2023年2月28日火曜日

その昔、北見では早朝マイナス25度になると一時間遅れの登校の花火が、ドンとあがった思い出 ー 佐呂間スキー場・端野メビウススキー場(北海道・道東)

平成16年12月30日(木)滑走
    
自分は北海道が生まれ故郷ですが、九州に四国を足しても更に大きな地域です。
なので、故郷にしてはピンポイントでなくて、住んだ場所は三回変わりました。

道北の名寄で生まれて、父親の転勤で道東の北見に三年、その後は道央の札幌。
そして、大学の四年間は小樽だったので、道内を転々としましたが、普通です。

まあ、親が会社員で転勤族ともなれば、この程度の引っ越しは当たり前なんだ。
それで、自分の北見の三年間は、それなりに雄大な自然の記憶が残っています。

サロマ湖も訪ねたりしましたが、その回りを国鉄のローカル線が走っていたな。
湧網線といって二両ぐらいの気動車が走っていたと思いますが、半世紀前の話。

なので、この佐呂間町も思い出があり、スキー旅行でわざわざ訪ねてみました。
確か、湧別町にあった五鹿山スキー場を滑ってから、車を走らせたと思います。

平成16年12月30日(木)滑走
      
周辺は過疎の地域で、国道の対向車は少ないし、追い越し車両もほとんどない。
時間もかからずに市街に到着できたので、街中に近いスキー場へ直行しました。

こういった自治体が運営するゲレンデは、リフト一本と相場が決まっています。
御多聞に漏れず、ここもそうで、数回ほど滑って終えたら、街中の食堂で昼食。

それから、お隣の都会、北見市へ移動して端野メビウススキー場を滑りました。
端野町時代にオープンしたので、地名が冠名に付きましたが、合併後は北見市。

人口十万人を超える都会で、距離のあるクワッドリフトで滑りがいもあります。
便利な都市近郊ゲレンデで、すぐそばには日帰りの”のんたの湯”もありました。

少し山奥には、”森と木の里キャンプ場”もあるのですが、昔、幕営しています。
夏休みの旅行でソロキャンプをしたのですが、すでに土地勘のある場所でした。

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まあ、ホテルにゴルフ場を併設したリゾートとして運営していたのは事実です。
しかし、現在は、外国資本によって”ノーザンアークリゾート”に変わりました。

というわけで、流氷観光のついでに、スキーもしたい人向けなのかもしれない。
後は、ご当地グルメの北見ホルモンで食べに行くとか、北海道グルメを楽しんでいただきということにして、北見市民が滑りに行く程度だったら、そりゃ、経営は苦しかったのかもしれないな、と思ったのでした。

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2023年2月26日日曜日

アニメ「機動戦士ガンダム」のアニメーターとして知られる安彦良和は、遠軽町出身なのだそうです ー ロックバレースキー場(北海道・道北)

冬にリアワイパーは必要
    
北海道のスキー旅行で、よくお世話になったモダ石油のガソリンスタンドです。
ガソリン価格も比較的安く、全道の地域に偏りなく、四十ヵ所近くもあります。

なので、札幌、美瑛、遠軽のSSで給油しましたが、写真は美瑛町のスタンドね。
給油ノズルには、新しいベーパーリカバリーシステムが取付けられていました。

パイプにはゴムの蛇腹があり、給油口から放出するガソリン蒸気を吸収します。
当時、自宅の周辺にも、ポツポツとこのシステムの給油機が見受けられました。

なので、北海道まで新しいシステムが広がっていたと思って立ち寄ったのです。
安売りで全国的に有名な会社ですが、テレビ番組でも取り上げられていました。

北海道のあるある話として、燃料計が半分になれば給油する習慣があるのです。
これは、人口密度の希薄な地域へ運転すれば、SSの数が極端に少なくなります。

なので、道民はガス欠にならないように注意するのが、ドライバーの一般常識。
自分の旅行でも、燃料計が三分の一になるとヤバいと思ってSSに立ち寄ります。

それで、道北の遠軽町のロックバレイスキー場を滑ったついでが、モダなんだ。
そんな思い出のあるSSですが、道産子は絶対にEV車両には乗らないと思いま。

なぜなら、暖房冷房もバッテリーが消耗されるので、航続距離が短くなります。
しかも、路上でガス欠ならぬ電決なら、民家が5~10キロ先なのは当たり前だ。

主要国道ですら、そんな区間はざらですので、EVは絶対に普及しないだろう。
そう思い出しつつ、このロックバレースキー場はリフト一本の小規模ゲレンデ。

平成16年12月30日(木)滑走
      
ただ、道内初の高速ICと道の駅が直結したスキー場に、生まれ変わりましたな。
道の駅で休憩できるし、実父ラインやドッグランなど、他にも観光ができそう。

特色もないゲレンデでしたから、通年で楽しめるレジャーが増えたのはグッド。
というわけで、遠軽のもう一つのスポットと言えば、瞰望岩(がんぼういわ)。

その昔、湧別アイヌと十勝アイヌの決戦の際、湧別川を眼下に見下ろす要害の地としてチャシ(砦)も築かれたそうですが、ロックバレーも、この瞰望岩を拝借して命名したのだろうと、考えたのでした。

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2023年2月24日金曜日

ここまで滑ってくると、酒飲んで羽目を外してみたり、運動のし過ぎで筋肉痛がひどくなるなど、色々あったな ー 桜が丘・五鹿山スキー場(北海道・道北)

