師走も迫る晴天の休日、ここ数年より少し早めに、紅葉が見ごろを迎えました。
毎年、舞岡公園へ紅葉を長めに出向くのですが、お散歩がてらの距離が有難い。
確かに、北海道の道北は、突然の甲板の襲来で歴史的な大雪に見舞われました。
十一月下旬になり急に寒くなったようで、これが紅葉には効き目がありました。
紅葉もしっかりと色づいていて、最近は横浜でも朝の気温が十度以下になった。
冬の訪れは間違いなく、スキー場のゲレンデオープンもちらほら耳に入ります。
それも、天然雪の降雪だけのスキー場ですから、よほど寒かったと思いました。
ただ、数年前、早めに降雪があっても、その後は暖冬になって、雪が降らない。
年末でも、オープンできずに泣いたスキー場が続出したのを、記憶しています。
たから、今年は順調に寒くなってほしいのは、スキーヤーならみんなそうだよ。
ところで、寒くなるとガーデニングで花咲かせてくれるのが、オキザリスです。
イエロー、ピンク、ホワイトの花が咲き出しまして、冬の間は楽しめそうです。
それで、最後に咲いたのがホワイトのオキザリスですが、以前も紹介しました。
”オキザリス トメントーサ”と説明しましたが、蕾を見ていると赤い渦巻き模様。
これは絞りカタバミの種類に間違いなく、他の色の花も同じだ姿をしています。
なので、オキザリスバーシカラーの仲間だと思いましたが、種類が分からない。
このバーシカラーは、花のつぼみが渦巻きキャンディのデザインを指すのです。
でも、花の色を指した、ペンタローズ、ゴールドアイランドの名前もあります。
これを考えると、バーシカラーは総称で、花の色合いで種類を区別するようだ。
イエローにもニューイエローがあり、つぼみの渦巻き色がやや薄いタイプです。
ピンクだとパルマピンクがあって、つぼみの渦巻きの色がやや薄いタイプだな。
他にも、オータムピンクの種類もありますが、つぼみの渦巻きの色合いが違う。
結局、栽培中のはピンクがペンタローズでイエローはゴールドアイランドだな。
一方、ホワイトは、色味でベルシコロールとフラバホワイトの種類があります。
花びらに違いがあり、周辺に薄いピンクの縁取り、花びら全体が薄いピンク色。
この違いで種類を分けていますが、他方、オキザリス・ナマクエンシスも発見。
こちらは、繁殖地の南アフリカ北ケープ地方のナマクアランドを指しています。
分かるのは、つぼみに絞りカタバミの特徴が表れたのでナマクエンシスに相似。
というわけで、この白いオキザリスは、ベルシコロール種と特定いたしました。
このオキザリスは、球根で増やせますので、種子と違って交雑して花の色や形状が変わってしまう恐れもなくて、毎年、花の少ない冬が来ると、同じように繰り返して咲いてくるのが、楽しい花なのでした。
※オキザリスのブログは、こちらも参考にしてね!