2017年1月31日火曜日

エアチェックは今や死語となって、無理して造語をするとしたら、ようつべチェックなんだろうな - Youtube・デスクトップPC(そのほか)

アメリカでは、肩に担いで聞いたみたい


エアチェックは、英語のままで” Aircheck”ですが、FMチェックとも言っていました。
つまり、FMラジオ番組を録音して楽しむことですが、FM波は音質がいいからです。

AM波のラジオですと、音は雑音だらけのモノラルだし、他局の番組と混信もします。
だから、FMでステレオ放送の音楽番組を聴くのは、当時の若者には当り前でした。

気に入ったアーティストが番組で放送されると、カセットテープに録音しておくのです。
ラジカセは録音・再生が手軽ですから、当時の若者には日課みたいなものでした。

正式にはラジオカセットレコーダーといいますが、今の若者は使ってもいないでしょう。
要は、カセットテープの録音再生機に、ラジオチューナーを内蔵するオーディオ機器。

しかも、スピーカー付きなので、そのままに音楽鑑賞のできる便利なアイテムでした。
いわゆる、オールインワン型の製品になる分けで、現代に当てはめればスマホかな。

ただ、テープを再生する機構とスピーカーを内臓する分、図体はかなりかさばります。
とても、携行する代物ではありませんが、写真の通り肩に担いで聞いていたみたい。

このため、後年、カセットテープを再生するだけの小型なウオークマンも現れました。
ステレオイヤフォンで聞くのですが、機能的には携帯の先駆けとも言えるでしょうか。

こういった製品は、見かけるのが難しくなりましたが、家庭のどこかに眠っているはず。
半世紀の間に、身の回りのオーディオ機器化は、めまぐるしく進歩してしまいました。

こんな書籍が古書店に!

だから、エアチェックを書き出しても、これに関わる機器を説明しなければなりません。
しかも、今や家庭にはラジオのあることすら珍しくなり、番組を聴かないかもしれない。

電波の届きにくい家屋が増えたせいもありますが、なおさら説明が難しくなりました。
それで、当時は、FMの音楽番組をエアチェックで録音しても、合法で安上がりです。

カセットテープも音質が向上して、音的にも満足できましたので、CDは買いません。
FM情報誌も販売されて、それを参考にエアチェックすることが流行っていたものです。

一方、番組表で楽曲の編成を事前に告知しないような番組が、増え始めました。
電撃テレフォンジョッキーを中心とするリクエストでは、何がかかるか分かりません。

加えて、楽曲にディスクジョッキーの曲紹介をかぶせられては、たまったものじゃない。
その内、ネットで楽曲をダウンロードする方が便利になり、エアチェックは自然消滅。

まあ、多くのFM情報誌も、今世紀に入ってから、廃刊や休刊を余儀なくされました。
そんな世の移り変わりを見て来ましたが、自分には姿を変えたエアチェックがあります。

それは、ユーチューブでアップロードされた楽曲を、レコーディングすることなんだ。
はっきり言っておきますけど、音楽データをダウンロードする分けではありません。

ダウンロードもプロテクトの掛かったデータが多くなり、ここはアナログに頼ります。
つまり、パソコン二台を使い、ユーチューブを再生させながら、他方で録音する方式。

デジタルではなくて、楽曲の再生・録音をアナログに依存して行う方式なのですわ。
再生している間は、音楽を聞きながら録音していることになり、今も昔も変わらない。

だから、レトロなおじさんには、エアチェックでなくて”ようつべちぇっく”になるのです。
ただ、温故知新として、MP3ファイルで録音するので、スマホやタブレットでもOK。


イラスト上のソフトウエアをインストールしますが、ウインドウ10ではダメかと思います。
コントロールパネルのサウンド項目が、極端に省略されたのでレベル調整がしづらい。

