2014年9月29日月曜日

火山噴火でスキー客が遭難したら、民主党のせいだと当てこすりしようかとも思う - 活火山に位置するスキー場 (全国津々浦々)

御岳ロープウェイHP
運行中止になってしまった

先週の9月27日、この週末の土曜日に、御嶽山が突如噴火してしまいました。
この山は、標高が三千メーターを超えますが、その割に登りやすいと思います。

なぜなら、山岳道路や観光ロープウェイも整備されて、アプローチが短いのです。
例えば、御岳ロープウェーを使えば、一気に標高2150メーターに到達できます。

その分、歩いて登る標高差が短くなりますので、時間的にかなり節約になります。
残りは標高差で千メーター未満ですから、手軽に山頂まで到達できてしまう。

同じ三千メーター級は乗鞍岳ですが、もっとすごくて頂上近くまでバスの旅です。
まあ、富士山も五合目、標高二千五百メーターまで車で上がれる時勢ですよ。

ですが、気軽に登山としゃれ込んでも、活火山だってことを忘れてはいけません。
何時、噴火を始めるか、誰も予測はできませんし、危険とは隣り合わせなのです。

自己責任は分かりますが、政府には火山の噴火予知を、ちゃんとしてもらいたい。
気象警報みたいに発令を出してもらえれば、助かった人がいるかもしれないのだ。

犠牲者の数も大きく、次第に消息があきらかになるにつれ、とても心が痛みます。
そう思いつつ、この山が、民主党政権の時代、事業仕分けされたのを知りました。

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朝日:2010年07月23日、ネットで拾いました

どうも、災害防止を目的とした観測予算が縮小され、対象から外されたのです。
活火山なのに観測がほそぼそですから、噴火は神のみぞ知るところでしょうか。

ようやく、安部政権から観測体制は復活しましたが、三年間のブランクは大きい。
活動がどのように変化して来たか、もう少しデータが取れていたらとも思うのです。

それが分かっていれば、噴火の見込みを早めに予知ができていたかもしれません。
民主党政権の時代、東北は大震災に見舞われましたし、疫病神だったのか。

それに、宮崎県で発生した口蹄疫の防除体制も、自治体任せで無責任でした。
日本を貶めようとする邪神ぶりが板について、まさに唾棄すべきかもしれません。

そう思いつつ、自分なりに発見したことが、この御岳噴火のニュースでありました。
そういえば、この山麓には規模の大きなゲレンデが三ヶ所ほど展開しております。

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御岳ロープウェイースキー場は休止中

火山なのにスキー場をこしらえるのは、かなり危険なんじゃないかと思いました。
確かに、日本は火山国だから、いちいち気にしていたらゲレンデなんかできません。

なので、常時観測が対象になった火山に、結構、スキー場が開かれております。
過去百年の間に、活発な活動が記録された火山ですから、驚いてしまいました。

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というわけで、自分は生理的に民主党という得体の知れない政党がきらいです。
彼らが政治を担っていた時代は、国家として恥の上塗りだった時代に違いない。

事業仕分けにしても、国力の源泉とでも言うべく科学技術の分野で、枝葉末節にいじめて予算を削りまくった感じもして、このような噴火まで起きたわけですから、今度は、火山が原因でスキー客が遭難したら、民主党のせいだと当てこすりしようかな、と思うのでした。


おまけ:
この記事は、思いつきで書きなぐったので記事の信憑性はありません。
悪しからず、ご了承ください。
 

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2014年9月27日土曜日

猫の目のように経営者が変わっても観光資源がよけりゃ大丈夫 - 京急猪苗代リゾートホテル・スキー場(グランドサンピア猪苗代リゾートホテル&スキー場)(福島県)

