近所を歩いていますと、畳一枚分と小さいな花壇を維持する女性がおりました。
これまで、通勤で歩く道すがらで見かけるて、毎日、咲く花が楽しみだったの。
昨年からですか、カンパニュラという釣鐘上の形をした花が、咲きだしました。
和名では、”ホタルブクロ”と言いまして、お寺にある梵鐘が釣り下がった印象。
袋状の花から、蛍を中に入れる虫かごのように見立てつつ、名付けたらしいな。
それで、この花壇で見たカンパニュラは、花が逆に上を向いて咲いていました。
カタカナ名の通りに西洋種なのですが、学名には別々の名称がついていました。
”Campanula punctata”と”Campanula medium”ですが、後者が上向きだな。
風鈴草とも呼びますが、風鈴でも花は下向きじゃないかと、思ってしまうのだ。
そんなことを思いつつも、このカンパニュラは園芸種らしく、青い花がきれい。
以前、この花の種子をまいてみたのですが、発芽せずに失敗してしまいました。
なので、現在は和名のホタルブクロだけを育てていて、この五月に咲きだした。
ただ、赤紫の花が白い花の花粉と交雑したせいで、白は白でもくすんでい来た。
だから、ちょっと見でパッとしない花になってしまっても、十年近くの栽培だ。
愛着もあって、このまま面倒を見る気なんだが、ホタルブクロは別名が提灯花。
行燈花とも言いますが、形状からして、この名称でもふさわしい感じがするな。
今回、花の向きの違いでを調べたら、グーグルが試験運用のAIで回答したの。
しっかり答えてくれましたが、最近のAIの回答は、的確で参考になりますわ。
とうわけで、ホタルブクロは多年草ですが、西洋種はそうでないのもあるんだ。
歩いて見かけるカンパニュラは、前の年に見かけていたので、多年草と思いますが、ホタルブクロと同じように咲いてから種子を採取しようと試みても取れなかったので、今年は花柄ごと失敬させてもらって採取してみようと思うのでした。