ラインインとアウトの出力レベルを調整しながら、音を歪ませないように加減します。
なので、自分はバージョンアップをしなかったウインドウズ7で、録音を行っています。

というわけで、スキー旅行のドライブ中に再生する音楽ファイルをコレクション中です。
たとえば、女優の高岡早紀がアイドル歌手時代に残した”眠れる森の美女”は、かの加藤和彦が作曲した佳曲ですし、忌野清志朗が参加した音楽ユニット、HISではメンバーの演歌歌手・坂本冬美が歌った、”夜空の誓い”を清志朗さんとデュエットするのですが、こぶしの利いた歌い方が妙に印象的だったりして、これでスキー旅行で音楽を楽しめる幅も広まるものだと、この三連休で作業し続ける自分がいるのでした。


おまけ:
石川セリ「遠い海の記憶」もいいなあ。
 NHK少年ドラマシリーズ(原作:新田次郎)、「つぶやき岩の秘密」主題歌

四十代で彼岸に渡ってしまったのは、実に惜しいなあ。
 松原みき 「真夜中のドア -Stay with me-

こんな記事を書いている御仁もおりました
Youtubeの時代



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2017年1月28日土曜日

桜の咲く季節も乙な上の原公園”おまつの池”も捨てがたい - 六日町ミナミスキー場(六日町スキーリゾート)(新潟県・中越)

平成4年12月19日滑走

このゲレンデの近くに、上の原公園に隣接するキャンプ場がありました。
公園自体は市民の憩いの場で、お松の池の真ん中には出島が見えます。

神社もあって、赤い社が周囲から浮かんだように見えるのが、きれいです。
それで、池の近くにキャンプ場があって、一泊一人二百円という格安でした。

ゲレンデに近い温泉旅館のひいらぎ山荘が管理していますが、少し遠い。
なので、支払先が分からないまま、料金を踏み倒すキャンパーもいます。

この周辺をプラプラ歩いたのですが、閉鎖された宿泊施設を見かけました。
近寄ってみますと、なんとそれは、六日町温泉国際ユースホステルです。

見覚えがあったのも、ユースホステル協会のガイドを読んでいたからです。
全国津々浦々のユースが、紹介文を交え、写真付きで紹介されています。
  
   
その建屋の写真が特徴的だったので、瞬間的にあそこだと分かりました。
でも、閉鎖されたのが久しいのか、使われている様子は微塵もありません。

あの頃は、スキー講習会の各種企画が実施され、人気もあったと思います。
ところが、若者自体のユース離れも進み、利用者が落ち込んだのでしょうか。

一方、スキーブームも去ってしまい、スキー場の訪問客も落ち込みました。
このボディブローが、ユースを襲ったのは間違いなくて、閉館が避けられない。

それは、平成20年2月28日のことだったそうですが、スキーシーズン中です。
なんとも閉じ方が因縁めいていますが、自分もニュースで見知っていました。

この近辺には体育館もあって、体育会系の合宿でよく使われいるようです。
実際にキャンプをしていた時、東京からやってきた団体が使用していました。

実際、この周辺は、魚沼丘陵の標高三百メートル前後の高原地帯です。
自然に恵まれているので、スポーツ選手も手軽にトレイニングができるみたい。

それで、キャンプ場ですが、この体育館のトイレを使うようになっていました。
夜間も開放されていて、ほかに、すぐそばに足湯があり、誰でも入れました。
   
テントに現れたカエル

まあ、温泉が涌いていますから、まばらとは言え民宿街が成り立っています。
この他、菖蒲園の景観地もあったりして、季節に応じて楽しめる感じでした。

スキー場に話を戻しますが、国道253号線がゲレンデを通り抜けています。
メインは、南側にあるミナミスキー場ですが、北側は八箇高原スキー場です。

リフト一本と小規模ですが、スキーブームの頃は混雑避けだった感じです。
というのも、宿泊施設のスター高原ホテルが両方のゲレンデにありました。

ところが、現在は北側のゲレンデは跡形もなく、南側だけが営業されています。
スキー場の運営者にしても、スマイルホテルチェーンになってしまいました。

というわけで、スキー場を滑った後は、お決まりの日帰り温泉で体を休めました。
当時、龍気という旅館は、六日町の外れにあり、そこでお湯を堪能したのです。

そこでは、特許取得の薬石風呂もあったりして驚きましたが、久しぶりにキャンプに来てみると、本館がこのミナミスキー場の上の原温泉に引っ越しているのが分かったこともあり、今一度ミナミスキー場のゲレンデを回顧することになったのでした。


