向けで山頂からの眺望から秩父盆地が眺められる。
だから、借景として、この滝と長瀞渓谷を取り上げておきたい程度のものかな。

それで、秩父と断りがあるのは、本家、華厳の滝が有名すぎるくらいだからだ。
落差97メートルと日光の本家に比べて、こちらは落差20メートルだけです。

こじんまりとした滝なのですが、姿としては実にきれいで、美しいものがある。
紅葉の名所で紹介されていますが、規模としては小さくとも楓の紅葉が美しい。

滝の上まで登って、ぐるっと下って降りてくる道の途中で、紅葉を楽しみます。
紅葉なら、長瀞の”月の石もみじ公園”がよく知られていますが少し物足りない。

そんな時、この滝も立ち寄って紅葉を愛でれば秩父の紅葉巡りがより楽しめる。
一方、長瀞のライン下りも欠かせないかもしれませんが、秋はお勧めしません。

なぜなら、川の水量が落ちて浅くなり、難所の瀬を下ることもできなくなるの。
だから、水深のある川の淵に限って、ぐるぐる回るようにお茶を濁してしまう。

そんな話を、西部特急ラビュー号に乗っていた人の雑談で聞いてしまいました。
だから、その後で上さんと話をして、ライン下りの乗船は、あえて止めました。

というわけで、三峰神社へ向かう国道も紅葉がきれいですが崖崩れで通行止め。
かわりに、建設中のトンネルが暫定的に通行できるようになっていたのですが、一キロ以上も暗い中を走るだけで味気なく、しかも、舗装が十分でないので石が飛び跳ねるわ、道路の粉塵が舞い上がって視界が悪いわで、幾つか代わりとなる紅葉ポイントは選んでおくべきだと思ってしまったのでした。



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2025年12月20日土曜日

フォトスポットだと思われる ハートライト の中に入ってカップルがフォトを撮っていたのでござる ー 月の石もみじ公園(埼玉県長瀞町)

                        
ここは、ライン下りで有名な荒川の川岸にあって、紅葉の名所で知られます。
ただ名前が月の石とあるので、自分的にはアポロの月の石かと思ってしまう。

隣接する県立自然の博物館もあって、関連展示があると勘違いしていました。
ところが、命名の由来は別で、俳人、高浜虚子の詠んだ句にちなんでいます。

「ここに我句を留むべき月の石」と書かれた句碑が置かれているからだとか。
そんなシンプルに由来する公園ですが、紅葉の見頃の十一月は混雑するんだ。

約五十本のオオモミジなどがライトアップされ、夜の紅葉狩りがとても有名。
インスタ映えするから、スマホやデジカメを持って歩き回る鑑賞者が一杯だ。

当然、紅葉狩りの頃は、入場料や駐車料金を取られてしまって、仕方がない。
そんな時期に出かけた分けで、ライトアップよりちと早い夕方の四時前です。

それでも、駐車場は車も混雑していて、公園にはお客さんも多く見かけます。
ただ、夕日が傾いてきた程度で、ライトアップまでは待たないといけません。

少し早めに到着してしまったかなあと思いつつ、入場料が百円で済みました。
受付の方が、このまま五時以降のライトアップも、鑑賞して下さいと説明だ。

五時以降は本来なら三百円ですが、割り引きがうれしくとも、ひたすら寒い。
夕闇が迫ると気温も急に下がりだして、厚着をして来たから耐えるのみです。

まあ、五十本くらいのモミジしかないので、歩き回るとすぐ終わってしまう。
雰囲気の変わるライトトアップまで待つしかなく、ベンチに座り込みました。

                               
イヤー寒いなーと待っていると、ウトウトしてきて居眠りまでしてしまった。
それで、上さんからライトアップだと言われて、のっそり立ち上がりました。

後は、ライトアップされたモミジをスマホで撮影しようとひたすらうろつく。
それが、日中のモミジ鑑賞と比較してきれいなのかは、想像にお任せします。

というわけで、ライトアップで滞在していたのは、たった三十分なのでした。
この後、お惣菜がおいしいと評判の近所のヤオコースーパーへ行って、夕食の買い物を済ませると、チェックインでホテルへ向かいましたが、ここの大浴場が冷えた体を温めるのにうってつけだったので、今日一日はまず満足したということなのでした。



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2025年12月18日木曜日

カエデの仲間なのに、モミジと違って三枚に葉が分かれたような形をしているのがユニークだ ー メグスリノキ(植物観察)

       
不思議な名前のメグスリノキの木を、三峰神社へ向かう縦走路で見かけました。
雲取山からの鞍部を歩く登山道の途中で、アップダウンは多少はある山道です。

その時に見かけたのですが、どの地点だったのか、記憶に定かではありません。
ただ、この木の幹に、片仮名で書かれた木製の名札が打ち付けられていました。

大きな木でもないし、どうしてこんな山奥の道に名札があるのかも分からない。
きっと、目の薬にする大切な樹木だから、人々へ知らせたいのかもしれないな。

こんな思い出は、今から三十年も昔の話ですが、その時以来、名前は忘れない。
帰宅してからググったのですが、古来、樹皮を煎じて洗眼薬にしていたらしい。

実は、戦国時代の武将である黒田官兵衛の祖父が、この薬で一儲けをしました。
この財を成したという逸話から、”長者の木”という別名の由来の一つになった。

目薬の木紅葉
     
他には、”千里眼の木”とも呼ばれますが、目の健康を保つための民間薬らしい。
肝臓病にも良い効果が伝えられていますが、薬理作用がはっきりしていません。

ただ、医学の進んだ現在も目に効果的な薬物は少ないので、この木は貴重です。
それで、三峰神社のお土産屋に、メグスリノキの”眼力あめ”が売られています。

この神社のお使いは山犬ですが、飴の包装には眼力のある日本狼のイラストだ。
どうも。アニメ”もののけ姫”の大きな山犬一族の長・モロを思い出してしまう。

何もかも見通す眼力にあやかろうというより、実際にメグスリノキの成分入り。
他方、秩父札所慈眼寺の”あめ薬師縁日”でも、成分入りの飴も売られているな。

というわけで、この木はカエデの仲間でも、最も紅葉の美しい部類に入ります。
日本にだけ自生する珍しい植物とのことですが、標高七百m前後の山中に多く見かけられる上に、そう数の多い樹木でもないので、見つけられたら果報者なのかもしれず、あの木札のついた木を見かけておいて良かったなと思うのでした。



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