平成2年12月24日滑走

まるで、リゾート産業の栄枯盛衰を垣間見ているような気がしました。
ここは、首都圏に営業基盤を持つ、私鉄大手の京浜急行が開発しました。

主力の営業路線は、品川から東京湾岸を経て三浦半島まで伸びています。
このため海のイメージが強くて、系列の観音崎リゾートホテルも有名です。

こう言った民鉄は、運輸収入を高める目的で周辺地域の開発も担う分けです。
不動産やら観光やら要素はいろいろありますが、その土地柄こそ重要でしょう。

そこで、福島の猪苗代町まで京浜急行が出向くリゾート開発は何が目的だったのか。
まるで飛び地に打って出るようなもので、経営基盤に派生した収益は出て来ません。

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現在のスキー場HP写真

かつて、東武鉄道は延伸する会津地方のたかつえスキーリゾートに投資していました。
未だに私鉄唯一のスキー夜行列車も運行していますし、関連性は簡単に分かります。

多分、関連会社に京急観光があり、当時のスキーブームは見逃せなかったのでしょう。
三浦半島の開発も今後大きな発展は見込めないし、指をくわえているだけなのか。

城ヶ島や三崎のマグロではたかが知れておりましょうし、儲けは確実のスキーです。
バス会社も抱えているから、旅行企画としてスキーツアーも大々的に売り込めるはず。

高速道も、郡山から磐梯猪苗代高原ICまで延ばされる予定で建設も始まっていました。
アクセスもよくなるし、スキーブームも絶頂期でオープンすれば必ず成功するはずです

こうして、猪苗代に格好の土地を見出して、このリゾートが開発されたと思うのですよ。
後年、昭和62年にはリゾート法によって”会津フレッシュリゾート構想”も誕生しました。

先見の明なのか、政府の意向を事前に察知していたのかは、今では分かりません。
でも、自治体も地域振興は喜んで受け入れたのだし、自然の成り行きだと感じました。

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さて、ここへはホテルにも泊まらず、貧乏スキーヤーが滑りに行っただけの話しです。
バブル景気の優雅な時期とは言え、せこく滑走していたら猛吹雪に見舞われました。

まるでホワイトアウトのような光景で視界が全く開けず、リフトに乗る気もなくなります。
このため、ゴンドラへは休憩同然で、滑走の英気を養うために乗ったようなものでした。

と言うわけで、このスキー場は、経営権の譲渡が二回も行われた波乱のゲレンデです。
平成15年にはセラヴィリゾートへ、今年は南洋ビルサービスへ運営者が変わりました。

それでも、ホテルの評価は軒並みに高くて、旅行サイトを見ると、四つ星+で驚きです。
ホームページを見ても分かりますが、晴れると頂上駅から猪苗代湖が眺められます。

この景観は、海の見えるスキー場と肩を並べてすばらしく、見られなかったのが悔しい。
これも磐梯山周辺の国立公園という観光資源の賜物でしょうし、これがあるからこそ、運営者がころころ変わったにせよ、このゲレンデは生き残っていくのであろうなと思うのでした。


おまけ:
駐車券
京浜急行の路線
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2014年9月25日木曜日

会津はゲレンデ巡りもいいけど、古寺巡礼が似合うね - 裏磐梯猫魔スキー場 (その二)(福島県)

平成6年5月2日滑走

この猫魔スキー場は、猫魔ヶ岳の北側に位置していることから命名されています。
山の名前も非常に印象的ですが、そのいわれを簡単に(その一)で紹介しました。

仏教に深く関係していて、会津地方の伝来は、飛鳥時代だと言われています。
時は六世紀、中国の梁国の青巌という坊さんが、どうやら会津に居ついたらしい。

それから、高寺山に庵を作って布教したという「高寺伝説」が残されているのです。
一方、通説だと、奈良時代に朝廷が全国に国分寺を設立したのが始まりです。

当時は、疫病や飢饉が蔓延し、人々は森羅万象に恐れおののいたのでしょう。
聖武天皇と光明皇后も、仏教に深く帰依して、人々の救いをこれに求めました。

ただ、会津地方の伝説に従えば、これより先に仏の教えが広まったことになります。
確かに、かの地は平安時代に大規模な寺院が建立されたのが分かっています。

その一で紹介した慧日寺もそうですが、他にも由緒のある仏閣があるのですよ。
だから、スキーを滑りに行って時間に余裕があるのなら、お寺めぐりも捨てがたい。

国宝で平安初期の仏像三体が拝観できる勝常寺は、その代表的な寺院です。
面白いのは会津ころり三観音でして、要するにポックリ寺だということです。

死の床に際しても苦しまずに成仏でき、家族に余計な負担をかけずにすませる。
大往生で「ころり」と死ねるから呼ばれるようになりましたが、コレラではありません。

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ただ、雪国の寺院は冬場に拝観できない合もあり、夏場に再訪をお勧めします。
というわけで、会津は奥深い仏教文化に満ちていて、歴史の重みを感じました。