おまけ:
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※現在の六日町リゾートの記事はこちらから
ホームページを見ても、旧六日町ミナミスキー場って、わざわざ出すほどの知られたゲレンデ - 六日町スキーリゾート(新潟県・中越


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2017年1月25日水曜日

検索で平昌とタイプするだけで、失敗とか中止が候補で出てくるのだから、開催を取り止めた方がマシなんじゃないかと思う - 2017札幌アジア冬季大会(北海道札幌市・帯広市)

札幌冬季オリンピック(昭和47年)
パンフレット・グーグルドライブはこちらから

この開催パンフレットは、当時高校生で、合唱隊に参加した姉が所有していました。
結婚して実家を出た後、置いたままになっていたのですが、自分が引き取りました。

残念なのは、輪ゴムで束ねたので劣化で表紙に張り付いたので、痕が残っています。
完品なら、ヤフオクに出せば、それなりの値も付いたでしょうが、傷物は無理でしょう。

さて、当時、姉は進学校に通っていましたが、勉学の妨げにはならなかったようです。
まだ、高二だったし、大学の受験勉強が、本格的になる前だったからなのでしょう。

むしろ、オリンピックの大イベントへの参加自体、札幌っ子には名誉だということです。
こうして、実家には姉の着ていた合唱隊の水色のガウンとかも、残されていました。

一方、開催会場に入る最終の聖火ランナーは二人でしたが、彼らも高校生でした。
先ず、スケートリンクを札幌北高一年だった旧姓・辻村いずみさんが滑走しました。

そして、最終走者になる旭丘高一年の高田英基さんへ、トーチが手渡されました。
姉も辻村さんと同窓生でしたが、正に高校生が開会の担い手だったことになります。

オリンピックに参加する若人の祭典というイメージを主張したかったのかもしれません。
そんな風に思い出すこともできますが、自分はというと、中学校へ上がる直前です。

そういうイベントに参加できるチャンスもないし、もっぱら競技をTVで観戦するだけ。
前年のプレオリンピックで、アイスホッケーの試合をクラス全員で観戦したぐらいかな。

