2026年9月14日月曜日

道東を代表する大河の釧路川流域には、国内最大の淡水魚イトウが現在も棲息していますが、環境の悪化が心配だ ー 釧路湿原美術館(北海道道東)

      
釧路湿原美術館、佐々木栄松の収蔵品が素晴らしい。本来は釣り師であり、画壇からは距離を置いていたという。かの”オーパ”で知られる作家、開高健の釣りの手ほどきをして、イトウを釣らせたのが、この栄松で、その交流の証となる手紙が展示されていた。つまり、イトウ釣りの第一人者としても著名だった分けで、このため、漫画「釣りキチ三平」の鳴鶴先生のモデルにとなったらしい。

      
この美術館の館長さんは、女性なのだが、閉館して売りに出されていた美術館を買い取ったという。以前の名称は、北緯43度美術館で、名前の通り北緯43度に位置する世界各国の様々な美術作品を展示していたようだ。

一方、佐々木栄松という画家の作品は、JR釧路ステーションギャラリーに併設されていた美術館で展示されていたが、その閉鎖に伴い、展示する施設を失ってしまう。画家自身は、その後、享年98歳で大往生してしまうのだが、作品の行方を心配する有志が集まって、美術館建設の機運も高まっていく。時期を同じくして閉鎖で売りに出されていた、この施設を買い取る運びとなって、居抜きという美術館の出発点になったものである。

個人的には、NHK教育テレビの日曜美術館で紹介してもらえないものかと思う。紹介に値する器量の絵画を残した画家だと思うのである。






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2026年9月12日土曜日

道東で出会った花々も美しく、ついついスマホで撮影してしまうのだが、結構、ありきたりに咲いている ー 北辺の花々(北海道道東)

                             
豊北原生花園のエゾフウロが、まだ咲いていた。この花は、北海道の原生花園を飾る代表的な花の一つだ。ただ、この場所では、エゾカワラナデシコは見られない。ハマナスは、もちろんきれいだったのだが。

                                                          
依田勉三の晩成社跡を見学してから、帰路の途中、豊北原生花園を歩き回る。盛夏の頃だから、咲きそろう花の時期は過ぎていて、熟したハマナスの赤い実がかわいい。ここには、戦争遺跡のひとつ、防衛陣地のトーチカが見られたのだが、赤い小さなお社が建てられていた。十勝の海岸沿いには、太平洋戦争末期に作られた、このトーチカと呼ばれる小型の防衛用陣地が、数多く残っている。

                       
滞在中のハウスそばの一軒家で、シレネが咲いていた。横浜では、春先に咲いて枯れる一年草で、暑さには非常に弱い。ここでは、越年する多年草だろう。耐寒性はあるのだ。自分も、近所で咲いていた種子は採取しているから、内地に戻った後、九月を過ぎたら種まきをしようと考えている。

                            
リナリアが咲いていた。道端だから、雑草に近く、多年草で毎年花を咲かせるのだろう。横浜では、毎年種まきが必要な一年草だから、暑気には弱い植物なのかもしれない。内地では、シレネと同じ境遇の植物なのだろう。

                                       
来て早々、仮住まいの場所から、近所のコンビニまで散策してみた。ここは、釧路市内では北辺にある住宅団地で、以北になるろ乾燥の進んだ湿原が広がっている。このニュータウンも一歩出ると、道路わきは原野に近く、ハタザオキキョウを見ることができた。釧路では一般的な植物らしく、鑑賞用として持ち込まれて、雑草化したのだという。




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2026年9月10日木曜日

道東に滞在するのだから、少し遠いとはいえ十勝まで足を延ばして、観光地を訪ね歩いてみるのだ ー 十勝ドライブ行脚(北海道道東)

                            
釧路に来て訪ねてみたかったのが、ここだった。それは十勝の大樹町で、少し遠出をする必要があったのだが、他にも落穂ひろいのように景勝地を巡ることにした。この町には生花苗(オイカマナイ)という地名があり、明治時代、十勝地方の開拓を先駆けた晩成社が、拓殖に着手した跡地だったのだ。そこを見学してみると、依田勉三の暮らした小屋に近い居宅が、復元されていた。見る限り、冬の寒さは辛く答えただろうと思わざるを得ない。しかし、生花苗は難読地名の一つだろう。


                    
浦幌町は南北に長い自治体で、昆布刈石展望台はその南端に当たる。景観が素晴らしく、人気バンドMrs. GREEN APPLEの曲「Magic」のビデオのロケ地になったほどだ。この昆布の名がつく地名は、多くが北海道に特有で、アイヌ語に由来する。昆布森・昆布盛(こんぶもり)、昆布浜(こんぶはま)、昆布(こんぶ)などだ。

                                                 
パラグライダーを楽しむグループがいた。場所は、昆布刈石海岸の海食崖、海風が崖を駆け上る時にできる上昇気流に、上手に乗って飛んでいるのだろう。ここでは。パラグライダー体験もできて、インストラクターと一緒に飛ぶタンデムフライトになっており、初心者でも安心だという。でも、上さんは怖がりだから、地に足のつかない行動など、絶対にご免被るだろう。



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2026年9月8日火曜日

道東の釧路にやってきて日も浅いからから、先ずは手短な観光スポットを訪ねてみることにした ー 道の駅しらぬか恋問館(北海道道東)

      
八月三日、釧路の今朝の気温は、15.9度だ。信じられないほど、涼しいというか、薄着では寒いな。日中は、25度近くまで気温が上昇するし、陽が高いので日差しもきつく、半袖でも構わないのだが、夕方になると急に気温も下がって、肌寒い。

白糠道の駅、新装となって施設も充実していた。旧道の駅より、白糠町市街に近づいた西側に建てられていた。以前より。駐車場もかなり大きくなって、オートキャンプ場のRVパークも併設されている。ドッグランがあったりして、ワンちゃん連れのキャンパーには最高だろう。それで、グーグルマップを見ていたら、近所に業務スーパーでおなじみの神戸物産が運営する、白糠バイオマス発電所があった。隣接して、再生可能エネルギーを担う学校法人ジオパワー学園もある。やはり、同社の運営なんだな。

       
老夫婦の自作キャンピングカー、ご主人は、お元気で九十歳だ。大阪から下みちを走って、青森からフェリーに乗り、釧路まで来たのだという。キャンピング歴、二十年、でもそろそろ引退だと話していた。かなり、お疲れのようで、ご夫婦ともども、道の駅管内の休憩スペースで、休みこんでいた。

        
しらぬか、道の駅のトイレ。海を見て用を足すというのは、気分もいいものだ。東京湾アクアラインにある海ほたるパーキングエリアには、同じようなトイレが 四階にある。海ほたるへ立ち寄ったことはあるのだが、そんなトレイがあるとは知らなかった。





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