スキー絡みのブログを読んでいて思うのですが、それ以外の話題が実に乏しい。
あっても、登山、キャンピング、釣りなどアウトドアだったり、スポーツがメインです。

間違っても、寺社仏閣を紹介するような人は、実際お目に掛かっておりません。
何か、その人の生活のはばがややせま過ぎるんじゃないかと、感じたりもしました。

自分の場合、興味の赴くままに話題を拾って、スキー場の地元に関連付ける。
別に高尚な話を持ち出そうとする気もありませんが、ネタ探しは楽しいものです。

それこそが、スキー場博物館のヨタ投稿を書き続けていられる源泉なんでしょう。
そう思いつつ書きなぐっているのですが、スキー用具がどうとか書いても、外国も含めてスキー場のスロープ写真をベタネタ貼って旅行日記をお披露目した程度では、中身に一ひねりの工夫も見られないし、そんな記事の方向性とは一線を画しつつ書いて見たいと思う、自分がいるのでした。


おまけ:
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2014年9月23日火曜日

化け猫が住み着いていたお山だから、ねこまんまが普通でしょ - 裏磐梯猫魔スキー場 (その一) (福島県)

平成2年12月23日件

スキー場の名前が非常に印象的でしたが、もともと猫魔ヶ岳という山の名前です。
磐梯山の西側に位置していて、一等三角点もおかれ非常に見晴らしが優れています。

何かいわれのありそうな感じでして、昔は化け猫が住み着いて人を食べていたらしい。
他にも、近隣の慧日寺の仏僧がネズミ退治のために猫王を祀ったとも言われています。

実際に伝承に関連して、山頂西側ピークには「猫石」と呼ばれる大きな岩もあります。
このお寺は今や遺跡が残るだけですが、建立は遡って平安時代の千年以上も前です。

当時から人々の暮らしが営まれ、稲作が行われていたからネズミ退治が必要になる。
進んだ仏教文化も民衆の中に浸透して、東北でも先進の文化地域だったのでしょう。

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会津盆地は、猪苗代湖と磐梯山の借景がきれいで、”うつくしまふくしま”の通りです。
福島県自らが名乗るように、この”うつくしさ”は豊かな会津地方がベースと思いました。

さて、そんな会津は実際の雪国で、ウインタースポーツの歴史は古いものがあります。
スキー場も数多くあり、この猫魔スキー場は首都圏のスキーヤーがターゲットでした。

ネーミングに連動するマスコットもデザインされ、もちろんスキーを履いた猫ちゃんです。
このコンセプトは、食堂のメニューまで徹底されていて、ねこま食堂にねこまんまでした。


トッピングには、かつお節やしらす干しがふりかけられ、アクセントはマヨネーズです。
加えて、ホテルでは”ねこまのねこまねき”のお土産スイーツを販売中だったりします。

こんな面白い話題が先行する中、中規模ゲレンデながらコースは考えられております。
白鳥が羽を広げたように初級者から上級者までのコースが振り分けられておりました。

縦に乗りつぐと滑走距離は最長距離も二キロを超えて、十分に楽しめそうな感じかも。
管理センター麓の標高も千メーター越えで、年によっては五月連休まで滑走できます。

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ただ、同じエリアの猪苗代スキー場等に比べ、高速のインターからのアクセスが悪い。
ここから目的地まで標高を上げていきますが、雪道走行を覚悟せねばなりません。

と言うわけで、開発した小針グループは乱脈経営が祟って雲散霧消してしまいました。
第三セクターと共に出資していたスキー場自体が、その後二回の倒産を経ています。

それでも、星野リゾートがスポンサーに名乗りを上げたのも磐梯山の知名度でしょう。
夏場は国立公園の観光地として輝いておりますし、経営者がどうなろうと雪質が申し分ないゲレンデは生き残っていくものだと、思うのでありました。


おまけ:
もう少しパンフレットをコレクションしましたので、次回の投稿で紹介させていただきます。
乞う、ご期待。
  

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2014年9月21日日曜日

23:55(ニーサン​・ゴーゴー)で滑るの​ってどうよ - 会津高原たかつえスキ​ー場(福島県)