担任に引率されて行事で行きましたが、月寒のアイスアリーナの一番奥の席でした。
そんな思い出もありますが、このオリンピックの切手も収集していて保管してあります。



当時、一家で切手収集に熱を上げていた頃で、日本全体でもブームになりました。
なので、シート単位で買い求めて、中には二三シートまで購入したものもあります。

これらのオリンピック切手は、全部で六種類あり、寄付金付きは前年の発行でした。
+5円となっていて、寄付されたお金は、オリンピック村の建設に当てられたとあります。

そして、オリンピック開催を記念した三種類の切手と、記念シートが発行されました。
これらも、シート単位のまま、未だに手放すことなく所有しているのですが、懐かしい。

このほか、記念シールなんかも販売されましたので、一セットだけ買い求めました。
これは切手ではないので実用価値などありませんが、イベントの記念を意味します。

まあ、札幌市民は、おらが町の国際イベントを記念するものは、何でも買いました。
こうして、自分史的に思い出の逸品として、手元に残されたのはいいことなんだな。

初音ミクも応援する冬季大会だぜ

そう思いつつ、札幌で冬季アジア大会がまもなく開催されるのは、改めて目出度い。
冬季アジア大会は、札幌で二度目だと思いますが、既存の設備も活用できます。

なので、成功することは間違いないと思いますが、今回は帯広会場が加わりました。
スピードスケート選手をあまた輩出したエリアで、かの地の選択は申し分ありません。

そんな期待で開催が待ち遠しいのですが、他方、平昌の準備はどうなっているのか。
再来年の冬季オリンピック会場なんだけれど、地名をググると暗雲がたれこめている。

”平昌オリンピック 中止”、”平昌オリンピック 失敗”って、検索の候補がすごいわ。
だったら、開催するのは諦めて、札幌と長野で仕切り直しで開催すればどうなのか。

日韓共催なんてサッカーでもうこりごりなんだから、単独なる結末を待ち望むとしよう。
韓国対日本の国際試合にしたって、”日本の大地震をお祝います”と掲げたもんだ。

東北大震災の直後のことで、他人の不幸は蜜の味だとばかりのストーカー的性根。
親善は無視で不謹慎もお構いなく、日韓合意を反故にした少女像の設置もある。
  


間違っても助けるなよ、世話してやって当たり前だと言われるのが、落ちなんだから。
というわけで、APAホテルが客室にどんな本を置こうが、経営者も言論も自由です。

まして、公序良俗に照らして法律に反さない限り、経済活動の自由が許されます。
南京大虐殺を否定する書籍が置かれていたとしても、読まなければ良いのですわ。

そして、どうして今頃気が付くのか分けも分からず、中国人も注意散漫なのかな。
と言うより、中国国民も本音と建前があり、日常、共産党の宣伝に関心はない。

上海の反日デモだって、アルバイト代が出されていた実態が暴露されたりした始末。
まあ、冬季アジア大会の宿舎にこのチェーンのホテルが選ばれている関係からです。

ただ、宿泊客もホテルを自由に選べる権利があるし、いやなら拒絶するだけのことですが、もし、中国の選手が宿泊するようになったら政治問題化するのは明白かもしれず、そのため、揺さぶりを掛けてきているのが見え透いておりますが、なんとも大国だと自負したがる中国は小物に成り下がったと思いつつ、札幌オリンピックでは中共は参加すらできなかった現実もあったなと、過去を振り返る自分がいるのでした。


おまけ:
「誇れる祖国 日本復活への提言Ⅳ 本当の日本の歴史『理論近現代史学Ⅱ』」
藤誠志 社会時評エッセイ2015-2016
■頒価:800円  ※全国のアパホテル客室にてご覧いただけます。


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2017年1月22日日曜日

コクドが手放さなかったゲレンデだから魅力はあるんでしょうな - 六日町八海山スキー場(新潟県)

平成4年12月13日滑走

このゲレンデは、シーズン最初の週末になったので、滅茶苦茶混んでいました。
朝到着したら駐車場が満杯に近く、しかもリフトの営業前にもかかわらずです。

ここのゲレンデはコースは急斜面が多く、隣接するスキー場よりも多少難しい。
全体的に中・上級者向けのバーンが多いので、空いていると思っていました。

ところが、予想を裏切る人の多さで、リフトが何回乗れるのか心配になりました。
この頃は、混んでくるとゴンドラ待ちが一時間以上のスキー場は、当たり前です。

しかも、長めのリフトが三本しかなくて、コースのバリエーションが少ないようです。
どちらかといえば、ゴンドラで上がって3キロのダウンヒルを楽しむゲレンデでした。

つまり、上級から初級まで滑走レベルに、親切にコースが分かれていないのです。
それに、ゴンドラに続けて、混雑回避がネックでリフトを増やした印象もあります。

まあ、初中級者がゲレンデに分散してくれると、混雑は多少緩和されるのです。
それに滑走距離が長いと、レベルに応じてスキーヤーもゲレンデに散らばります。

ところが、縦に長くチャレンジしたいコースが一本だけで、そこへ客が集中します。
他は、オマケで広げたリフトとゲレンデですが、今度は初心者が集まりそうです。

こうして、大混雑が事前に予想されたので、リフト・ゴンドラは半日券にしました。
結局、ゴンドラに乗れたのが一回で、リフトは四五回だけだったように思います。

個人的にどうしても滑りたかったのですが、この混雑では何とも満足できません。
それまで滑ることを楽しみに、まめにゲレンデのパンフを集めていたぐらいです。

昭和62年ゲレンデチラシ
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平成4年ゲレンデチラシ
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平成5年ゲレンデチラシ
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結局、滑ったのはたった一度きりで、これ以降あきらめてしまった感じもあります。
それでも、後年、趣味のアウトドアキャンプで八海山を登る機会に恵まれました。