桜が丘スキー場
   
このゲレンデは、道路に案内表示板が全く見当たらない、謎のゲレンデでした。
スキー場のガイドを見ても、リフトがあるゲレンデぐらいの掲載内容で心細い。

紋別市にある大山スキーを滑った後で、一番近いゲレンデと言うぐらいの施設。
車を走らせると三十分くらいで着きますが、町民御用達のちびっ子ゲレンデだ。

ところが、生まれて初めて訪問した人間にとって、どこにゲレンデがあるのか。
スロープが見えたら、そこを目指せばよいのですが、それすら分からないまま。

結果、やたら滅多に車を町内を走って、袋小路の挙句、迷い込んだらスキー場。
そこが桜が丘スキー場で、一瞬、急斜面と思ったら、後は緩斜面のスロープだ。

リフト頂上も丘に毛の生えた程度で、スロープが見つからないのも分かります。
そんな程度のゲレンデだから、滑走記念にとリフト券を買って滑ってみたまで。

平成16年12月29日(水)滑走
    
ここは、北海道でも内陸の町で、冬季は連絡道路が閉鎖されている場合が多い。
道路の除雪状況もあるし、ここは無難に紋別まで戻って、国道を南下しました。

実際、遠軽方面へ抜ける内陸の道道もありましたが、交通上の持ち合せがない。
なので、安全牌を選んだわけでして、それでも午後の早い時間に上湧別に到着。

ここには、五鹿山スキー場があり、リフト一本の町民スキー場を滑走しました。
市街の中心に”道の駅 かみゆうべつ温泉”もありますが、距離は離れていません。

数分で戻ることができるから、ここで温泉に浸かるとして野宿を決定しました。
ただ、問題は、トイレが無料というより、夜間は使用禁止になってしまいます。

まあ、諦めるしかなくて、一方、極度の疲れで窓を開けたまま寝入ってしまう。
朝起きたら、やけに寒くて、冬山の登山寝袋で寝ていたので、助けられました。
チューリップの湯
記憶違いで翌日に滑走
     
というわけで、滑走し過ぎなのか、筋肉痛で膝の曲げ伸ばしができなりました。
この日帰り温泉で大浴場の湯に入ると、両足の太ももの痛みから、恐る恐る膝を曲げざるをえず、やっと湯船に肩まで浸かるありさまでしたが、逆に筋肉疲労を癒すには温泉がありがたいと、思ったのでした。



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2023年2月22日水曜日

厚着をしておけば、風邪をひかないくらいの室温で十分ではないかと思ってしまう自分 ー 室温18℃(WHO勧告)

プチプチの寒さ対策もグッドアイデア
          
WHOは、冬の室内の温度を18°C以上にすることを勧告しているのだそうです。
まあ、コロナ禍には感染拡大を抑えられなかった組織だから、信用していない。

役に立たなかった国際組織の金字塔を打ち立てたとしか言いようがないからな。
でも、冬の寒い日々は、室温が20度はあってもいいとい思うのは、常識の範囲。

ただ、日本では冬の居間の室温で、その基準を満たした地域は殆どありません。
北海道、新潟、神奈川、千葉のたった4つの県と道だけが、満足したわけです。

もっとも暖かった北海道でも19.8度ですが、これは寒冷地なので当然でしょう。
日中の最高気温が零下になる日が普通にあるし、せめて家の中は暖かくしたい。

そうでもしないと、外出から帰っても体が温まらずに、病気になってしまうな。
暖かい場所にいれば血圧は安定しますが、寒い場所に移ると血管が収縮します。

その結果、 血圧は急激に上昇しますから、心臓や脳に大きな負担がかかります。
つまり、脳溢血や心筋梗塞など、成人病のリスクを高めるのは否めないだろう。

それで、居間の室温が一番寒かったのは、香川県で13.1度と初冬の戸外に近い。
これは、家屋の構造が通気と風通しが良くて、暖房しにくいのではないかなあ。

瀬戸内海は、瀬戸のベタ凪と言うくらい蒸し暑いので、暑さをしのぐ方が大切。
寒ければ厚着でもしてしのげるが、裸同然で暑いのなら、どうにもなりません。

なので、冬は寒くても仕方ない家の造作なのだと思いますが、北海道は大敵だ。
幕末の頃、東北の津軽藩藩士が、北海道へ北方警備の目的で、派遣されました。

津軽藩士殉難慰霊の碑
        
場所は、道北稚内と道東斜里ですが、多くの藩士が極寒と栄養不足で死亡する。
当然、地元が雪国だったとはいえ、建設した家屋が北海道の寒さに役立たない。

生木の急ごしらえで柱に狂いが出て、すき間風もひどく、ミソと米だけの食料。
真冬に野菜など調達できるものでもないし、バタバタと亡くなってしまったの。

これを、軽藩士殉難事件として歴史に名を残したのですが、あまりに痛ましい。
というわけで、居間全体を18度以上にするのは、エネルギーの無駄遣いだろう。

オール電化で床暖房にしたとか言って、電気料金の上昇によって、電気代が月十万円を軽く超えてしまうのは当たりになって経済的でもないし、ならば、部屋ごとに個別の暖房器具で温める極所暖房の方が、お財布にやさしいのだから、WHOの勧告は聞き流せと、考える自分なのでした。



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