平成2年12月22日滑走

東武鉄道は私鉄路線で、唯一夜行列車を運行していました。
冬はスキー・スノボに、夏は尾瀬観光にと観光列車の扱いです。

季節の変わり目には一旦休止されますが、ふと疑問も湧きました。
どうして、東部鉄道だけが夜行を運行しているのでしょうかねー。

たぶん、交通のアクセスが悪い場所なんだろうと思うんですね。
カーナビで東京からルート検索したら四時間を越えました。

一般道に半分の時間を費やす道のりですが、冬なら雪道でしょう。
慣れないドライバーなら、ちょっと敬遠しがちなロケーションかも。

高速のインターチェンジが那須塩原で、周辺にスキー場も多い。
ハンターマウンテンとかMt.ジーンズへ客が流れてしまう予感です。

となれば、運転が億劫なドライバーには列車で来てもらいましょう。
夜行列車で会津高原駅に着いたら、バスがスキー場まで運んでくれる。

しかも、日帰りスキーが出来ますので、時間も有効に使える分け。
自分は車で行きましたが、まだ十二月の初めで道路も乾いていました。

途中、会津高原鉄道も併走しますが、最終的に国道352号線に合流です。
これが、国道マニアには有名な道路で、俗に言う「酷道」の一つでした。

新潟県境から、急カーブの連続する断崖絶壁に沿った狭い道で有名だとか。
まあ、スキー場までは二車線が確保されていて、通行は全く問題ありません。

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ようやく着きましたが、シーズン初めのせいか40センチと積雪が足りない。
オープンしたゲレンデも限られ、その割りにスキー客は意外に多いのです。

結構、混雑していまして、リフトも乗るのに二三十分は楽に待たされました。
多分、シーズン初めでオープンしたゲレンデも少なく、人が殺到したのでしょう。

一日券で元が取れる状況でもないので、実際に回数券で滑って正解でした。
さて、このスキー場、ゴルフ場もありますので通年の滞在型リゾートです。

第三セクター方式の出資でして、その中にこの東武鉄道も入っておりました。
足は任せてくれてとばかりに、この夜行列車を運行し始めたのも納得でしょう。

と言うわけで、昭和61年からスノーパル号がスキー客を運ぶようになりました。
でも、残念なことに東武鉄道自体は、リゾート経営からすでに撤退しております。

一方、自治体が賃貸していた施設は、無償で譲り渡していて実に太っ腹でした。
用地とクラブハウス、ホテル、スキーセンター、従業員宿舎、一切合財ですよ。

よほど安定経営で不安がなくて、地元との結びつきを尊重したいのでしょうか。
そのせいか、今現在、スキー場を含めたリゾートも手堅く経営中なのが実態です。

ならば、次回は捲土重来で全部のコースを制覇したい気も起きてきて、ここはニーサン・ゴーゴーで一発出かけようじゃないかと思ってみるのでした。


おまけ:
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会津高原たかつえ・リフト回数券(裏)
  
  

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2014年9月19日金曜日

雪国ならではの町おこし一村一品運動みたいだった - 会津高原台鞍山スキー場 (福島県)

平成2年2月24日滑走

スキー場のマスコット、ゆるキャラ”だいちゃん”が今も健在でした。
四半世紀前に滑った回数券ですが、しっかり登場してくれていました。

駒止峠を挟んだ西側の南郷スキー場でも、ウサちゃんが元気です。
ぶれずに変わらずにスキー場の顔が頑張ってくれていてうれしい。

しかも、ネット上ではスキー場のゆるきゃら選手権も開催されました。
このだいちゃんは堂々五位入賞ですので、来年もがんばってもらいたい。


ほかにも、このゲレンデには南会津町の”んだべぇ”も出没していました。
おいしい空気と特産品が大好きな食いしんぼうの妖精(!)だそうです。

ところで、ゲレンデのある南会津町は平成の大合併がきっかけで生まれました
昔は、郡内の田島町、舘岩村、伊南村、南郷村が隣り合って来ました。

これらが合併する前は、独立した自治体ですから住民行政もはっきり違います。
この辺りは過疎地域でして、地域の活性化には何か仕事を作らねばならない。

あるのは豊かな自然でして活かすとしたら、観光開発以外に道は無いでしょう。
農林業はすでに地域の中心的な基盤で、仕事のできない冬場こそ重要なのです。

しかも、豪雪地帯ですから、雪を味方に町おこし・村おこしはスキーしかない。
当然、宿泊施設も必要になりますし、本当に一村一品みたく開発されて行きました。

田島町 → 台鞍山スキー場
舘岩村 → 会津高原たかつえスキー場
伊南村 → 会津高原高畑スキー場
南郷村 → 南郷スキー場

こういった背景は、合併して自治体が一つになると実に分かりにくいものです。
それでも、手元に昔の”会津高原ゲレンデマップ”あったので視覚的に助かりました。

ドライブマップの役割も兼ねていて、上に掲げたゲレンデが仲良く紹介されています。
というわけで、各自治体にとっては、スキー場こそ金のなる木だったのでしょう。

今や、リフト待ち一時間とか、往年のゲキ混みゲレンデの逸話は昔語りになりました。
このエリアのスキー場も来場者の数が減少して運営に苦心するところでしょうが、共存共栄で南会津町の経済活性化に貢献してもらいたいと、強く期待するのでありました。