ご存知の通り、この山は昔から信仰の対象で、霊山として崇められてきました。
越後駒ヶ岳、中ノ岳とともに、越後三山(魚沼三山)の一峰になっております。

キャンプ場は、山とは向かい側の上の原公園にありますが、眺望がすばらしい。
わざわざ、早起きして山から太陽が昇る夜明けのシーンを撮影しようとしました。

ところが、撮影場所を選ぶうちに、田んぼまで出向いたところ先客がいたのです。
こっちは安直なデジカメですが、一人の男性が高級なカメラで撮影していました。

八海山の写真

確かに、黎明のシルエットは神々しくて、撮影場所としては最高かもしれません。
上さんもパシャパシャ撮影しましたが、取れたのを見せてもらうとなかなかです。

それで、アングルを見栄えが良いように切り取って、掲出させていただきました。
さて、このスキー場は、旧コクドがスキーブームの頃にオープンしたゲレンデです。

あの頃は、金に糸目をつけずに、行け行けでスキー場を粗製乱造していました。
日本全国津々浦々で、雨後の筍のごとく、コクドのゲレンデがオープンします。

ところが、ブームが去ってしまうと元の木阿弥で、譲渡されたり廃止されてしまう。
今は跡形もないゲレンデが目立つ中で、この辺りでは岩原のゴンドラがそうです。

越後中里だって運営者が変わってしまったのに、この八海山は生き残りました。
コクドの経営を引き継いだプリンスホテルが、依然として経営しているのです。

これは何か理由があるのに違いないと思いますが、一番は観光資源でしょう。
越後三山只見国定公園のなかにある八海山ですから、冬のスキーだけじゃない。

ロープウェイから山麓を眺める

秋になれば、山々が染まる紅葉は息をのむ美しさで、名所になっているのです。
ロープウェイに架け替えられたのも、観光で集客が必要だったのかもしれない。

山頂駅まで約五分間のスピードもあって、美しい景色を楽しむことができます。
自分も乗りましたが、展望台からは三百六十度パノラマの景色を見渡せました。

というわけで、あの頃は、スキーブームの余韻が残っていて、活気もありました。
越後湯沢周辺のスキー場からは、ちょっと遠い立地でしたが、越後三山の八海山という観光資源のネームバリューも大きくて、ゲレンデとしてはいいのかも知れませんが、今の年齢を考えてしまうと、紅葉の季節に訪ねてみるのも乙なものだと、つい本音がでてしまうのでした。


おまけ:
平成7年のゲレンデガイド
クリックで拡大してご覧ください


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2017年1月19日木曜日

スマホでネットしているからビジネス社会でも通用すると思う奴は、人生出直す必要があるんじゃないのかな - インテル社アトムCPU(N330)

MSI社のWindBoard330(主基板)

最近の新入社員の中に、パソコンを使えない社員が混じっているって、読みました。
ネットのダイヤモンドオンラインで記事を見つけたのですが、そんな時代かも知れない。

世の中に、学生時代を通じてスマホだけで用を足してきた新世代社会人が現れた。
そういう人種が職場に進出してきた話ですが、キーボードでタイプできないのでしょう。

入力ならスマホの方が速くて、キーボードは基本的に打てない新入社員がいるのだ。
こんな現実が当たり前になり、学生時代、ワードもエクセルも使わなかったのかなー。

会社に入れば、業務がパソコンをベースに仕組まれているから、使えないと即死です。
営業報告や情報閲覧、各種申請など、キーボードでタイプしないと仕事が回らない。

そうなると、業務メールをGメールに飛ばし、スマホのフリック入力だけが頼りなのか。
だけど、社内のメール情報が一度社外に飛び出るのは、会社の機密に関わります。

だから、それでは困るという会社も出てくるらしくて、こんな社会人はお払い箱になる。
自分は未だガラケーですが、タブレットは四台もあるので、一応フリック入力はOK。

一方、ブログ原稿はキーボードから打つので、やはり、デスクトップPCが大事なのです。
それで、スマホでラインやツイッターで遊んで卒業する大学生は、幼稚園児レベルかも。

そういう子たちも、スキーやスノボをやったりするのだろうが、ブログなんかしないよな。
だから、このブログランキングに登場する常連さんは、結構、年齢が高そうと思います。

   
まあ、原稿はタイプしなければ、まともな文章にならないと、勝手に想像するんだよね。
もし、フリック入力で書くブロガーさんがいたら、是非、コメントで宣誓していただきたい。

ところで、自宅PCは趣味で自作しながら、部品を使い回すので増えてしまいました。
ラップトップの二台にしても、メモリーを増設して新しいウインドウズに対応しています。

それで、デスクトップは六台になってしまったものの、パーツがお古過ぎて動きが悪い。
特に、インテル社が八年前に発表した、アトムというCPUを搭載したPCがそうです。

OSはウインドウズ7ですが、ユーチューブの動画もカクカクして音が途切れ出しました。
挙句の果てに再生自体ができなくなる時もあって、これほど非力では役に立ちません。

最低限、動画やラジコのネット番組放送を聞きながら、ブログ原稿もタイプしてみたい。
ただ、このアトムというCPUは、携帯情報端末 (PDA)向けの低消費電力タイプです。

8Wくらいですから、従来のデスクトップが数十ワットもあったのに比べ、かなり省エネ。
このため、長時間の稼動を目的としたサーバーにも、デスクトップで使われて来ました。

まあ、330なるタイプで作ったPCは、2コア、4スレッドなのでそれなりに期待しました。
でも、ウインドウズSP1等、アップデートが頻繁にインストールされるようになりました。

これで、次第に動きが重くなったと思いつつ、ならばオーバークロックしかありません。
つまり、仕様で書かれてあるCPUの動作周波数を、無理やり上げてしまうことです。

アトム330は1.6Ghzで動作しますが、これをSetFSBのソフトを使って改変します。
ネットから自由にダウンロードできて、2.0Ghzまでクロックアップした人もいるくらい。

クロックジェネレーター周辺部
SetFSBの設定画面
ダウンロードはここから

ただ、マザーボードのクロックジェネレーターという、IC型番を把握せねばなりません。
すぐそばには、クリスタル発信器が、銀色をした小さな小判型で付随しているのです。

これが特定できたら、ICに刻印された型番を読み取り、ソフトのリストに合致させます。
続いて、FSBの周波数をソフトに読み取らせ(Get FSB)、OKならクロックアップ。

周波数を上げるバーをスライドしてアップさせますが、先ずは5%アップが無難でしょう。
自分は、1.68MHzまで引き上げましたが、動作が軽くなって動画もサクサクでした。

というわけで、これでアトムN330搭載のPCも、実用レベルで復活して大満足です。
ブログ原稿も、PCで音楽聴いたり、ラジオ番組を聞きながら、タイプできるようになりましたし、自作PCばかりでいつ壊れるかわからないための予備機としても活用できるという一挙両得の目的も兼ね備えて、お古でも使い続けようと思う自分がいるのでした。


おまけ(参考):
①MSIのWindBoard330は、RTM876-665のIC型番でした。
 クロックアップのステップ刻みが多いので、クロックアップしやすいと思います。

②その他:エーサー Aspire ONE (NetBook) 型式:AO531hのクロックジェネレータ-
CPU : Intel Atom / Diamondville (こちらはN270)
North Bridge : Intel 945GMS(マザボのチップセットは同じタイプ)
KBC(Embeded Controller) : Winbond WPCE775L (SLG8SP513VTR, ICS9LPRS365BKLFT)
Clock Generator : SLG8SP513 (SLG8SP513VTR ,ICS9LPRS365BKLFT),(CK505)
※リストから探してみてね。ただ、ステップが少なくて、いきなり2Ghzへクロックアップ。
 なのでちょっと危険かもしれません。(自分は怖くてやっておりません)



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2017年1月16日月曜日

やっぱり、赤倉は積雪がリッチだってことを、暖冬の年末スキーで思い知らされました - 赤倉観光リゾートスキー場(新潟県・妙高市)