おまけ:
南会津町んだべえ写真
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全パージおらんいただけます



 注:コースマップ出典元→オールスキー場完全ガイド’95(立風書房) 


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2014年9月17日水曜日

季節が違うと、ここは夏から秋の方が断然いいのが分かった - 聖高原スキー場周辺 (長野県)

聖高原スキー場の周辺
冬場の頃と違って観光地っぽい


九月の三連休は、長野県へキャンプ遠征に行ってまいりました。
現在、自家用車を所有していないので、移動は鉄路やバスが中心になります。

駅かバス停を降りて、ハイキングで出かけられる場所がベストというわけです。
いろいろ探したのですが、結局、千曲市の大池キャンプ場に決めました。

JR篠ノ井線の姨捨駅をおりてから、一時間と少しの徒歩で到着が可能です。
しかも、収穫のシーズンなので、稲穂の実る棚田の景観を期待していました。

姨捨駅からの棚田


この姨捨駅ですが、スイッチバック方式で列車が乗り入れする、珍しい駅です。
列車がいったん通り過ぎてからバックし、ホームに停車してから発車します。

かなり面白い体験になりますし、善光寺平が見渡せる車窓の眺めは抜群です。
こういった点も決め手になったのですが、当然、山登りのオプションは忘れません。

これこそメインでして、姨捨山(おばすてやま)の登山も計画して出かけました。
正式は冠着山と言って、標高千二三百メーターの気楽な山登りが楽しめます。

姨捨山(冠着山)
姨捨山からの眺望・善光寺平

キャンプ場からは往復で十キロほど歩く感じですが、多少物足りなく思いました。
少し寄り道をすれば、聖湖そばのレストランで食事を取ることもできそうです。

テント泊まりだと、どうしてもインスタントや缶詰の食事が中心になってしまいます。
ここは、一点豪華主義で、昼ごはんをちょっと気張ることにいたしました。

実は、この寄り道には、別の楽しみもありまして、それはスキー場の現在でした。
この聖高原スキー場を滑走したのは、四半世紀まえのことでかなり昔です。

大池市民キャンプ場

今現在は、どのような変わったのか興味もわきまして、立ち寄ってみました。
さて、冬場に出かけたときは、聖湖が結氷していて湖があるのかも分からない。

車の通行もほとんどなく、スキー場も十人滑っていたかどうかで閑散としています。
ずいぶんと裏寂れた観光地に来てしまったと思いましたが、それは冬だけでした。

夏から秋にあけて行楽のシーズンの最盛期では、結構、にぎわっているのです。
休日は観光リフトが営業され、頂上の展望台から360度の絶景が楽しめます。



聖湖では、スワンボートに乗って楽しむ人もいたし、バス釣りもできたりしました。
ボート乗り場で入漁料を払って、竿と餌を借りますが、簡単にかかるようです。

車の通行も多いですし、楽しみにしていたレストランもお客さんがおりました。
ここは、実に手ごろな観光地だと思いましたが、知名度は今一でしょうかね。

標高は千メーターちょっとと低めで、志賀高原ほどの高山地帯でもないのです。
温泉も湧いておりませんし、一押しの名所としては姨捨の棚田ぐらいですか。

冬場はスキー場もリフトが一本だけだし、湖も沼が多少大きくなったように見える。
村営博物館には、いたく場違いなF104のジェット戦闘機がおかれておりました。

というわけで、聖湖高原の再訪は、観光地の魅力を新しく見せてくれました。
冬の季節しか知らなかった自分にとっては、目からうろこの感じがした分けです。

約半世紀前、自治体の別荘地開発が端緒となって、観光地としての知名度が高まっていったようですが、その割りに現状では、別荘がまばらにしか見えませんし、他の観光地に比べて帯に短したすきに長しの印象なのかなーとも思うのでした。


<撮影した写真・パンフ>
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トリカブト、有毒ですが秋の花としては有名
ツリフネ草、秋の花ですが群生に恵まれました
キツリフネ、ツリフネ草と群生地が同じです
アキアカネ、都会では見るのが珍しくなりました
大池キャンプ場の入り口付近、秋の青空が秀逸
姨捨駅でもらったパンフにあった棚田の見所ポイントから
松本市観光案内所のアルクマ、かわいい
   

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