平成28年12月28日滑走

四半世紀ぶりに滑ることができましたが、今回は、宿泊地の上越市から出発です。
昨年末のスキー旅行では、暖冬で滑られるスキー場が限られたので用心しました。

わざわざ、奥只見丸山スキー場の大湯温泉から移動を考えたほど、暖かい冬です。
それでも、赤倉エリアは標高もあるので、シーズン初めでも、積雪が豊富なんだな。

それに、ここから隣りの妙高市にある赤倉エリアへは、高速道路で直結しています。
高田の手軽なビジネスホテルに宿泊しておけば、簡単にゲレンデへ直行できますわ。

なので、滑りに行ったのですが、前日に訪れた関温泉のゲレンデは、雨模様でした。
ここは積雪が豊富で有名なゲレンデですが、雨に濡れてまで滑るという根性もない。

なので、スキーに来て、丸一日を宿泊先への移動にしてしまったという、最悪な旅。
ところで、前回の赤倉は、昔語りの平成四年の春スキーで志賀高原も滑りました。

週末の前後に有給休暇を取って三泊四日という、勤め人にしては我がまま放題。
なぜ、四月になってまで遠征したのか、ゲレンデが空いて思い切り滑られるからです。

あの頃は、スキーブームの残り火みたいに、リフト待ちのあるほど混雑しております。
だから、四月になれば入社式も入学式もあるような時期では、新年度の春ですよ。

だから、はばかれるような休みを取得してまで出かけたのですが、期待以上でした。
ほとんど、誰も滑っておらず、特に赤倉のゲレンデは滑っている人を探すのが難しい。

ゲレンデマップ
グーグルドライブはこちらから

そんなことを思い出しつつ、いざ赤倉に到着すると、駐車場がなかなか見つからない。
前回は春スキーなので、駐車場は地肌ものぞいてガラガラで、すぐに見付けました。

ところが、今回は、湿った雪がさんさんと降り注ぐ中を、細い道に入ってまで探します。
どうも、赤倉温泉街はどの駐車場も満車みたいで、ぐるぐる走り回っておりました。

しまいには、坂の途中で切り返しで登り上がろうとしたら、タイヤが空転する始末。
通りすがりの地元ドライバーが、親切に脱出を手助けしてくれて、事なきを得ました。

結局、赤倉観光の駐車場に入ったのですが、周辺の駐車場は分かりにくいの一言。
しかも、急な登り道も多いので、フルシーズンでは雪道に気をつけないといけません。

まあ、そんなことを反省しつつ、ここは赤倉観光側のゲレンデで滑ることになりました。
駐車場からゴンドラ乗場までは、目と鼻の先で温泉側の駐車場よりは、便利です。

一方、午前十時近くに到着しても滑っている人が少なくて、午前券で十分と判断。
こうして、午前券の残り三時間で、ゴンドラも含めて十数回は乗ったんじゃないのか。
  
   
ゲレンデもゴンドラ・クアッドを主体とした索道で、機動力の高いレイアウトなのです。
このため、リフト待ちはゴンドラぐらいで、それでも七八分で乗れてしまうという閑散さ。

乗り場までの階段を、ゆっくり上がりながら乗り込む感じで、待っている気もしません。
正月のスキー旅行シーズンなのに、これは、スキー人口の絶対数が減っているのか。

天下の赤倉でこうですから、これでは、スキー場の経営も厳しいものがあるでしょう。
というわけで、そんなことを思わざるを得ない、赤倉ゲレンデの再訪になったのでした。

今、改めてコースマップを眺めていたのですが、赤倉観光のゲレンデの方が、中級コースのバリエーションが多い感じもしますので、ある程度、滑走経験のある方にはお勧めなのでして、他方、ご家族連れには初級コースの多い赤倉温泉ゲレンデをお勧めするよして、間違っても全山共通券で元を取ろうとなんて思ってはいけないと思うのでした。


おまけ:こんな投稿もしております。

百名山の妙高山に赤倉温泉だから、ゲレンデも全国区になっていると感じた - 赤倉スキー場(赤倉温泉スキー場)(新潟県)

春スキーシーズンにもう一度、まとめて滑ってみた - ジャイアント・蓮池・丸池・西館山スキー場(志賀高原)(長野県)

そうは問屋がおろさない冬季通行止めの解除は、五月下旬からだよ - 関温泉スキー場(新潟県)


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